キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

地方公務員の人生満足度アップを目指しています。地方公務員志望者向けの記事は、カテゴリ「公務員になるまで」にまとめています。

2018年06月

今月はいろいろハプニングがあり、お休みが3日間しかありませんでした。
アニメが溜まっています……
夏クールのチェックも全然できていません。ヤマノススメ3rdシーズンは確定として……

ブログ開設から半年経ちました

ブログ更新がすっかり生活の一部になりました。
週2回更新にとどめているおかげで、ネタ・モチベーションとも良い感じに持続しているのかもしれません。
少なくとも今年いっぱいはネタが尽きなさそうなので、今後もよろしくお願いします。

アクセス数は順調に伸びていて、今月は7,000PVを超えました。
ただ、初期に書いた学歴ネタ記事がいまだに上位に君臨していて、これを超えられずにいます。

地方上級試験(筆記)お疲れ様でした

24日の筆記試験、お疲れ様でした。
次は市町村試験でしょうか?プレッシャーが続きますが、どうかご自愛ください。

僕もツイッターを駆使して、勤務自治体を受験するっぽいアカウントを捕捉する作業に励んでいます。
人事課も同じことやってるのかな……?


8月に向けて

夏休みに入るためか、8月はブログのアクセス数が増える傾向があるみたいです。
せっかくの機会なので、7月中にアクセス数が増えるような仕掛け作りを試してみて、8月に1万PV超えを目指してみたいなと思っています。
具体的な方法は、別記事にて。

そろそろ現在の業務にも慣れてきて、自己啓発欲が湧いてくる頃合いかと思います。
秋になると予算要求が始まって慌ただしくなるので、自己啓発に励むのであれば夏場が一番だと思います。

自己啓発の最たるものが、資格試験です。
資格試験全般については、過去記事もご覧ください。

今回は、ちょうど今年度の試験申込がスタートするということで、僕一押しの宅建(宅地建物取引士)について、経験談ベースで書いていきたいと思います。

地方公務員に宅建を勧める理由

宅建をオススメする理由は2つ。
受かりやすく、実務にも役立つからです。


地方公務員にとって宅建は取りやすい

宅建試験の問題は、大きく以下4つに分かれます。
①民法
②宅建業法
③その他関連法令
④税制

このうち、何らかの規制法令を所管し、日頃から許認可業務をやっている方であれば、②宅建業法と③その他関連法令は、ものすごく馴染みやすいです。

宅建の参考書によると、まずは②③を固めるのがセオリーとのこと。
地方公務員の場合、セオリーの前半部分がすでに出来上がっているも同然。
強くてニューゲーム状態とまでは言えないものの、かなり有利です。

宅建は実務に役立つ

資格自体は意味ありませんが、宅建試験を通して得られる都市計画法や建築基準法の知識は、幅広い部署で役立ちます。

加えて、宅建業法の仕組みを知っておくと、制度をメイキングするときに役立つと思います。

宅建業法は、宅地の取引という国民生活に大きく影響する重要な事柄が秩序をもって行われるよう、規制をかける法律です。
宅建業法の主な規定
・宅地の取引を行うためには、県又は国の許可を貰う必要があります。
・許可を貰うには、有資格者を責任者として配置する必要あり
・業務のうち、有資格者しかやってはいけない仕事がある
・破ったら罰則

規制法令によくあるパターンです。宅地建物取引界隈は、業者数が多いためか、ほかの規制法令と比べても詳細までルール化されています。
もし、自治体独自の許認可制度を作るとしたら、宅建業法を参考にすれば、そこそこのものが簡単に出来上がるでしょう。


受験記録

ここからは僕の受験記録です。

使用教材

 




宅建試験は受験層が幅広いようで、「初学者向け」を謳う解説書は、完全な法令初学者向けのものです。
地方公務員だと丁寧すぎて冗長に感じると思われるので、最初から硬めの参考書を使えばよいでしょう。


勉強法


参考書を読んで、問題演習。これを繰り返します。
基本書に載っていないことがあったら、付箋にメモして基本テキストに貼り付けます。
宅建業法と法令上の制限は、これだけでほぼ満点を取れるはずです。

宅建業法も「法令上の制限」の中で問われる各法令も、「行政法」の個別法にジャンル分けされる分野です。
民法と異なり、これら法令には「学説」がほとんどありません。
そのため、問題の幅に限界があり、過去問と似た問題が出題されがちで、問題集の周回が効きます。
 

一方、民法は難しいです。
細かい例外規定も問われるので、まともに得点源にしようとすると、宅建向けの教材では不足するでしょう。
宅建勉強法サイトを見ると、「民法は司法書士試験用の問題集を使って周りの受験生と差をつけよう!」みたいな指南もあるほどです。

民法の勉強に労力を割けるならば是非みっちり勉強すればよいと思いますが、宅建に合格するだけならコストパフォーマンスは悪く、まずは宅建業法と法令上の制限に重きを置くほうが無難だと思います。
 

受験結果

勉強期間2ヶ月半(総勉強時間:約100時間)で、39点で合格できました。
自己採点によると、民法は半分しか正解できていませんでしたが、「宅建業法」と「法令上の制限」でしっかり得点できていたおかげで、合格ラインに届いてくれました。


実際、役立ってる?

合格から数年経っていますが、今の所資格が活きた場面はありません。
ただ、宅建試験対策の中で勉強した都市計画法と建築基準法の知識は、ものすごく役立っています。

細かい数字はもうすっかり忘れてしまいましたが、「用途地域」や「建ぺい率」といった概念をぼんやり覚えているだけでも十分役立ちます。
細かい部分は、必要な時に調べ直せばいいだけです。

興味を持たれた方は、まずは書店で参考書を立ち読みしてみてください。
「いけるかな?」と思えたら、実際いけます。

カードキャプターさくらクリアカード編のせいで懐中時計熱がぶり返してしまいました。
アラサーのオタク顔が使ってるとマジでキモいから駄目だという自制が働き、実行には至っていませんが……cv花江夏樹のイケメンになりたいですね。

時計繋がり?ということで、今回は地方公務員の腕時計事情について書いてみます。

腕時計は必須


地方公務員として働くうえで、腕時計は必須アイテムです。 

単に時刻を確認するだけであれば携帯電話で十分ですが、腕時計のほうが確実に素早く時刻確認できますし、携帯電話を取り出せない場面もあることから、腕時計も必要です。

加えて、スマートフォンを人前で取り出すと、相手に警戒感を与えてしまうこともあります。
アプリを使えば、無音で写真撮影や録音ができてしまいますからね。
余計なトラブルを増やさないためにも、時刻確認しかできないアナクロなデバイスとして、腕時計は必須です。

高級時計は自粛するほうが無難?

周りを見ていますと、2〜3万円の国産時計が、どの年齢でもボリュームゾーンかと思われます。
 
公務員は質素に暮らすべきだと考えていて、高級品をひとつでも身につけていると糾弾してくる方が一定数いることから、腕時計に限らず装飾品にこだわりすぎると、身を滅ぼす(滅ぼされる)おそれがあるんですよね。

そのため、この価格帯のものを選んでいるのだろうと思われます。
 
「隠れオメガ」みたいな、高級ブランドっぽくない高級ブランド時計を使ってる方もいます。

ちなみに僕はSEIKOのWIREDを使っています。お値段は2万円ちょっと。
いつかはLongines(ロンジン)を使ってみたいのですが、地方公務員の給与では絶対手が出せません…… 
 

「Gショックは社会人向きではない」という流説

就職活動の心得として「Gショックはダメ、社会人としての常識に欠ける」と説かれていますが、就職してからは関係ないと思います。
公務員の場合、土木や防災のような大自然に出て行く職種であれば、むしろGショックがベストでしょう。
 
個人的には、スーツにあんまり似合わないと思っているので、使うならクールビズ期間限りかなと思いますが……完全に好みの次元です。

ちなみに、スマートウォッチを使ってる地方公務員は見たことがありません。
そもそも田舎なので売ってないので、使いようがないわけですが……都庁職員あたりは使ってるのでしょうか?

【2020.2.11追記】
最近は田舎でもスマートウォッチユーザー(ほとんどApple Watch)が増えてきました。
特に女性に多いように思われます。
別途記事にします。

先日、職場の新人が、大量のカラー資料を印刷して切り貼りしていました。

国のホームページにあったPDFのマニュアルから、模式図とグラフだけを抽出してまとめる作業をしているとのこと。

どうして画面キャプチャで対応せずアナログ作業しているのか聞いてみたところ、「PDFって編集できないじゃないですか~」という驚きの回答が返ってきました。

すぐに作業を止めさせてSnipping Toolを紹介。こんな便利なソフトがあるのかと感激していました。


僕のようなクソコラメイキングオタクは別として、確かに画面キャプチャソフトを普段から多用する人は少ないのかもしれません。
僕のところのほかにも、キャプチャソフトを知らずに苦労している新人職員がいるかもしれないので、紹介してみます。

Snipping Toolとは

Snipping Toolは、パソコン画面をそのまま画像として保存できる、いわゆる画面キャプチャソフトのひとつです。
Windowsのパソコンであれば、どの機種であっても搭載されています。

Windowsのバージョンによって格納先が異なりますが、
左下の検索窓に「Snipping Tool」と入力すれば、どのWindowsでもアクセスできます。


キャプチャ

こんなアイコンです。

使い方はものすごく単純なので、説明は省きます。

ソフトの名前だけ覚えておけばOKです。

使い道は無限大

キャプチャした部分は、画像として扱えます。
グラフや模式図を自作資料に転載したり、ホームページの保存に使ったり……

最近はSNSの投稿を保存する役割が重視されているように思います。
そのまま保存もできず、印刷するとレイアウトが崩れるところ、画像であれば見たままを保存できます。

勿論、著作権侵害にならないよう注意が必要です。




このたびの地震で被害に遭われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
梅雨時なので土砂災害につながるかもしれないのが気がかりです。

災害のニュースを見るたびに、元防災担当として言及したくなるのですが、
業務上の守秘義務も多々あるので、一言だけ「お願い」の形で申し上げます。


防災部署への不要不急の電話は控えてほしい

大きな災害が発生すると、全国各地から電話がかかってきます。
「べき論」や陰謀論、激励の電話などなど、僕もいろいろ対応しました。

電話したくなる気持ちは理解できるのですが、それを受け入れるだけの人的余力も、電話回線の余裕もありません。

現在、現時点では人命には直結しないけど二次災害になりかねない項目を調査していることと思います。
ため池の点検とか……

こういった調査は、メールでやりとりする場合もあれば、調査現場から電話で報告してもらう場合もあります。
全国からの電話を受けていると、回線がパンクしてしまい、こういった調査報告を受けられないのです。

調査結果を至急回収できなかったせいで、二次災害につながることも十分考えられます。
トータルの被害を減らしたいと思うなら、電話は自粛してください。お願いします。

特に、これから週末にかけて、「そっちに旅行に行くんだけど安全ですか?」という電話が増えていくと思います。
もしこのブログを見ている人で、関西方面に旅行予定がある方がいたら、防災部署ではなく、それぞれの目的地に個別に聞いてください。行政では回答できません。

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