部屋を掃除していたら、大学のシラバスが出てきました。
シラバスだけ読んでいると、どの講義も面白そうに見えますよね。
実際に受講すると結局寝ちゃうんですけど……
僕は真面目系クズなので講義の内容は殆ど覚えていませんが、中には今の生活に役立っているものもあります。
精神医学
僕が通っていた大学には、文系向けの教養科目として「精神医学」がありました。
多分、社会に出た後の心労を慮って、のことでしょうか。
内容はいたって簡単で、入門書レベルではありましたが、スタンダードな知識に触れられる良い機会でした。
特に認知行動療法の存在を知れたのが一番の収穫でした。
体育
小中高と田舎公立校だった僕にとって、根性論でもレクリエーションでもない、アカデミックな裏付けのあるスポーツの指導を受けたのは、大学の体育の授業が初めてでした。
スポーツ全般に苦手意識があった自分が、自発的に運動に取り組むようになったきっかけがここです。
役所実務に役立つ講義は……
先に挙げたどちらの講義も、役所実務とは全然関係ありません。「地方公務員生活に役立っている」というよりは、生活全般に役立っていると言うほうが正確でしょう。
正直、大学の講義が役所実務に役立っているという実感は全くありません。
財政学みたいな役所っぽい講義も受講していたはずなのですが、実務には全然役立っていません。
公務員になるには、そこそこの難易度である筆記試験を突破しなければいけません。
そのため、民間就職する人よりも高い学識を備えていると推測されるところですが、実際には全然活かされていない。
採用と実務のミスマッチじゃないかと、思わないこともありません。
法学部の講義だと実務にも役立つのでしょうか……?
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