キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

地方公務員の人生満足度アップを目指しています。地方公務員志望者向けの記事は、カテゴリ「公務員になるまで」にまとめています。

タグ:アラサー独身

2月14日はバレンタインデー。
世間的に色恋が取沙汰される時期には、決まって自治体主催の出会いの場が催されます。
そして、僕みたいな暇な男性職員が駆り出される。
「公務員男性多数参加!」という謳い文句があると女性が集まるらしいですね。

というわけで、2月の三連休は不本意ながら官製合コン三昧でした。
結果はもちろん……

煽り画像・なんの成果も!!得られませんでした!!

僕もそろそろ30代。合コンに可能性を見出すのが間違いだと改めて痛感しました。
というか精神が持たない。
参考:(負け惜しみ)地方婚活市場の真相・アラサー非モテこじらせマンの現状

こういう不安商法とはもう手を切ります。
さらば官製合コン。さらば官製婚活。

12月はひどい値動きでした。
ボーナスで高配当株を買うぞと意気込んでいたものの、びびって手を出せないまま終わってしまいました。

基本的な考え方
田舎地方公務員の生涯賃金(僕の場合、退職金込みで1.5億くらいと思われる)では、十分に分散された個別株ポートフォリオを組めません。
そのため、
  • インデックスファンドの積立メイン
  • トッピングで高配当株(セクターが偏っても構わない)
  • キャッシュを厚めに持ってリスク低減
という方針で運用しています。

キャッシュを厚めに持つかわりに債券で運用する方向も検討中。


2018年の収入状況


2018給与


給与総額は437万円、うち手取りは350万円でした。
残業手当は350時間分です。実際の残業時間は600時間くらいでしたが……

このほか、配当収入が5万円ほどありました。

年末時点の資産状況

評価額ベースでこんな感じです。
2018末資産


日本株も米国株も、個別株はとにかく配当重視です。
銘柄は以下のとおり。
  • キヤノン
  • SUBARU
  • 大和証券
  • 三井物産
  • アルトリア・グループ
  • ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
  • ビザ(これだけ配当関係なし)
  • AT&T
JTを買おうかとも一瞬迷ったのですが、配当性向が高すぎるので止めました。

「投資信託」の大部分が、iDeCoとつみたてNISAになります。
つみたてNISAは「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」、iDeCoは「DCニッセイ外国株式インデックス 」メインです。

「新興国債権」は上場インデックスファンド新興国債券(1566)です。
高利回りかつ株価との連動性が低いのですが、信託報酬が高め(0.5%弱)なので、あんまり増やせません。加えて、先行き不透明すぎるというリスクもあります。

スイングトレードの結果

マイナス50万円でした。
7〜8月のボックス相場で結構稼がせてもらったものの、新規上場株の暴落に巻き込まれてしまい、初めての年間マイナスです。
適当に買って、含み損が出ても握っていればいつの間にか復活してた時代が終わりそうなので、来年はやりません。
確定申告して損失を繰り越すので、来年は配当全部非課税になります。上限なしNISA状態ですね。

FXは微益

今年から始めたFXは、プラス2万円でフィニッシュです。
12月に入ってからはノーポジで放置しています。
株式市場が混乱しているのに、やたらと円安な気がするからです。

円高に傾いたときにドル円をロングしておく作戦で今年は安定しましたが、来年以降はどうなるんでしょうね……こちらも当分様子見します。

BTCは冬眠しました

いつの間にか評価額が10万円まで落ちていた仮想通貨。
当分放っておきます。

含み損は気にならない

ポートフォリオ全体で15%くらいの含み損が出ています。
信用取引で元本以上に含み損が発生した経験があるので、このくらい全然平気です。
現物ならどれだけ含み損が出ようとも構いません。

2019年は守りの姿勢で

2019年は下落基調のような気がするので、機械的なインデックス積立メインで、現金ストックも増やしていきたいと思っています。 
ポートフォリオに占める個別株の比率が高すぎるので、個別株はこれ以上増やさないつもりです。投資信託やETFメインで分散投資を進めていきたいです。

ルール1
メイン証券口座(SBI)にて年間約52万円、米国株式インデックスファンドへの積立投資(つみたてNISA、iDeCo)

ルール3
サブ証券口座(楽天)にて年間12万円、米国株式インデックスファンドへの積立投資

ルール3
メイン証券口座に25万円、サブ証券口座に年間10万円分のタイミング投資。ただし日本株は買わない

サブ口座では、「楽天VTI」と「eMaxis slim 全世界」を5千円ずつ積み立てます。

タイミング投資35万円分は、メイン証券口座ではVYMかHDV、サブ口座は米国REITのインデックス(1659)を考えています。
購入するのは、少なくとも12/25よりも5%は下げたタイミングです。
待ち続けた結果買えなくても仕方ないかなと思っています。

ちなみに、証券口座を2つに分けているのは、結婚後のへそくり用です。
職場の先輩から強く勧められて、今年から分けることにしました。結婚の予定はありませんが……

※今年のクリスマスイブも予定が無いので、僻み100%のネタ記事をお送りします

記念すべき初記事から丸一年が経ちました。
地方公務員の婚活事情とは?出会いの場ではモテるのかどうか?

今年もそこそこ婚活してましたが、全く実りはありませんでした。
ただ、重大な真理に達しました。 

有名企業に就職したいならまともに就活してはいけない(就活が始まる前に事実上の内々定をもらう)のと同じく、本気で結婚したいなら婚活市場から脱出するのが先決です。

田舎の婚活市場=敗者復活戦

そもそも平均以上の人間は、婚活市場にお世話にならず、過去に所属したコミュニティのいずれかで相手を見つけ、結婚します。

つまり、婚活市場を利用している人間は、
①これまでに所属したコミュニティの誰からも、結婚相手として認められなかった
②これまでに所属したコミュニティの誰に対しても、配偶者としての魅力を感じなかった
③直近まで結婚に関心が無かった
④これまでに所属したコミュニティが少なく、品定めを受けた回数が著しく少ない

いずれかのカテゴリに分類されるでしょう。
複数を兼ね備えているパターンも多々あるでしょう。

①の場合は、配偶者としての資質に欠けることを意味します。
②の場合は、配偶者に求める理想が相当高いのでしょう。
③④の場合は、自己分析ができていません。自分の資質がどれほどなのか、配偶者にどんな性質を求めるのか、自分でもよくわかっていないでしょう。

いずれにしても、婚活市場に身をおいているという時点で、普通のルートから振り落とされた存在であることには変わりません。敗者です。
通常のルートで結婚できなかった敗者たちがワンチャンを狙う敗者復活戦のフィールドが、婚活市場なのです。

都会とは違う

都会の場合であれば、「仕事や学業に打ち込んでいて結婚どころではなかった」という方も多いでしょう。
しかし、地方ではこの理由は通用しません。
都会と比べ、結婚の優先度がものすごく高いからです。

田舎の場合、仕事や学業がどれほど忙しくとも、結婚願望があるきちんとした人間は普通に結婚しています。
僕みたいに「忙しくて結婚できない」と弁明する人もたくさんいますが、同じ状況下でも結婚している人の方が多数派です。
「忙しい」は言い訳にすぎず、敗者であることに変わりはありません。

スティグマを背負うもの達の戦い

基本的に敗者しか流入してこないため、婚活市場に上玉はいません。
婚活市場にいるということ自体がスティグマとして機能しています。

そのため、婚活市場においては、万人から愛される上玉には期待せず、スペック的には今ひとつだけどなんだか好きになれる、俗にいう相性が良い相手を探そうとします。
結果、数打てば当たるかもしれないという期待の下、とにかく短時間で大人数との接触を試みようとします。
婚活パーティーなんかはまさにこれで、十数分での席替えがデフォです。

ただし、婚活市場の参加者は敗者です。
通常の評価基準では評価されなかったために敗者なのであって、短時間のスキャニングで表面だけなぞっても、高く評価できるわけがないのです。

端的にいうと、婚活市場に出てきている人間はどいつもこいつも「ぱっと見イケてない」連中で、真価を測るなら深いお付き合いが必要なのです。

もっと具体的に。
かつての同級生の異性を思い出してください。
卒業アルバムが手元にあったら、紐解いてみてください。

「同級生のうち、全然ときめかない相手から結婚相手を選べ」と言われたら、どうしますか?
これまで知り得た情報ではときめかなかったのですから、「新たな一面」「意外な一面」を探ろうとは思いませんか?

婚活市場も同じようなものだと思います。
ぱっと見でときめいてしまうような人は、すでに結婚しています。
婚活市場にいるのは、同じクラスにいたとしてもときめきを感じないような相手ばかりです。
そういう相手の魅力を見つけるには、通常以上に深いお付合いが必要ではないでしょうか?


現状、婚活市場はとにかくマッチングの試行回数を優先します。
加えて、「お互い敗者なんだからゆっくりお話ししようぜ」という発想の人間は少数派で、「試行回数を増やせばいずれ運命の人に出会えるだろう」という楽天家が大半です。

こんな場を何度繰り返しても、有益な出会いは得られないだろうと思うようになりました。
それどころか、時間とお金を搾取されているだけのようにも思います。


婚活市場に頼らない配偶者探し

婚活市場では深いお付き合いができないのであれば、婚活市場以外の出会いの場を探すしかありません。
つまり、新たなコミュニティに所属し、婚活市場に費やしているお金と時間を新たなコミュニティでの活動に振り替えるのです。

ちなみに、友人のアラサー独身連中も薄々感づき始めたのか、最近続々と地域のスポーツクラブに加盟し始めました。
そこで新たな出会いを求めているのでしょう。 

加えて、職場結婚もかなり現実的な方法なんじゃないかと思っています。
職場というコミュニティは、人事異動という仕組みによって、毎年メンバーが入れ替わります。
一緒に過ごす時間も長く、そこそこ深いお付き合いが可能です。

結婚願望は人並みにあるので、来年も頑張っていきたいなと思いつつ……
アラサー独身オタク生活、めっちゃ楽しいんですよね……

個人的問題

最近、異性の好みがどんなタイプなのかが全然わからなくなりました。
一方で、異性の好き嫌いがどんどん激しくなってきています。

つまるところこじらせてるわけですが、ちょっと言い訳させてください。

「アニマ」という概念を聞いたことがある方は多いと思います。
ざっくりいうと、ドイツの心理学者ユングが提唱した「無意識の中にいる理想の女性像」のことです。
『惑星のさみだれ』に出てくるキャラクターの由来でもありますね。


このアニマ、人生経験を積むにつれ、
  1. 母親
  2. えっちなお姉さん
  3. 一人の女性(ロマンチックアニマ)
  4. 概念

という順番で進化していきます。

30歳に近づくにつれ、僕の無意識内のアニマも「一人の女性」段階へと進化しつつあるのでしょう。
えっちなお姉さんなら誰でもよかった段階を通過し、理想的な「一人の女性」像が作られ始めたせいで、好き嫌いが激しくなってきたのではないかと思っています。

精神分析界隈では、無意識が自我に干渉してくる事例に事欠きません。
僕の異性への意識の変化も、きっとそうなのでしょう。

昭和42年に書かれた名著「ユング心理学入門」では、「西洋とは異なり、『一人の女性』段階までアニマを発達させられる日本人は、ごくわずか」と言われていますが、現代ではだいぶマシになっていると思います。
日本でも「一人の女性」を描く作品が急速に増えてきていますし。
『言の葉の庭』の先生とか……


ユング心理学入門
河合 隼雄
培風館
2010-04





結婚という観点では、発達したアニマは邪魔者です。

「理想の女性」は、あくまでも無意識の住人であり、現実には存在しません。
「理想の女性」っぽい人がいたとしても、それは自分が一方的に「理想の女性」像をその人に押し付けているだけで、その人そのものを見ているわけではありません。
自分の理想を押し付けるあまり、トラブルにも発展しかねません。
アニマと現実の人間、特に配偶者は別物として考えるべきです。

本来結婚は、アニマが「えっちなお姉さん」の段階で済ませなければいけないのでしょう。
この段階では、えっちでさえあれば無意識は何も干渉してきません。

歳をとってくると、「理想の女性」アニマが確立してきます。
「理想の女性」アニマは、ある意味自分と一番近い距離の女性です。
現実の女性を見ると、無意識に「理想の女性」アニマと比較してしまいます。

もちろん、「理想の女性」を超える存在は滅多にいません。

結果として、全然モテないのにやたらと好みに厳しいこじらせ野郎が誕生するわけです。

僕はオタクですが、グッズに興味がなく、イベントにも行きません。
それでもオタク趣味には結構お金がかかります。
ただアニメを見て感想をネットに書くだけならローコストなんですが、どうしても原作が気になってしまうんですよね……
最近は特に、電子書籍サービス充実のおかげで保管場所を気にすることなく簡単に買えてしまうので、ついついポチってしまいます。

オタク趣味の原資を捻出するには、生活費を節約するしかありません。
僕は毎月3万円以内に生活費を抑えるよう、心がけています。

今回は、僕の節約テクを紹介します。
こんなこと言ってるから非モテキモオタクなんだよ……と思っていただければ本望です。
 

時間つぶしにお金を使わない

「次の用事まで1時間くらい空くから、喫茶店でも入るか」

こういう時間をつぶすこと自体が目的の出費は、絶対にしません

時間をつぶすという行為自体が時間の浪費なのに、そのためにさらにお金を支払うなんて、時間もお金も有り余っている天上人の贅沢です。 
低級地方公務員が真似するなんて、おこがましいにもほどがあります。

単に時間をつぶすだけなら、スマートフォンを眺めていればいいのです。
僕は時間つぶしのために通信料を払うのすら嫌なので、Kindleで本を読みます。片手でも操作できるので、立ったままでも読めます。


間食しない

小腹が空いたときは、空かせたまま放置します。
この記事を書いている現在(16:30)も、体がおやつを求めていますが、水を飲んで抑えています。

どうしても我慢できないときは、大袋の安売りお菓子を一つ頂く程度に、極力安価に済ませます。
コンビニに買いに行くのは絶対禁止です。

スイーツを一切食べないわけではありません。
スイーツを食べるときは、間食ではなく、3食の一つとして本気で頂きます。

時短のために出費するときはよく考える

普通列車ではなく特急を利用する場合のように、追加料金を払って所用時間を短縮するとき、「時間を金で買う」と言い回しをよく使います。
僕の場合は少し異なり、「金で時間のグレードを上げる」と考えます。

例えば、普通列車だと4時間かかる旅程が、特急だと2時間に短縮される場合。
「時間を金で買う」というと、短縮された2時間が無から創造されたかのように思われます。
 
しかし実際には、「普通列車に揺られている2時間」が、「自由な2時間」という、より使い勝手が良く価値ある時間に変化しているだけです。2時間という時間自体は、もともと持っています。

このように、追加料金を払うことで時間の使い勝手が良くなることから、僕は「グレードアップ」だと考えています。

どういう場合はグレードアップするのか

追加料金を払うか否かの判断は、「グレードアップによる価値上昇分」と「追加料金」を比較して決めます。
比較の結果、価値上昇分の方が大きければ、追加料金を払って時短します。

再び、普通列車だと4時間かかる旅程が、特急だと2時間に短縮される場合を考えます。
(追加条件)
・普通列車の運賃は1,000円
・特急の運賃は2,000円
・普通列車でも特急でも、全区間座っていられる
・移動中はずっと一人

この条件下だと、「乗車タイム」はさほど苦痛ではありません。
座っていられるうえに一人なので、かなり自由に過ごせます。
読書してもいいし、ブログの下書きを作ってもいいし、寝ていてもいいのです。
そのため、「乗車タイム」の価値は、自由時間の50%と想定します。

続いて、時間の価値を金額に置き換えて、運賃と比較します。
乗車タイムの金銭価値をVとすると、自由時間の価値はその2倍、つまり2Vです。

普通列車の場合→V×4時間=4V
特急列車の場合→V×2時間+2V×2時間=6V

計算の結果、特急列車を使うと、4時間の価値が1.5倍になることがわかりました。
一方の運賃は、特急を使うことで1,000円から2,000円へと倍増します。

50%の価値上昇のために、100%のコスト増は、割に合いません。
そのため、特急は使わず、普通列車を使います。


地方公務員という立場上、地域にお金を落としてナンボのような気もするのですが……オタクと地方公務員というペルソナどうしの相克というやつですね。

「早くリスク資産運用を始めましょうよ」と囁いてきているところですが、おすすめばかりしていると業者っぽいので、一旦自分の内情を晒します。
 

年間投資計画(2018年)


金額は投資額ベースです。(時価評価ではありません)


【2019年3月末時点のストック予定】
  • 米国株中心の投資信託(毎月の積立分):100万円
  • 高配当の米国株:50万円
  • 日本株:150万円
  • FX証拠金:50万円
  • 仮想通貨:25万円
  • 現金(生活防衛資金):400万円
【うち、今年度新たに増やす分】
  • 現金:80万円
  • 米国株中心の投資信託(毎月の積立分):50万円
  • 高配当の米国株:50万円

生活防衛資金の目標額をようやく達成できたので、今年からリスク資産への配分を増やしています。

毎月の積立分は、要するにつみたてNISAとiDeCoです。

日本株は株主優待で選んでいます。
2020年以降の停滞が怖いため、現状以上の追加投資は考えていません。
一説によると、オリンピック関連施設のリノベーションで小さな波がくるらしいですが、その後は本当に沈滞しそうだとか……
優待株は値下がり局面に強いらしいので、処分するまでは必要ないかと思っています。

生活防衛資金はあえて通説より厚めに。(理由は後述)

コスト削減を第一義に掲げるなら、米国個別株をやめてインデックス投信に統一すべきだとは自覚していますが、リターンの性質を分散させるためにあえてバラしています。
(個別株はドル建て分配金、インデックス投信は将来のキャピタルゲイン)

仮想通貨は、去年の8月くらいに購入してからずっとホールドしています。
一時は4倍くらいに膨らんだものの、現在は購入時とほぼ同じ価値に落ち着いています。

短期的取引

以上のとおりリスク資産の大半を積立で運用していますが、日々の生活に潤いを持たせるため、FXと信用取引によるキャピタルゲイン狙いの短期的取引も少しだけやっています。少しだけです。

米国株を積立しない理由

購入に要するコスト(購入手数料・為替手数料)が惜しいからです。
例えば、50万円分を毎月分割で買おうとすると、どれだけ安く抑えても投資額の1〜2%が手数料で飛んでしまいます。
それなら、多少面倒ではありますが、暴落したタイミングでまとめて買いたいです。

田舎地方公務員の投資事情

改めて投資戦略を整理してみて、田舎地方公務員が一生に生み出せる種銭がいかに少ないかを痛感しました。
 
僕の働く自治体の場合、本庁部長まで出世してようやく生涯賃金が2億円に届くと言われています。
部長まで出世できるのは、同期入庁職員の中でも1人いるかいないか程度。大変狭き門です。
逆にいうと、大半の職員は生涯賃金2億円に届きません。

都会の公務員なら、地域手当のおかげで収入額がもっと多くなるはずです。
もちろん生活費も高くつきますが、節約すればその分投資に回せます。
一方、田舎の地方公務員は収入自体が少なく、節約での投資資金捻出には限界があります。
特に若いうちの低収入が響きます。


加えて、田舎では自家用車のために生活防衛資金を上乗せしておく必要があります。
田舎で自家用車なしで仕事をするのは、ほぼ不可能です。
そのため、緊急時に自家用車を買い替えるための資金も、生活防衛資金としてキープしておく必要があります。
冬用タイヤなどの関連出費も含めると、150万円くらいはキープしておく必要があるでしょう。

以上のとおり、そもそもの収入が少なく、生活防衛資金も多めにキープしなければいけないため、投資に回せる種銭が少なくなります。

種銭が少ない分、ただ毎月積み立てるだけのお手軽運用プラスアルファの工夫が必要なんだろうなと思いつつ、どうすればいいのかは見えません。
とにかくローコストで分散投資、「素晴らしい銘柄をそこそこの価格で」を心がけていきます。

運用の成果?

これまでの手取りを紹介した記事では、2018年3月時点で「550万円の貯蓄ができた」と書いています。
参考:

一方、冒頭で紹介した「2019年3月末時点のストック」総額が775万円、うち今年度の増加分が180万円なので、僕の金融資産総額は、2018年3月時点では595万円です。

給与所得からの貯蓄分490万円と、実際の金融資産595万円の差額105万円は、これまでの運用益です。

過去5年、株式市場は日本もアメリカも右肩上がりで、適当に買っていてもこれだけ増えました。
ただし、これからどうなるのかは、全くわかりません。

「リスク資産運用するかどうかはお任せだが、地方公務員は搾取対象として狙われているので、勉強は必須」というのが、僕のスタンスです。

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