キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

地方公務員の人生満足度アップを目指しています。地方公務員志望者向けの記事は、カテゴリ「公務員になるまで」にまとめています。

こんなブログ見ている暇があるなら「微熱空間」を読んでくれ(心の叫び)

うちの自治体はなぜか毎年この時期にパソコンを更新します。
自治体としてまとめて入札にかけて、100台ほどをまとめて購入、各部署へ割り当てられます。
職員個人に割り当てられるわけではありません。そのため、人事異動のたびに、前任者が使っていたパソコンに切り替えることになります。

今回導入された最新機種のスペック

機種の型番を書くのは流石に気が引けるので、簡単にスペックだけ買いておきます。

・CPU  celeron 1000M
・メモリ 2GB
・内蔵容量 512GB
・ハードディスク


ちなみに、この記事を書いている私物PC(SurfacePro3、2014年発売)は

・CPU  core i5
・メモリ 4GB
・内蔵容量 512GB
・SSD

現在、Surfaceは第五世代まで発売されており、Pro3は2世代前のモデルです。
つまるところ、2世代前のタブレットパソコンよりも控えめなスペックです。

ちなみに、OSは Windows10です。


気を遣いながら使っています

控えめスペックのパソコンで仕事しているわけですが、負荷のかかるソフトを使うわけでもないので、フリーズすることはあまりありません。快適とは程遠いですが……起動が遅いし、文字入力も遅延するし、ファイルの移動は遅いし……
ただ、
・4つ以上のソフトを同時起動しない
・3つ以上のファイルを同時に開かない
・インターネットブラウザでは、タブを4つ以上開かない
などなど、パソコンへの配慮が必要です。これを忘れると、容赦なくフリーズします。

事務職なら配慮でなんとかなるのですが、CADを使う土木技術職の人たちは、頻繁にフリーズして大変そうです。

毎日10時間は触るものなので、もうちょっといいものを使いたいなと常々思っています。多少自己負担あってもいいくらい。 

地方公務員はだいたいみんなこんな感じ(パソコンへの配慮が欠かせない)だと聞きますが、 国家公務員はどうなんでしょう?
経済産業省の職員はMac Pro並みのタワー型パソコンを使っているという噂、本当なのでしょうか……? 

日々の仕事の中でいまだに戸惑ってしまうのが、来客に対してお茶を出すのかどうかです。

民間企業と比べたら、お茶は出ない方であることは確実です。入庁当時の研修で「むやみに出すな」と指導されましたが、どういう場合には出すべきなのかは「空気を読め」としか教わりませんでした。

自治体によってかなり実態は異なるとは思いますが、少なくとも僕が訪問したことがある自治体では「基本出さない」方針と聞いています。

そもそもなぜお茶を渋るのか

「来客へのお茶代を公費で出すのはおかしい」と監査で指摘されたからだと聞いています。
公費でお茶を出すくらいなら、お茶を出さない代わりに公費を節約しろということです。

あと、個人的な考えですが、「お茶を出す=長時間居てほしい」という意思表示と受け取られる場合が多いせいではないかと思っています。
民間企業の場合は、来客に長時間滞在してもらった方が契約成立に繋がりやすかったり等、メリットがあるでしょうが、行政の場合、来客に長時間滞在してもらうメリットは思いつきません。スムーズに用件を済ませて早々に帰ってもらうほうを優先します。


どんな相手にお茶を出すか?

お茶を出すかどうかは、平職員で決められることではなく、上司に判断を仰ぐことになりますが、僕の中ではこんなルールで整理しています。

条件1:こちらの都合で来てもらった
条件2:長時間拘束する 

条件1と条件2のどちらも該当する場合に限り、お茶(緑茶)を出します。
ただし、相手が自治体職員の場合は、出しません。どんなに偉い相手もあってもです。 

民間企業の場合、相手方(来訪者側)の都合での来訪であっても、事前にアポイントを取っていればお茶を出すところが多いかなと思いますが、こういった相手には基本的に出しません。


怒れる市民から「お茶も出ねえのかよ!」と叱責されることがよくありますが、役所は基本的にお茶が出てこないところなんだと思ってもらえたら幸いです。
決して「招かれざる客」扱いしているわけではありません……

ブログタイトルにもありますが、僕はキモオタクです。
初売りには目もくれず、マギアレコードの福袋を買い、目を充血させながら星4確定ガチャチケットを使うような人間です
そんな僕から見た、地方公務員という職業におけるオタク事情について、書きたいと思います。

マイノリティだし風当たりも強い

役所においては、オタクは少数派です。
役所内でも、「オタクに冷たい」という田舎の風潮がまかり通っています。
オタク→きもい→悪という認識が行き渡っていて、冷たいどころか迫害されます。

インターネット上の「公務員志望」の方には多数オタクがいますが、これは「インターネット上」という環境のせいだと思われます。大学の公務員講座や公務員試験予備校で「あなたはオタクですか?」ってアンケートをとってみたら、有意な結果は出ないでしょう。

実際働いていても、オタク公務員と遭遇したことはありません。
一度だけ、同期入庁の職員とカラオケに行ったとき、見るからにオタク顔の職員が端末で内田彩さんのソロ曲がどれだけ入っているのかを調べているところを目撃しましたが、それだけです。

「オレンジ」名曲だよね…と話題を振ろうかと一瞬思いましたが、相手がオタクであっても、オタクバレは禁物です。彼から非オタクに「あいつオタクだぜ」と漏れ伝わっていく可能性が、ゼロではないからです。

(オタクに限らず)趣味は続けやすい

共感されるかどうかは置いといて、ひとりで趣味を続ける分には、かなり有利な環境だと思います。
きちんと準備して、回りに迷惑をかけなければ、ツアー全通ししても大丈夫です。
だいたいの公務員の仕事は、だれでもできる仕事です。必ずしも自分がやらなくても、少し手間がかかるかもしれませんが、隣の方だって出来ます。

結論:隠れオタクにぴったり


以上から、
・職場ではオタク趣味を完全に隠し
・同僚の「オタクきもいよねー」というコメントに悲しみも憤りも表さず、堪え忍べるのであれば、
なかなか過ごしやすい環境だと思われます

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