キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

地方公務員の人生満足度アップを目指しています。地方公務員志望者向けの記事は、カテゴリ「公務員になるまで」にまとめています。

こんなブログ見ている暇があるなら「微熱空間」を読んでくれ(心の叫び)

平成30年度、僕にとっては県庁生活6年目が始まりました。
僕は異動なし、担当業務の変更も無く、昨年度の担当業務(観光施設の運営、観光イベントの企画運営)を継続します。

 一年間やってみて、課題が見えて来たので、所信表明ということで書いてみます。

観光施設の多言語対応

僕の担当する観光施設は、中身自体はニッチで一般受けしない施設なのですが、場所だけは目立つところにあるので、最近外国人観光客が急増しています。

しかし、対応観光が全く整っていません。
施設案内も日本語版しかありませんし、施設スタッフも誰一人、英語すら話せません。

田舎で外国語対応ができるスタッフを探すのは至難の技です。
そもそも外国語ができる人材自体が少ないですし、自治体が準備できるレベルの正直しょぼい待遇よりも、ずっと良い求人がたくさんあります。
当面は既存のスタッフだけでなんとかしないといけない状況です。

東京オリンピックに向けて(実際に来るかどうかは置いといて)田舎でも多言語対応への機運が高まりつつあり、多分来年度の予算案の中には「県有施設の多言語対応」が大きな柱として建立されるでしょう。

その時に備え、まずは自分が多言語対応のあるべき姿を考えて、私案を拵えなければいけません。
英語の勉強から地道に始めていこうと思います。

全方向への感謝の気持ち

観光イベントの開催には、いろいろな方々の協力が必要です。
協力に対しては極力金銭(謝金)で報いるようにして、「やりがい搾取」に陥らないように気をつけていくとともに、今年度は協力者への感謝の気持ちをより表明せねばと思っています。

正直、単発の観光イベントを開催したところで、大した効果は無いと僕は思っています。
真に大事なのは、イベントを通して、お客さんには観光地への愛着を持ってもらうこと、協力者には観光振興のモチベーションを高めてもらうこと、つまり開催後に持続的な効果を残すことだと考えています。

オタク業界でも最近、ブルーレイにイベント参加優先申込券がついているものが増えています。
イベント開催の目的は、ブルーレイの売上を伸ばすとともに、イベント会場での物販で儲けたいという意思もあると思いますが、何より重要なのはイベント参加を通して、参加者のオタク達の作品への愛着を育み、次の展開(2期、関連作品)まで心をつなぎとめておくことではないでしょうか?

持続的な効果を残すためには、イベント自体の内容も工夫する必要がありますが、まずは何より関係者への感謝の気持ちが不可欠だと思います。
感謝にお金は必要ありません。手間と時間が少しかかるだけです。
この少しの手間と時間を惜しまず、感謝を捧げたいと思います。

前回記事の続編になります。



僕とマッチングされた女性のほかにも、全国各地で苦笑いを強いられた女性がいることでしょう。
贖罪の意味も込めて、初対面の地方公務員男性に対して便利であろう話題を考えてみました。

「どんなお仕事してるんですか?」

なんだかんだで自分の仕事に誇りを持っている人が多いので、仕事の話をするよう促せば、少なくとも沈黙されることは無いでしょう。

加えてこの話題は、相手の人間性を測る質問でもあります。
自分の仕事内容を、初対面の相手に理解できるよう、かつ面白く伝えるのは、なかなか難しいです。
これができれば、異性との会話が苦手なだけで、コミュニケーション能力自体は優れているといえるでしょう。

反対に、いきなり愚痴を吐き始めたら、聞き手のこと・場の雰囲気を軽んじる、身勝手なタイプだと思われます。

「これまでどんなお仕事してきたんですか?」

現在の仕事の次は、過去の仕事内容について聞いてみるとよいでしょう。
地方公務員は異動の連続です。過去には全然違うジャンルの仕事をしていて、それだけの話題ストックがあるはずです。
過去の担当業務は、今となっては距離があるため冷静に見つめられるうえ、若干の思い出補正がかかっていることが多いので、現在の仕事よりも語りやすいものです。

「宴会(忘年会、歓迎会、送別会)ってどんなところでやるんですか?」

地方公務員の多くは、仕事柄、飲食店事情に比較的詳しいですし、地域の有名どころもけっこう利用しています。
この質問をすると、高い確率で知っている店舗の名前が返ってくるので、そこから会話を進められるでしょう。
次に出かける約束にもつながるかもしれません。


やめておいたほうが無難な話題

「お休みの日って何してるんですか?」

若手で独身だと結構な割合で休日出勤しているので、返答に詰まられることが多いと思います。
仕事以外の関心事について聞きたいのであれば、率直に「何かスポーツしてますか?」のように、具体的に聞けばよいと思います。

タイムリーな政治の話題

よく振られます。「きっと関心があるだろう」という配慮が働いているのだろうと思いますが、反対に返答に窮してしまいます。
地方公務員という立場上、オフの場でも政治的意見をあんまり表明したくないので、口ごもらざるをえません。


個人的にはネイルアートの話を振られるのが一番きついです。全くわからん。

「春は別れの季節」とよく言われますが、出会いの季節っていつなんでしょう?
アニメオタク的には間違いなく1月・4月・7月・10月なのですが……

自治体業務の観点では、長期休みの1ヶ月前、6~7月と10月下旬~12月上旬が出会いの季節です。
 
この時期になると、自治体主催の「出会いの場」がセッティングされます。
人口減少の歯止め、定住促進、働き方改革の一環などなど……究極的な目的はいろいろですが、第一の目標はカップルを作ること、そして結婚してもらうことです。
少し前までは、気軽に参加できる出会いの場として「街コン」がよく開催されていましたが、最近は「婚活」を掲げて、真剣にパートナーを求めている男女を集め、カップル成立を目標とするものが増えているようです。

僕はアラサー独身かつ、いかにもパートナーがいなさそうな風貌をしているので、男性側の人数合わせによく徴用されています。次につながった試しがないんですけどね……

自治体も参加者(アラサー公務員男性)も頑張っているのですが、グーグル検索候補は非情にも現実を突きつけてきます。


IMG_0205

「地方公務員 合コン」で検索すると、「つまらない」が関連語句として真っ先に上がってしまうのです。


面白い地方公務員男性は合コンに来ない

前にも書きましたが、並以上の地方公務員男性は、出会いの場を与えられなくても早々にパートナーを見つけて、20代半ばで結婚しています。
自治体主催の出会いの場に来るのは、地方公務員の中でも結婚弱者ばかりです。

過去記事はこちら。


出会いの場という市場に出てきている事実が、弱者である証明なんですよね。
そのため、「つまらない」と評されても仕方ないのかなと思います。

こういうパーティーでは、初対面の相手と限られた時間で一気に盛り上がっていく必要があるわけですが、僕はこういうコミュニケーションが非常に苦手です。
相手側の女性も「こいつやりにくいな……」と思っているようで、ぎこちない笑顔をよくされます。
僕自身がつまらない地方公務員男性の一例なんですよね……

出会いの場に何を求めるのか

ワンナイトパーリィを楽しみたいのであれば、自治体主催の出会いの場はあんまりお勧めできません。
目的が「結婚を前提としたカップル成立」なので、真面目に将来を考えている人に声かけしており、参加者も地味な人間が多いでしょう。

反対に、結婚前提のお付き合い相手を探すのであれば、こういった場はおすすめです。
なかなか市場に出てこない、地味だけど堅実な人間と出会えるでしょう。

(追記)
民間企業で働いている友人から「公務員女性と真剣お付き合いしたいんだけど、どこで出会えるの?」と聞かれることがよくあるんですが、自分もわからないんです……
同期職員を見ていても、知らぬ間に結婚してるんです。

このページのトップヘ