僕はオタクですが、グッズに興味がなく、イベントにも行きません。
それでもオタク趣味には結構お金がかかります。
ただアニメを見て感想をネットに書くだけならローコストなんですが、どうしても原作が気になってしまうんですよね……
最近は特に、電子書籍サービス充実のおかげで保管場所を気にすることなく簡単に買えてしまうので、ついついポチってしまいます。

オタク趣味の原資を捻出するには、生活費を節約するしかありません。
僕は毎月3万円以内に生活費を抑えるよう、心がけています。

今回は、僕の節約テクを紹介します。
こんなこと言ってるから非モテキモオタクなんだよ……と思っていただければ本望です。
 

時間つぶしにお金を使わない

「次の用事まで1時間くらい空くから、喫茶店でも入るか」

こういう時間をつぶすこと自体が目的の出費は、絶対にしません

時間をつぶすという行為自体が時間の浪費なのに、そのためにさらにお金を支払うなんて、時間もお金も有り余っている天上人の贅沢です。 
低級地方公務員が真似するなんて、おこがましいにもほどがあります。

単に時間をつぶすだけなら、スマートフォンを眺めていればいいのです。
僕は時間つぶしのために通信料を払うのすら嫌なので、Kindleで本を読みます。片手でも操作できるので、立ったままでも読めます。


間食しない

小腹が空いたときは、空かせたまま放置します。
この記事を書いている現在(16:30)も、体がおやつを求めていますが、水を飲んで抑えています。

どうしても我慢できないときは、大袋の安売りお菓子を一つ頂く程度に、極力安価に済ませます。
コンビニに買いに行くのは絶対禁止です。

スイーツを一切食べないわけではありません。
スイーツを食べるときは、間食ではなく、3食の一つとして本気で頂きます。

時短のために出費するときはよく考える

普通列車ではなく特急を利用する場合のように、追加料金を払って所用時間を短縮するとき、「時間を金で買う」と言い回しをよく使います。
僕の場合は少し異なり、「金で時間のグレードを上げる」と考えます。

例えば、普通列車だと4時間かかる旅程が、特急だと2時間に短縮される場合。
「時間を金で買う」というと、短縮された2時間が無から創造されたかのように思われます。
 
しかし実際には、「普通列車に揺られている2時間」が、「自由な2時間」という、より使い勝手が良く価値ある時間に変化しているだけです。2時間という時間自体は、もともと持っています。

このように、追加料金を払うことで時間の使い勝手が良くなることから、僕は「グレードアップ」だと考えています。

どういう場合はグレードアップするのか

追加料金を払うか否かの判断は、「グレードアップによる価値上昇分」と「追加料金」を比較して決めます。
比較の結果、価値上昇分の方が大きければ、追加料金を払って時短します。

再び、普通列車だと4時間かかる旅程が、特急だと2時間に短縮される場合を考えます。
(追加条件)
・普通列車の運賃は1,000円
・特急の運賃は2,000円
・普通列車でも特急でも、全区間座っていられる
・移動中はずっと一人

この条件下だと、「乗車タイム」はさほど苦痛ではありません。
座っていられるうえに一人なので、かなり自由に過ごせます。
読書してもいいし、ブログの下書きを作ってもいいし、寝ていてもいいのです。
そのため、「乗車タイム」の価値は、自由時間の50%と想定します。

続いて、時間の価値を金額に置き換えて、運賃と比較します。
乗車タイムの金銭価値をVとすると、自由時間の価値はその2倍、つまり2Vです。

普通列車の場合→V×4時間=4V
特急列車の場合→V×2時間+2V×2時間=6V

計算の結果、特急列車を使うと、4時間の価値が1.5倍になることがわかりました。
一方の運賃は、特急を使うことで1,000円から2,000円へと倍増します。

50%の価値上昇のために、100%のコスト増は、割に合いません。
そのため、特急は使わず、普通列車を使います。


地方公務員という立場上、地域にお金を落としてナンボのような気もするのですが……オタクと地方公務員というペルソナどうしの相克というやつですね。