今年も梅雨入りしましたね。
観光系の部局としては、7月からの夏休みイベントに向けてひたすら仕込みが続く時期です。
だから地味に忙しいんですよね……

7月から9月の三連休にかけて、地方公務員であれば、部署に関係なくイベントごとのヘルプに駆り出されることも多いかと思います。

イベント対応業務では、写真撮影が欠かせません。
しかも、「このイベントは成功だ」と誰もが見て確信できる、賑わい風景でなければいけません。

今回は、広報用の写真を撮りまくる中で見つけた豆知識をお送りします。

俯瞰アングルから撮ると混雑感が出る

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とある街の風景を撮った2枚の写真。
たいていの人にとって賑わっているように見えるのは、後者です。
理由は単純で、写真内に写っている人間の数が多いからです。

1枚目は僕の目線の高さで撮影したものです。
一方2枚目は、思い切り腕を伸ばして、上から撮影しました。

上から撮影することで、人間と人間の重なりが減り、奥のほうの人間も写るようになります。

図でも見てみましょう。

スライド1
スライド2


拙い図ですいません。
フィギュアでも持っていれば実際に作例作れるのですが、生憎実家暮らしオタクなのでグッズの類は一切持ってないんです……


さらに、上から撮ると顔面が写りにくくなるので、肖像権侵害リスクも軽減できます。

がんばって手を伸ばし、角度をいろいろ調整して、人の頭がなるべくたくさん写るアングルを試してみるとよいでしょう。

本題は以上。試してみてください。

下から撮ると……


ちなみに下から撮ると、一人の人間が大きく写り、表情がよく見えるようになります。
笑顔の顔面を大きく写すと同時に、手元に何かを持たせるような、地方新聞ではよく使われるアングルなのですが……撮るのが難しいです。
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イメージはこんな感じ。

そもそも、心理的に撮影しづらいアングルでもあります。
きちんと撮影OKを貰ってからでないと、ただの変態です。