記事タイトルを見て、地方公務員と地方新聞社の関係暴露ネタかな?と期待してクリックした方もいるかと思いますが、あくまでも購読者としての記事です。 
地方新聞社との関係はあまりに畏れおおく、書く勇気がありません。

地方紙+全国紙+業界紙

大抵の役所では、各課ごとに別々に新聞を購読しています。
若干無駄なような気もしつつも、読む側としてはとても便利です。

購読する新聞は、部署によって若干異なります。
地方紙と全国紙はどこの部署でも購読しますが、これらに課ごとの業界紙(専門紙)が加わります。

業界紙が面白い

業界紙はピンキリです。
ひどいものは、重役の講演会記録や記念式典情報しか載っていません。
業界のお偉いさんを満足させることしか考えていないのでしょう。

一方、小規模メディアであることを活かし、独自性のある記事を量産している専門誌もあります。
業界の裾野を広げるべく、業界に身をおいていない人向けの記事(業界入門記事など)は、概してハズレがありません。面白いです。

僕の知る限りでは、土木や農林のような技術職中心の課のほうが、面白い業界紙が出会えるようです。


2通りの新聞チェック

どこの部署でも、若手を中心に、各紙の新聞記事を毎日チェックしています。
部署に関連する記事があれば、スクラップして保管します。
もちろん、スクラップするためのライセンス料は別途払っています。

これとは別に、主に総務系の部署で、管理職によるお悔やみ欄チェックもされています。
元職員や財界・政界の重鎮(元職含む)が載っていないかのチェックらしいです。

前者のチェック結果は、課内に共有されますが、後者のチェック結果がどうなるのかは、よくわかりません。
下っ端には一切情報が回ってこないので、知らなくてもいいことなのでしょう。