勤務中、投資関係の営業電話がかかってくることがあります。
どこからか名簿を入手しているのか、たいてい名指しです。
管理職あてであることが多いですが、僕のような平職員にも時々かかってきます。

おすすめされる商品は、時代によって変わります。
僕が入庁したばかりの頃は、投資信託や積立式の損害保険が多かったのですが、最近は不動産投資一択です。
特に東京・名古屋・大阪にマンションを買いませんか?というお誘いばかりです。

先週初めに、僕のところにも、「トラスト」という会社から大阪のマンションを買わないかという電話がありました。

三大都市圏のマンション投資。5年くらい前だったら儲かったのかもしれませんが、今からだと時機を逃している気がしますね……

なかなか切らせてもらえない


こういう電話に対しては「興味がない」と即時断るのがセオリーです。
しかし、相手方も学習してきているようで、最近は「興味がない」と回答した相手用に「今から投資を始めないと将来的に大損する」と不安を煽るテンプレートを準備しているようで、果敢に説得を試みてきます。
説得が始まると、切りにくいんですよね。
暇なときであれば、営業トークを学ぶ機会だと思って聞いていることもできるのですが、忙しいときだとイライラが募ります。

電話だけでなく、職場に直接営業さんが現れることもあります。
昼休みや定時後に、保険のおばちゃんに交じって、リスク商品を勧めに来るんですよね。

電話ならこちらから一方的に切ってしまうことも可能ですが、実際にオフィスに来られると、なかなか追い払えません。さらに困ります。

僕は小心者なので、電話であっても頭ごなしに拒絶できません。
そのため、相手がドン引きして引き下がってくれるような断り文句を日々考えています。


実践して役立った断り文句


「宵越しの銭は持たない主義なので」

投資に回すお金なんて一銭もありませんよというメッセージを熱っぽく伝えれば、引いていきます。

ただ、相手も熱い人だと、説教されます。

「そんな場当たり的な人生でいいのか」と。

おっしゃる通り、よくありません。

一度言い負かされてしまって以降、この作戦は封印しました。

「全部〇〇(地元大手の証券会社)にお世話になってるので」

相手方としても、地元大手のお客さんを横から奪うようなことをしたら、この地域で生きていけなくなってしまいます。
こう返せば、一方的に営業されることは無くなります。ただ代わりに、地元大手の戦略を引き出そうと、質問責めに遭ってしまいます。
適当に話を捏造してしまえばいいのですが、けっこう疲れるので、この方法もあんまり使いません。


「コモディティしか興味ないので」

今のところ一番効果的なのが、この返答です。
既にどっぷり投資していて、ハイリスク資産にしか興味がないことを伝える作戦です。

営業側としては、我々のことを「リスク回避型」だと想定しています。そのため、リスクが低いことを売り込む文句はたくさん用意していても、もっとリスクを取りたいのだが?という問答は想定していません。
相手が黙ったところで、間髪入れずに「忙しいので失礼します」と会話を切りましょう。

実際には、コモディティは触ったことがありません。怖すぎます。