順延後の国家公務員試験の日程が発表されました。
まさか地方上級よりも後になるとは……


 

 


国家公務員が本命の方は、試験勉強期間が長くなって大変なことと思います。
しかも「事前面談会」という新要素もあって勉強時間が相当奪われるようで、ますますお気の毒です。
総合職事前面談会ガイド2020(PDFで開きます)

これ事実上の官庁訪問でしょ……ここで大方選考しておいて、官庁訪問本番は意思確認だけのやつでしょ……それに「土日は拘束しない」ってわざわざ書いてあるのも怪しいです。例年通り「有志の交流会」みたいな別名目で地上試験日を拘束するのでは……

 

国家総合職と地方上級の併願は事実上困難では?

公表日程をもとに、内々定までのスケジュールを作ってみました。 
青色部分は僕の予想です。例年のケースをもとに僕が勝手に想像しているものです。公式情報ではありません。
試験日程.001

地方上級は例年通りのスケジュールを入れてあります。
国家公務員のほうは、総合職も一般職も想像です。
どの省庁も、総合職採用を固めない限り、一般職採用のボーダーラインを決められないと思われます。
そのため何より一般職採用の開始前に、例年よりもハイペースで総合職採用を完了させるでしょう。
官庁訪問期間がもっと短くなって、内々定時期がもっと早まることも考えられます。


僕の予想では、国家総合職の官庁訪問・2次試験と地方上級(県庁・大きい市役所)の面接期間が思い切り重複します。
つまり、国家総合職・地方上級の両方とも筆記通過したとしても、面接日が被ってしまうせいで、どちらかを切り捨てざるを得ないケースが大いに発生しうるのです。
事実上、持ち駒が一つ減るのと同じです。

都庁や特別区だとお決まりの事例なのですが、今年は地方上級でも発生するのです。

どっちを取るか?で志望順位を推定する


官庁訪問にしても地方自治体の採用面接にしても、受験者側の都合で日程を変えてもらうことは基本的に不可能です。
特に官庁訪問は、指定日に素直に応じるかどうかも重要な選考要素です。ここで志望度を測ります。
実態はどうであれ、日程変更を申し出た瞬間に「うちの省庁以外が第一志望だな、そっちの官庁を訪問するんだな」と評価されるでしょう。

そのため、変更を打診すること自体、やめておいたほうが無難です。

地方自治体なら変更に応じてくれるかもしれません。
ただ、もともと面接日として用意されている日が少ないです。
1日で全員分こなしてしまうところもあるでしょう。
そのため、地方上級の面接日も、基本的には変えられないと思ったほうが無難です。

あらかじめ順位を決めておくしかない?

最も影響が大きいのは、国家総合職が第一志望の方でしょう。滑り止め候補が一つ減るのです。
中でも、国家公務員(総合職)なら何でもいいわけではなく、第一志望の省庁以外は興味無しという方にとっては、持ち駒の減少は痛いところと思われます。

後悔しないために、今のうちから しっかり優先順位を考えておいて、シミュレーションしておくことを強くおすすめします。
選考本番が近づくにつれて、どんどんプレッシャーが強まっていき、冷静な判断ができなくなります。

志望順の円.001

国家総合職志望者を図示してみました。
どんな方も①〜⑤のいずれかにあてはまるでしょう。

自分がどこにいるのか、今のうちに冷静に考えておくと良いと思います。
そして、第一希望の選択肢が断たれたときにどうするのかも、合わせて考えてみてください。
僕のリアル知人たちを見る限りでは、場の雰囲気に流されて志望順位の低い省庁に総合職入庁してしまうパターンが一番つらそうです。