キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

地方公務員の人生満足度アップを目指しています。地方公務員志望者向けの記事は、カテゴリ「公務員になるまで」にまとめています。

2018年04月

最近、同期入庁職員が続々とネット証券口座を開設しています。
昨年の仮想通貨ブームで投資自体に関心が集まっているうえ、入庁から5年間でお金がたまり、運用できるくらいの余剰資金が生じているのでしょう。

先輩や上司を見ていても、リスク資産を持っている方はかなりいます。けっこう過激な方もいて、「地方公務員だからこそリスクを取るべき」と話す方もいます。

僕が入庁前後で感じたギャップのひとつが、リスクの許容度でした。入庁前は安定第一・リスク資産に興味が無い人ばかりなんだろうと思っていましたが、実際はリスク愛好家が一定数います。

遠い将来まで給与所得額が見通せるというリスクヘッジ

リスク愛好家の諸先輩いわく、「地方公務員であること自体が超強力なリスクヘッジなんだから、ガンガンリスクをとっていける」のだと語ります。

公務員の特徴として、昇給ペースが年功序列でほぼ決まっていることから、将来の給与額がどれくらいなのか現時点で見通せることが挙げられます。
一律カットの憂き目を見る危険はありますが、それでも数パーセントです。半減したりはしないでしょう。

この意味で、地方公務員の給与は、リスクの小さい、非常に安定した収入源です。
そのため、より多くのリスクを追加で取ることができます。
将来どうなるかはわかりませんが……少なくとも当面は。

先輩から聞いた話は以上ですが、僕はさらに、離職リスクの低さも関係していると思います。
心身の不調で仕事を続けられなくなっても、公務員の場合は離職せずに休職→復職できるケースが、民間企業と比べて多いと思われます。


僕も預金の一部を株式口座とFX口座で運用しているほか、去年からiDECOを始めました。
今のところは順調です。電撃G'sマガジンを毎月購読できるのも運用益のおかげです。

※運用はあくまでも自己責任です。東京オリンピック後の経済停滞を見据えて現金一本がベストという説もあります。

#わたしのブログ環境(Twitter検索に飛びます)

勉強になるハッシュタグを見つけました。

Wordpress使ったオシャレなブログを、iPadだけで更新してる方がたくさんいるんですね。

僕の場合、ライブドアブログの仕様なのかiPadからではうまく記事更新できないので、仕上げはパソコンを使わざるを得ません。

それでもiPadの活用法をたくさん知れて、ブログ運営以外の面でも大変参考になります。
身バレ防止のため極力テキストだけで運営している当ブログですが、誰かの役に立てればと思い、運営環境を晒してみます。 
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パソコン(MacbookPro2016)

ほとんどの記事はパソコンだけで作成しています。 
Windowsを触っていると仕事を思い出してしまうので、あえてMacを使っています。 
あとは……クソコラ作成もMacのほうが便利です。 

スマートフォン

思いついた記事ネタは、すぐにTrelloにストックしています。
構成までさくっと思いつくこともあり、そういうときはあらすじも一緒に書いてしまいます。
古い端末なので、本文を書くには力不足です。フリーズしてしまいます。

iPadmini4

県外出張時、移動中の暇つぶしに本文を書くことがあります。
純正メモアプリを使って、クラウド経由で文面をMacbookに転送できるのが大変便利です。

記者ハンドブック 第13版

文章の校正用に使っています。
わかりやすく簡潔な表現への変更、句読点や記号類(「・」や「?」、「!」など)の用法確認に便利です。

公務員の文章って、一義性を追求するあまり、やたらと句読点が多いんですよね。
僕もすっかり毒されてしまっていて、このブログも校正前は読点だらけです。

スマートフォンだと読点多用文章はものすごく読みにくいです。
そのためあえて読点を減らし、一文を短くするよう心がけています。

記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集
一般社団法人共同通信社
共同通信社
2016-03-22



 

アイデア大全

ブログネタを考える時に、この本にある発想法を試しています。
独力ではなかなか思いつかない突飛なネタが思いつくので、重宝しています。
この記事が典型例です。


アイデア大全
読書猿
フォレスト出版
2017-03-09



 

全国に散っていった地方公務員の友人たち

公務員輩出数がとても多い大学に通っていたので、いろいろな自治体にかつての友人がいます。 
彼らのSNSの近況投稿や、直接のやりとりから、ブログネタを拾い上げることが多いです。

平成30年度、僕にとっては県庁生活6年目が始まりました。
僕は異動なし、担当業務の変更も無く、昨年度の担当業務(観光施設の運営、観光イベントの企画運営)を継続します。

 一年間やってみて、課題が見えて来たので、所信表明ということで書いてみます。

観光施設の多言語対応

僕の担当する観光施設は、中身自体はニッチで一般受けしない施設なのですが、場所だけは目立つところにあるので、最近外国人観光客が急増しています。

しかし、対応観光が全く整っていません。
施設案内も日本語版しかありませんし、施設スタッフも誰一人、英語すら話せません。

田舎で外国語対応ができるスタッフを探すのは至難の技です。
そもそも外国語ができる人材自体が少ないですし、自治体が準備できるレベルの正直しょぼい待遇よりも、ずっと良い求人がたくさんあります。
当面は既存のスタッフだけでなんとかしないといけない状況です。

東京オリンピックに向けて(実際に来るかどうかは置いといて)田舎でも多言語対応への機運が高まりつつあり、多分来年度の予算案の中には「県有施設の多言語対応」が大きな柱として建立されるでしょう。

その時に備え、まずは自分が多言語対応のあるべき姿を考えて、私案を拵えなければいけません。
英語の勉強から地道に始めていこうと思います。

全方向への感謝の気持ち

観光イベントの開催には、いろいろな方々の協力が必要です。
協力に対しては極力金銭(謝金)で報いるようにして、「やりがい搾取」に陥らないように気をつけていくとともに、今年度は協力者への感謝の気持ちをより表明せねばと思っています。

正直、単発の観光イベントを開催したところで、大した効果は無いと僕は思っています。
真に大事なのは、イベントを通して、お客さんには観光地への愛着を持ってもらうこと、協力者には観光振興のモチベーションを高めてもらうこと、つまり開催後に持続的な効果を残すことだと考えています。

オタク業界でも最近、ブルーレイにイベント参加優先申込券がついているものが増えています。
イベント開催の目的は、ブルーレイの売上を伸ばすとともに、イベント会場での物販で儲けたいという意思もあると思いますが、何より重要なのはイベント参加を通して、参加者のオタク達の作品への愛着を育み、次の展開(2期、関連作品)まで心をつなぎとめておくことではないでしょうか?

持続的な効果を残すためには、イベント自体の内容も工夫する必要がありますが、まずは何より関係者への感謝の気持ちが不可欠だと思います。
感謝にお金は必要ありません。手間と時間が少しかかるだけです。
この少しの手間と時間を惜しまず、感謝を捧げたいと思います。

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