キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

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カテゴリ: 公務員の仕事道具

自治体のSNS活用といえば、情報発信の観点がとにかく注目されています。
SNSが情報発信ツールとして有用であることは間違いありません。
ただ、あまりにも情報発信にばかり関心が集まりすぎではないかと最近は思っています。

個人であれば、情報発信よりも情報収集目的でSNSを使うことのほうが多いはずです。
自治体も同じであり、もっと情報収集目的でもSNSを使えばいいのでは?

SNS上には、ここでしか得られない情報がたくさんあります。

良くも悪くも本音が出る

勇気がある方は、試しに首長の名前をTwitterで検索してみてください。
多分、罵詈雑言まみれの地獄が広がっていると思います。

これが住民の本心です。
役所がチェックしているとは思いもしないために、取り繕うことなく、自由に本音が書けます。

「つい感情的になって過激な発言をしてしまった、本心ではない」と事後的に弁解する方もいますが、「感情的になって過激な発言をする」という部分はまさにその方の本質です。
本質から繰り出された言葉は、本心以外の何物でもありません。

SNSは、自分の好きなタイミングで投稿できます。
熟慮と推敲を重ねた末の投稿かもしれませんし、激情の赴くままに書き殴った結果かもしれません。
いずれにしても「書きたい」という欲求に従った結果であり、本心の発露です。

今の世の中だと、SNSほど大人数の本心を覗けるツールは、ほかに無いと思います。

本心を知ることが業務に役立つかどうかは、わかりません。
下手にチェックすると精神を病みます。
聖杯の泥って多分こんな感じなのでしょうね……

ただ、役所と住民の情報格差、前提の違いを理解するという意味では確実に有用だと思います。
住民の激情には、その原因を読み解いていくと、とある情報を知らなかったために誤解していただけというパターンがよくあります。
SNSの投稿をチェックすることで、どういう種類の情報がうまく伝わっていないのかを突き止められるかもしれません。


注意が必要なのは、あくまでもアカウント所有者個人の本心であって、住民の総意・世間一般の本心ではない点です。
個人の憎悪にとらわれすぎて、それを集団のものと取り違えてはいけません。


「人」の情報を集められる

住民の本心を知るという目的では、匿名掲示板も有用です。
SNSとは利用者の層が異なるので、両方とも参照するのが良いでしょう。
 
SNSならでは真価は「人」の情報を得られるところです。

今や個人がバズを起こせる時代です。
ちょっとした口コミで商品がいきなり完売したり店に行列ができたり、逆に閉店に追い込まれたり……

誰のどんな発言が火種になるか、事前に予測するのは不可能です。
どこかの国のように検閲体制を敷くこともできません。
現状、役所レベルで実行可能な予防策は、意図的にバズを起こそうとしている方、つまりインフルエンサーを把握しておくことです。

インフルエンサーの方々と行政との関わりは、これからどんどん増えていくと思います。
良い意味でも悪い意味でも。
 
特に悪い意味、つまり行政を叩く目的でバズを起こされる場合は、インフルエンサーとの接触は唐突にやってくることになります。
有事に至ってから慌てるより、あらかじめ予習しておいたほうが安全です。
自分の勤める自治体内で活動している方の情報くらいは、定期的にチェックしておいたほうがいいと思います。

先述のとおり、SNSは本心が表れやすい媒体です。
特に最近のような緊急事態の下だと、インフルエンサーの個性がよく現れます。
僕の住む自治体でも
  • 飲食店のテイクアウト情報をまとめる
  • 自宅でできる娯楽を紹介する
  • オンラインツールを使って今まで通りの活動を続ける
など、楽しくてためになるコンテンツを提供している方がいる一方、
  • 行政をひたすら叩く
  • 感染症不安を煽って健康商材を買わせようとする
  • 感染者の個人情報をリサーチして発信する
など、攻撃性を顕にしている方もいます。

役所との親和性を調べるという意味では、今は絶好の機会です。
まずはTwitter検索でアカウントを見つけて非公開リストに入れて、日々の発言を見ていればいいと思います。

職場で支給されるデジタル機器が貧弱だと常々愚痴っている本ブログ。
僕の場合、職場にいる時間は1日の1/3以上で、デジタル機器を触っている時間はそのうちの2/3以上を占めます。
つまり、本意では無いにせよ、一日の2/9以上、約5.3時間を、職場の貧弱なデジタル機器を使って過ごさざるを得ません。

5.3時間は、自分にとっては相当長いです。睡眠時間に次ぐ長さです。
そのため、自腹を切ってでも環境を改善したいと思っています。

パソコン本体はどうしようもなく、マウスやキーボードはすでに私物で置き換えているところで、残るはモニターなのですが、残念ながら当分は私物モニターを持ち込めそうにありません。

モニターのせいで住民とトラブルになりかねない

キーボードやマウスとは異なり、私物のモニターは目立ちます。職場の入口からでも見えます。
職員だけでなく、役所に来た住民からも丸見えです。

原則論では、職場で私物電子機器を使うべきではありません。
データ漏洩の危険があるからです。
モニターであればリスクは限りなく低いものの、役所的にはリスクをゼロにすべきで、疑わしい行為は避けるべきです。

意識の高い住民の目には、ノートパソコンだけでなくモニターを使っている職員は、自治体の機密情報をデータ漏洩リスクに晒している反乱分子として映ります。
そのため、見つけ次第、すぐに人事課に告発します。

こういう事案が発生しかねないため、私物モニター導入を躊躇しています。

職員の持ち物や素行を監視しにわざわざいらっしゃる方、結構いるんです。
セキュリティカードが無いと入れない都庁本庁が本当に羨ましいです。

インターンシップなどで職場見学する機会があったら、ぜひ職員の机の上を見てみてください。
外付けモニターを使っている職員が誰もいなかったら、情報セキュリティ管理が厳格か、僕の勤務先みたいに住民の目が厳しいと推測されます。
マウスだけやたら豪華だったら、後者の可能性が特に高いでしょう。

去年の12月にパソコン買い替えを検討している旨を書きました。

 
出張でどうしても私用のWindowsパソコン(持ち運び可)が必要だけど、メインPCはMacなので買っても死蔵させかねない……というお話でした。
結局買い替えていません。新型コロナウイルス感染症のせいで出張が潰れ、Windowsパソコンが必要なくなったからです。
 
4月に異動して、出張がほぼ無い内部管理部門に配属されたので、仕事で私物パソコンを使う機会も当面訪れないでしょう。悩み迷う猶予が与えられました。

現在僕が主に使っている電子機器は以下4台。(購入した時系列順に掲載)
・Surface Pro3
・iPad mini4
・MacBookPro 2016年モデル
・iPhone8
ここから集約していきたく、いろいろ試しています。

約半年の試行錯誤を経て方向性が固まってきたので、備忘録も兼ねて一旦書き残しておきます。
これからパソコンを買いたい(特にMac)地方公務員の参考になれば。

だいたいのことはiPadで可能

集約化の第一歩として、まずは極力iPadで全てをこなそうと試してみました。
現状、iPadを手放すという選択肢はあり得ないからです。
特にオタク趣味の大半をiPadに集約させています。少なくともオタクを辞めるまではIPadから離れられません。

なるべくパソコンを使わずiPadで代替しようとしてみたところ、だいたい何でもiPadで完結させられることに気づきました。
インターネットやSNSの閲覧、簡単な文書(読書メモなど)の作成、写真の簡単な加工くらいなら、iPadで十分間に合います。
ブログを書くのもiPadとBluetoothキーボードでなんとかなります。

多くのガジェットブログで「『タブレットはPCよりも劣る存在』という認識を改めるべき」という主張がなされていますが、まさにその通りです。
今年3月に発売された新型iPadProやMagic Keyboardを見ていても、iPadの可能性はこれからもどんどん広がっていくと思われます。
もっといろんなことがiPadで完結するようになるのでしょう。
逆にいえば、PCでないとできない領域が減っていくのかもしれません。

Windowsパソコンも必要

iPadばかり使うことで、iPadではカバーできない作業もはっきり見えてきました。
その一つがエクセルです。
iPad用のエクセルアプリもありますが、今ひとつ使い勝手が良くありません。
Mac(パソコン)版も同様です。基本的な性能は一緒でも、ショートカットキーが微妙に違っていたりして使いづらいです。
職場で毎日使っているうちにWindows版エクセルの使い方が染み付いてしまうのでしょう。

僕の場合、エクセル作業は家計簿や資産運用計画表を作る程度です。大したことはしていません。
そのためエクセルに拘る必要は無く、別のソフトやアプリでも代替可能だと思います。

しかし、エクセルは職場で毎日触るもので、自然と体に染み付いています。
エクセルを使えばできるのに、わざわざ別のソフトを使おうという気が起きません。

その他のMicrosoft Officeソフトも同様です。
例えばパワーポイント。このブログで使う図表類はだいたいパワーポイントで作っています。
keynoteで作っていた時期もあったのですが、パワポだと既知の作業でも一から調べ直すのがあまりに面倒で、結局パワーポイントに落ち着きました。

こういう経緯でSurfaceは手放せないという結論に至っています。

集約化計画(2020.5)

今のところの暫定的結論は以下のとおりです。
  • iPadは必要
  • Windowsパソコンも必要
  • 持ち出す可能性を踏まえ、サイズは13インチ以下
  • ディスプレイサイズが小さい分、家では外部モニターにつなぐ
詰まるところ、今の僕の使い方だとMacBookは不要なんですよね。気付かされてしまいました。 
より正確にいうと、「MacBookでないとできない作業は無い」のです。
 
パソコンとして非常に使いやすくはあるものの、これとは別に結局Windowsパソコンも必要です。
これからもiPadの進化が続いていくようなら、次にパソコンを買い換えるタイミングでMacbookを手放すかもしれません。

地方公務員が普通に生活するなら、これだけの装備があれば十分すぎるほどだと思います。
ガチなPCゲームやりたいとか、バリバリ動画編集してみたいとか、これらの装備だと不足するようならデスクトップPCやMacbookを検討すればいいのではないかと思います。

地方公務員の腕時計事情に触れた記事で「スマートウォッチを使っている地方公務員は皆無」と紹介してから約2年が経ちました。


 
当時から状況は一変、役所内でもスマートウォッチユーザー、特にApple Watchを嵌めている職員を見かけるようになりました。

花形部署の若手女性職員に多い

役所内のApple Watchユーザーは、観光や広報、産業振興のような頻繁に出張する部署で、かつ若手の女性職員に多いです。

もちろん単なるファッションではなく仕事のために使っています。
主な用途は通知・着信の確認とのこと。
女性の仕事着(オフィスカジュアル)は、男性のスーツのように収納箇所がたくさんあるわけではありません。男性のようにスマートフォンを常時ポケットに突っ込んではいられません。
 
そのためスマートフォンを鞄に納めておかざるを得ず、そのせいでメッセージや着信に気づくのが遅れがちです。
この不便さを、ちょうどApple Watchが補ってくれるのです。

私物携帯とペアリングするから腐らない

地方公務員には仕事用携帯電話が支給されず、私物を仕事にも使わざるを得ません。
この環境がApple Watch利用の追い風となっているようです。

今のところ、Apple Watchは複数のiPhoneとペアリングできません。
私物iPhoneとは別に仕事用iPhoneが支給されたとしても、どちらか1台としかペアリングできないのです。
そのため、せっかくApple Watchを買っても、機能をフルで活用しづらいです。

一方、地方公務員の場合は、そもそも仕事用携帯電話が支給されないので、仕事もプライベートも1台で済ませます。
そのため結果的に、Apple Watch1台で仕事もプライベートもこなせるので、お得感があるのです。


ちなみにApple Watch以外のスマートウォッチは全然見かけません。
いまだに田舎では販売すらしていないですし……

つい先日、経済学者の方がTwitterで

・スマートフォンのスペックは、他に持っている電子機器のスペックと併せて考える必要がある
・例えばタブレットやモバイルノートパソコンを保有しているなら、スマホは必要最小限で十分
・逆になんでもスマホでやりたいならハイスペックなものが必要
・ただ最新のスマホはスペックが高すぎて、大半の人は型落ち機で十分
・ひたすら最新機種ばかり追い求める最近の風潮は搾取されてるだけ

という趣旨のツイートを発出していました。
(元ツイートを引用したいのですが、見つかりません……)

この考えに僕は全面同意します。
同意した上で、地方公務員はハイスペックスマートフォンを持つべきだと思っています。

前提:地方公務員業務には私物電子機器が必要

地方公務員が職場から支給される電子機器は、
  • 最低限スペックのパソコン(持ち出し厳禁)
  • 電卓
  • マウス
くらいです。

これでは到底足りません。外出先で使えるものに至っては一切ありません。
そのため、職員の私物で補うのが習慣化しています。 

自治体の厳しい財政状況を鑑みると、この状況が改善されるとは思えません。
そのため、地方公務員は半永久的に、私物の電子機器を仕事にも使わなければいけないでしょう。
特に外出先(出張先)で電子機器を使いたい場合は、私物で賄う必要があります。

どんどん役割の広がるスマートフォン

現状、地方公務員が私物電子機器でカバーしている業務は、
  • 出先での通話
  • メッセージ(SMS、LINEなど)
  • インターネットでの調べ物
  • 写真撮影
  • 画像編集
  • 出先での資料閲覧
  • 出先での文書作成(出張報告書など)
あたりです。

幸いにもハイスペックスマートフォンであれば1台で対応できます。
低スペック端末だと、画像編集や文書作成でつまづきそうです。

これらに加え、今後は動画撮影・編集が加わると予想しています。

しかし、役所には動画を撮るカメラも無ければ、動画編集ソフトも、動画編集に耐えうるスペックのパソコンもありません。これらを導入する予算もありません。
こうなると頼れるのは私物のスマートフォンだけです。

動画編集ともなると、なおさらにハイスペック機種が必要になります。

動画編集を求められる場面は色々想像されます。
例えば自治体公式SNSへの投稿。
 各種SNSでは、画像だけでなく動画も投稿されており、動画の割合がどんどん増えつつあります。
この風潮にそろそろ偉い人たちが気づく時期です。
来年度あたりから「うちもどんどん動画を投稿せよ」との指示が続々と下るでしょう。

私物電子機器での対応を求められる業務は、ほかにもどんどん増えていくでしょう。
 
スマホで全てカバーする必要はありません。
通話機能以外は別の端末に任せるという手もあります。
それでも結局、私物で対応しなければいけないという事実には変わりありません。
それなら極力スマホ一台で完結させた方が楽なのではないかと思います。

特に田舎だと、スマートフォンの4G回線しか使えない場所もたくさんあります。 
wimaxのようなモバイルwifiの対象外エリアもまだまだ残っていますし、フリーwifiのような文明の利器も、そもそも商業施設が少ないので頼りにできません。

ガジェットオタクなら、スマートフォン+高性能タブレットの組み合わせもアリだと思います。
僕はまだタブレットの真価(タブレットしかできないこと、タブレットならではのメリット)を理解しきれていないので躊躇していますが、いつか挑戦してみたいです。

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