ブログあるあるの年末総括記事です。
オタクネタ中心になってしまいますが、最後の方にちょこっと読書全般の総括もあります。
※仕事のまとめは年度末に書きたいと思ってます。
※ネタバレはありません。

オタク総括

年末年始の暇なときにどれか一つでも触れてもらえたら、オタク冥利に尽きます。

アニメの話

昨年に続きオリジナル作品が特に豊作でした。
原作あり作品では、作品の雰囲気を動画と音声でさらに盛り上げたような作品が多かったように思います。

カードキャプターさくら クリアカード編
語るだけ野暮というものです。生きていてよかった。


ポプテピピック
パロディどうこうは別にして、ものすごくクオリティの高い映像作品だったと思います。
LET'S POP TOGETHERが特に好き。


宇宙よりも遠い場所
今更僕が語るまでもなく傑作です。
お話は勿論素晴らしいのですが、メインキャラを演じる声優さんのキャスティングが絶妙です。
各人の強みを活かしつつ、新境地にも到達しているんです。
特に、早見沙織さん演じる白石結月ちゃん。
そういう意味で、ある程度アニメを嗜んでいるオタクのほうが楽しめるタイプの作品だと思います。


ゆるキャン△
1月からBS11で再放送します。人間関係に疲れた社畜全員に見てほしい作品です。
志摩リンちゃんみたいな生活が理想という人はたくさんいるのではないかと思います。まさに僕もそう。
本作を見て東山奈央さんのボソボソ喋りの虜になってしまった方は、続けてヤマノススメサードシーズン5話もどうぞ。 
同じボソボソ系CV東山奈央なのに全然印象が違う黒崎ほのかちゃんを堪能してください。



ソードアートオンライン ガンゲイル・オンライン
深く考えずに楽しめるエンターテイメント作品というジャンルでは、本作が今年一番でした。

ゾンビランドサガ
自治体のメディア戦略という観点からも面白い作品でした。
個別記事も書きました。

色づく世界の明日から
今年一番感情移入してしまい、ヘッドホン装着してハァハァ言いながら視聴していました。
これぞP.A.Worksという作品です。
主人公がいじらしすぎるんですよね。石原夏織さんの薄幸演技も素晴らしいです。


2019年の予想

有名ラブコメ漫画のアニメ化が話題になりそうです。
冬クールには早速「かぐや様は告らせたい」「五等分の花嫁」「上野さんは不器用」が始まりますし、その後には「僕たちは勉強ができない」も控えています。
「あつまれ!ふしぎ研究部」あたりもそろそろではないかと思っています。

このあたりの作品って、ファンの間で既に声のイメージが出来上がってるんですよね。
(ちなみに僕の場合、「かぐや様は告らせたい」のナレーションは新井里美さん一択だと思っていました) 
そのため、キャスティングがとても難しい。

新人さんを積極起用した「かぐや様は告らせたい」と、有名実力派で固めた「五等分の花嫁」という正反対のアプローチがどう転がるか、とても楽しみです。


漫画の話

微熱空間
拙者、蒼樹うめ先生の描くブラウン系女の子大好きオタク。
「姉」「弟」「親友」のような役割や立場と、本心の葛藤。
読んでるこっちは微熱どころでは済みません。
微熱空間 2 [ 蒼樹うめ ]
微熱空間 2 [ 蒼樹うめ ] 

僕の心のヤバイやつ
桜井のりお先生がついに男主人公でエッチなお話を描くのか……と思いきや、ガチなラブストーリーでした。
公式サイトで全話読めるので是非。 
 

アイドルマスターシンデレラガールズ U149
ハーレムものの主人公は、読者から妬まれないよう、高感度の高い人物である必要があります。
スピンオフ作品なら尚更、既存のキャラクター達が作り上げた秩序に入り込みつつ、自らの存在感を発揮しなければいけません。
この点、本作は完璧です。既存のキャラクターを大事にしながら、新たな一面を描き、新たなストーリーを創造しています。

エモかった諸々

夢に続くプロムナード(バンドリ!ガールズバンドパーティ!) 
「ちさかの」の関係性って、物語開始時点で相当完成しているんですよね。
スタート地点からいろいろ紆余曲折を経て、さらに良い形に進んでいくのが「物語」の基本なので、この二人の扱いってものすごく難しいんです。
それをうまく漸進させるという離れ業エピソードでした。本当に上手いです。

「ガルパ × シナリオ塾 ~【ガルパ】ゲームと一緒に成長するキャラクターについて~」Craft Eggシナリオチームが語るシナリオの書き方
開発チームの「この二人だからこんな会話になる、という関係性からくる必然性を大切にしています」というコメントにもいたく感動しました。「必然」を見つけるのがどれだけ難しいことか。


内田彩キャラソンLIVE 『〜chara・melt・ room〜』
会場には行けず、後からセットリストを眺めるだけでしたが……
魂が震えるセットリストです。
もし会場にいたら、「Stray sheep story」のイントロで昇天していたでしょう。

今日は一日“ラブライブ!”三昧
久々にツイッターに張り付いてガチ実況。
同じようなことをしているオタクが大量発生していて、ちょっとした同窓会気分でした。


読書総括

Kindle Oasisを導入したので、流行りのビジネス書を例年よりたくさん読みました。
刺さるものはほとんどありませんでしたが……
ビジネス書は話題の新刊よりも、古典的名著の方が役立つのかもしれません。

以下、今年読んだもののうち、地方公務員の仕事にも役立ちそうな本を紹介します。


文章を仕事にするなら、ポルノ小説を書きなさい
読者の望むものを書く、つまりマーケットインの発想で文章を書くという技術は、地方公務員にも欠かせません。
地方公務員に欠落しがちなこの発想を、わかりやすく説明しています。
文章を仕事にするなら、まずはポルノ小説を書きなさい [ わかつきひかる ]
文章を仕事にするなら、まずはポルノ小説を書きなさい [ わかつきひかる ]

ちょっと気になる医療と介護 増補版
厚生労働省の審議会等で、有識者として活躍されている筆者による2冊目の著書。
福祉施策の考え方(特に数理的な部分)を、省庁寄りのスタンスで説明しています。
福祉部署にいる地方公務員なら常識のような内容なのでしょうが、福祉とは縁遠い自分には大変勉強になります。


独裁者のためのハンドブック
役所のあり方を考えるにあたり、非常に参考になりました。別途感想を書きます。
1月から投稿する一連のシリーズ記事に、本書から得た知見がかなり混ざっています。
独裁者のためのハンドブック [ ブルース・ブエノ・デ・メスキータ ]
独裁者のためのハンドブック [ ブルース・ブエノ・デ・メスキータ ] 

来年は分厚い本を消化するように読み込みたいです。