キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

地方公務員の人生満足度アップを目指しています。地方公務員志望者向けの記事は、カテゴリ「公務員になるまで」にまとめています。

カテゴリ: 公務員になるまで

公務員への内定を獲得された皆様、おめでとうございます。
長く不毛な試験勉強に耐えきり、今は自由を満喫していることと思います。
しっかりエンジョイしてください(羨望)

ただ、全く準備をせずに役人生活スタートを迎えてしまうと、落とし穴に嵌ってしまうかもしれません。
暇すぎて狂いそうなときなんかに今回まとめた記事を読んでみて、心の準備だけでもやったほうが無難かと思います。


時間の使い方

お金の勉強だけは本気でおすすめします。
1月試験でFP3級受験して、参考書はメルカリで売りましょう。


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仕事道具の準備

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入庁前の予備知識

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部屋を掃除していたら、大学のシラバスが出てきました。
シラバスだけ読んでいると、どの講義も面白そうに見えますよね。
実際に受講すると結局寝ちゃうんですけど……

僕は真面目系クズなので講義の内容は殆ど覚えていませんが、中には今の生活に役立っているものもあります。

精神医学

僕が通っていた大学には、文系向けの教養科目として「精神医学」がありました。
多分、社会に出た後の心労を慮って、のことでしょうか。
内容はいたって簡単で、入門書レベルではありましたが、スタンダードな知識に触れられる良い機会でした。
特に認知行動療法の存在を知れたのが一番の収穫でした。

体育

小中高と田舎公立校だった僕にとって、根性論でもレクリエーションでもない、アカデミックな裏付けのあるスポーツの指導を受けたのは、大学の体育の授業が初めてでした。
スポーツ全般に苦手意識があった自分が、自発的に運動に取り組むようになったきっかけがここです。

役所実務に役立つ講義は……

先に挙げたどちらの講義も、役所実務とは全然関係ありません。
「地方公務員生活に役立っている」というよりは、生活全般に役立っていると言うほうが正確でしょう。

正直、大学の講義が役所実務に役立っているという実感は全くありません。
財政学みたいな役所っぽい講義も受講していたはずなのですが、実務には全然役立っていません。

公務員になるには、そこそこの難易度である筆記試験を突破しなければいけません。
そのため、民間就職する人よりも高い学識を備えていると推測されるところですが、実際には全然活かされていない。
採用と実務のミスマッチじゃないかと、思わないこともありません。

法学部の講義だと実務にも役立つのでしょうか……?

前回記事では、
  • 就職してしまうと余暇時間が著しく制約される
  • 地方公務員の場合、立場的にできなくなることがある
という前提に立ち、自由な大学生のうちにやっておくべき事柄を列記しました。

今回はその続き、いわばダークサイドです。

前回記事: 現役県庁職員が日々悔やんでいる「学生時代にやっておくべきだったこと」とは?


就職したらオタク趣味に費やすエネルギーがどんどん失われていき、いつの間にか単に気持ち悪い外見をした無趣味な人間に堕していた……という話は実際よくあります。
仕事をしながらがっつりオタクしている人は本当に尊敬します。

聖地巡礼

旅行と同じじゃないかと言われそうですが、

僕の場合、聖地巡礼の目的は、作中で描かれる感情や言動が一体どういう環境下で生じたのかを体験することです。
単に作中に出てきた場所や名物を味わいたいだけでなく、土地の雰囲気を感じたいのです。

そのためには地域の日常を体験する必要があります。
住民と同じように寝て起きて通学通勤して買い物して……等々、やることはたくさんあります。

これには時間がかかります。できれば2泊3日欲しい。
しかも平日も絡めないといけません。
就職してしまうとなかなか時間が取れません。年1回できれば上出来なくらいです。

長編シリーズの履修

実は僕、スターウォーズを一作も見たことがありません。
これがオタクする上で相当なハンデになっています。
同作絡みのパロディや伏線が全くわからないのです。

単発作品なら就職してからでも視聴できるものの、長期の休みが取れないせいで、スターウォーズみたいなシリーズ作品は手出しができずにいます。

最近の作品は最新作だけ見ても面白いように配慮して作られているものも多いですが、過去作全部見ていると別格です。
今だとアベンジャーズ作品あたりでしょうか?
少しでも興味があるのなら、学生のうちに全部見ておくことを強くおすすめします。

難解な作品を味わう(特にPCゲーム)

地方公務員として就職すると、作品を堪能するための基礎能力(鑑賞力)がどんどん劣化していきます。

審美眼や抽象的思考力、想像力等々の鑑賞力は、いずれも地方公務員稼業には不要です。
むしろ邪魔でしょう。
こういった能力があると仕事中の自分の言動に違和感を覚え、かえって仕事に差し支えます。

鑑賞力が低下していくと、難解な作品を理解できなくなります。

表現の機微を味わえなかったり。
伏線に気づかないどころか、種明かしをされても関連性が理解できなかったり。
作品のテーマそのものが何言っているのか理解できなかったり。

コミックマーケットに参加

独身若手地方公務員にとって、コミケの開催時期は、夏冬ともに休みにくいです。
夏はお盆、冬は年末と、家庭を持つ中堅公務員に休みを譲らないといけません。
その代わりに、独身若手が出勤せざるを得ないのです。

公務員への内定をゲットした皆様、おめでとうございます。
この時期、ツイッターなんかで大学4年生の様子を見ていると本当に羨ましくなります。
特段不安のない自由な時間。字面だけでも素敵です。

僕の場合、訳あって卒業単位数が足りていなかったので、大学4年下半期も毎日大学に通って必死に講義を受けていました。
そのため、自由の歓びを知らないまま、労働に囚われてしまいました。

就職してからというもの、この時期になると「ああしたかった」「こうしたかった」という後悔が次々浮かんできます。

休めるようで休めない若手地方公務員

本題に入る前に、若手公務員の余暇形態の特徴を整理します。
「人生の夏休み」とも言われる大学時代と比べると、地方公務員の生活は制約だらけです。

長期の休み(4日以上)が取りづらくなる

ゴールデンウィークと年末年始以外だと、長い休みはなかなか取得できません。
そのため、長期間にわたる娯楽や、数日間の休養が必要なハードワークは、就職してしまうとなかなか実行できなくなります。

休暇予定は易々と潰される

前々から休暇を申請していたとしても、突発的な仕事が発生したら出勤を命じられます。
「友人の結婚式」くらいの重要イベントでも仕事優先です。
どこの部署でもよくあるのは議員関係とマスコミ対応。あとは部署ごとに色々あります。

身分上の縛りができる

たとえ休日であっても、地方公務員という身分から解放されるわけではありません。
「副業禁止」などの規則は常につきまといますし、ボランティア団体やNPOによっては公務員を排除しているところも結構あります。
とにかく自由な大学生の頃と比べると、かなり行動が制約されます。


僕がやりたかったこと(陽キャ編)

遠方への旅行

定番中の定番ですが、一番後悔しているのはこれ。
3日以上の休みが取りづらくなるので、旅行するとしても1泊2日がメインになります。
そのため、移動だけで半日以上かかるような場所へはなかなか行けません。
道央〜道東を旅したかった……

怪しい単発バイト

ブログでおおっぴらに公表するのが憚られる怪しいバイトを、もっとやっておくべきたったと後悔しています。
怪しいバイトをこなした数だけ、会話のネタが増えます。

未経験のスポーツや楽器

新しく始める楽器やスポーツは、最初にがっつり基礎を身につけられるかどうかで、後々の上達具合が変わってくると思います。
一旦就職してしまうと、がっつり練習できるのは土日の二日間のみ、次の練習まで5日間も空いてしまいます。

特に初心者のうちは、5日間ブランクがあると未経験者並みに腕が衰えてしまうもの。
自由に時間が使えるうちにがっつり練習してある程度上達しておかないと、習得効率がガクッと落ちてしまいます。

陰キャ編も書きました。こちらからどうぞ。

その他(同期職員から聞いたこと) 

自治体主催ではないボランティア・勉強会

有志でやっている活動に地方公務員が参加すると、主催側に「役所お墨付きだ」という誤解(あるいは意図的にそう解釈)を与えてしまい、トラブルになるケースがよくあります。

そのため、興味があっても近寄らないのが基本です。
参加するなら学生のうちしかできません。

博物館・美術館巡り

公務員は基本的に土日休みなので、どこに行くにしても混雑を避けられません。
学生のうちは学割が効く上、平日に行けます。

奇抜なファッション

公務員は無難な格好を求められます。
特に男性の場合、髪染めNG、長髪NG、装飾具一切NGという役所も少なくないようです。
ファッションで自己表現したいのであれば、学生のうちに心ゆくまでやっておいたほうがいいでしょう。

遅ればせながら『FACTFULNESS』を読みました。



データをしっかり見ることの重要性を説いた本書。面白かったです。
僕もデータに基づいた推論をやってみたくなりました。
最近役所内でまことしやかに囁かれている噂を検証してみます。

地元国公立大学の県庁離れ?

僕の勤める県庁では、ここ数年、新規採用職員に占める地元国立大学卒の割合が漸減している説で盛り上がっています。
飲み会でも一番ホットな話題です。
これを公表資料の範囲で定量的に調べてみました。

※実際の数字を書いてしまうと勤務先がバレるので隠します。

今回使った資料は以下のとおり。
 
地元大学(近隣県含む)の進路実績
ホームページに掲載されている進路実績データと、各校で開講している公務員講座の募集要項に載っていた合格実績を使いました。

地元資格予備校(近隣県含む)の進路実績
各校で配っていた公務員講座の募集要項を使いました。

各種SNS
新規採用職員の名前をググってSNSアカウントを探しました。
フェイスブックとEightが特に使えました。

県庁離れの傾向顕著、市町村と国に二極化

地元国立大学の県庁離れは、ホームページを見たらすぐわかりました。
県庁への就職人数が年々減少しています。
 
ただ、公務員試験の合格者総数は減っていません。
ここ3年くらい全体採用数が減少傾向であるにもかかわらず、です。

つまり、地元国立大学では、「公務員離れ」ではなく「県庁離れ」が進んでいるようです。

一方、市町村職員と国家公務員の合格者数は増えていました。
特に国家の増加幅が大きく、総合職・一般職ともに増加。

僕の学生時代の感覚では、地元国立大学からの国家総合職はあり得ないと思っていたのですが、どうやら時代が変わったようです。

その他(国税、裁判所など)は横ばいでした。

地元私立大学の躍進

県庁合格者の減少分を補っているのは、一体どこなのか。

可能性として考えれらるのは以下3つ。
  1. 地元国立大学以外の地元大学
  2. Uターン者
  3. 新卒者以外

①に関しては事例を見つけました。地元の私立大学です。
ホームページの進路実績を見ると、県庁が大幅増加しています。
 
偏差値的には地元国立よりも大幅に劣る(併願先にすらならない)にもかかわらず、大学側がしっかりサポートすることで合格実績を伸ばしているようです。

大学主催の公務員講座募集要項によると、現役職員(もちろん同大学OBOG)との交流会なんかも開催していました。
合理的に複数人にOB訪問できる良い取組だと思います。

②③はよくわかりません。
地元資格予備校の資料だと、合格者数に大きな変化はありません。
Uターン者が激増しているのであれば、合格者数が落ち込むはずなので、②はあまり関係ないと思われます。


地元の雄である国立大学からの就業者数減少。
僕の勤める勤務先だけなのか、地方県庁全般に当てはまる傾向なのか。
気になるところです。

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