僕はコンテンツを楽しむタイプのオタクであると同時に、ガジェットオタクの類でもあります。
そのため、お金はどれだけあっても足りません。
最近はこれが欲しくてたまらないのですが……手取り1ヶ月分に相当するので、流石に躊躇してしまいます。
地方公務員として働く以上、たとえ仕事で好業績を残したとしても、給料は増えません。
そのため、お金はどれだけあっても足りません。
最近はこれが欲しくてたまらないのですが……手取り1ヶ月分に相当するので、流石に躊躇してしまいます。
地方公務員として働く以上、たとえ仕事で好業績を残したとしても、給料は増えません。
残業代で稼ぐという方法もあるにはありますが、公務員の残業は「上長から命令されたもの」「しなければいけないもの」であって、お金のために自発的に仕事を作って残業するのは、道理に合わないと思います。
加えて、残業代にも上限があります。予算で確保されている額以上は、どれだけ働いても残業代は出ません。
加えて、残業代にも上限があります。予算で確保されている額以上は、どれだけ働いても残業代は出ません。
給与収入を増やすのが困難である以上、趣味用の原資を捻出するためには、給与以外の収入源を見つけるかありません。
厳しい副業禁止規定
地方公務員法の規定により、公務員は副業禁止です。
新たに副業を始めることは勿論できませんし、なんらかの事業を相続等で引き受けることもできません。
友人が務める自治体には、秋になると松茸を配って回る職員がいるとのこと。
父親から松茸が取れる山を相続したのですが、副業禁止規定のせいで松茸を農協に卸すことができず、自家消費するしかないためです。
全部売れたら公務員の年収をはるかに超えるそうなのですが……お気の毒です。
自分の先輩も、父親が急逝して、父親が社長を務めていた不動産管理会社を継がなくてはいけなくなり、退職しました。
公務員という立場では、会社の経営に関与できないからです。
グレーゾーンの取り扱い
地方公務員法
(営利企業等の従事制限)第三八条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
地方公務員法の規定を見る限りでは、ブログの広告収入のように法的には問題ない収入源もありそうなのですが……法令解釈以前に、勤務自治体の人事部局に見つかった場合のリスクが問題になります。
人事部局としては、限りなく白に近いとしても、グレーゾーンは抱えたくありません。
徹底的に安全側をとるため、真っ白でない限りは、何らかのお咎めを下すことが多いようです。
そのため、給与以外の収入源を開拓しようとするなら、確実に問題ないものだけに限る方が無難でしょう。
給与収入以外の収入源
確実に安全な収入源は、謝礼金、賞金、ギャンブル、資産の運用益です。
謝礼金
ボランティアの謝礼であれば、もらっても問題ありません。
僕も地域スポーツのお手伝いをしていて、交通費という名目で年間5,000円貰っています。
時給に換算すると200円くらいなので、収入として見ると全然割りに合いません。
好きでやっているので、お金はどうでもいいんです。合法的に小・中学生と触れ合えることが大事。
賞金
埼玉県庁に勤めていた公務員ランナー川内さんのような方の場合です。
あそこまで素晴らしい実績を残している方はほとんどいないと思いますが、テニスやバイクレース、ビーチバレーの地方大会で優勝して賞金を獲得している職員なら、僕の身の回りにもいます。
あとは文芸関係のコンクールですね。写真や俳句、イラストなど、探すと結構見つかります。
ギャンブル
自称プロの職員は結構いますが、儲かっているのかどうかは知りません。
馬主をやっている職員もちらほらいます。「とにかく夢がある」とのこと。
資産運用
まともな収入源たりうるのは、これしかないと思われます。
田舎だと、土地を運用している方も結構います。
僕の職場にも、所有する空き地の上にドラッグストアを誘致させた先輩がいて、毎月50万円ほどの地代収入があるらしいです。
ただ、土地を運用するとなると、元手がかなり必要なんですよね……相続で入手する以外、難しいと思われます。
結局のところ、現実的な選択肢は、金融資産の運用くらいでしょう。
多くの公務員ブログで金融資産の運用に触れているのも、このためと思われます。
そのほかの収入源(グレーゾーン含む)
中古品の売買など、あくまでも日常生活の一環のように振る舞えば、副業とみなされずに収入を作れます。
クレーンゲームの景品をメルカリで売っている公務員友人いわく、「程度をわきまえることが大切」とのこと。
収入額自体は相当なものですが、あくまでも不要になったものを販売しているだけで、偶然レア物だったから高値がついただけと言い訳できるよう、種類も数量もかなり絞っているようです。
ブログの広告収入は……諸説あるようです。
現金ではなくポイントでもらえば問題ない説もあれば、ポイントでもらっていても法令違反と捉えられ、自己都合退職を迫られたという話も聞きました。
何らかのビジネスに触れることで、人間的には絶対に大きく成長できます。
だから少しくらい副業を解禁してもいいと思うんですけどね……本業との境界線をどこに引くのかが大変難しいので、決断がつかないのでしょうね。