キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

地方公務員の人生満足度アップを目指しています。地方公務員志望者向けの記事は、カテゴリ「公務員になるまで」にまとめています。

2018年10月

急に寒くなりました。
職場でも風邪をひく人が増えています。
インフルエンザが流行り始めたところもあるらしいですね。 

75時間残業

予算要求業務が始まり、早速残業しまくっています。
今年の財政部局は事細かに「根拠資料をよこせ」と指示してくるので、残業もエクセル作業ばかり。
とにかく目が疲れるので、外付けモニターを導入しようか検討中です。

株価急落&アクセス数急落

一時は25,000円台まで届くかと思われた日経平均が急落しました。
同じタイミングで、このブログの訪問者数・PV数もなぜか急落しています。
今月の総PV数はギリギリ1万超え。先月よりも1000以上減ってしまいました。

一体何が原因なのでしょうか……

ゾンビランドサガ

秋クールアニメが始まりました。
僕の今期イチオシはゾンビランドサガです。

最初はトンデモ枠かと思いきや、今のところはすごく上質なご当地アニメという印象です。
地方公務員なので、ご当地アニメはどうしても気になってしまいます。

内容は勿論ですが、佐賀県としてどう絡んでいくのかも非常に気になるところ。
そもそも、佐賀県はどうやってサイゲマネーを誘致したんでしょう……

個人ブログを運営し始めてから、地方自治体のホームページ運用方法の歪さに気がついてしまいました。仕方ない部分もあるとはいえ、正しい情報をより多くの人に届けるという意味では、現状の運用方法は相当まずいのではと危機感を抱いています。

原則上書き、コンテンツ総量は据え置き

自治体のホームページは、上書きが基本です。
新たな情報を掲載するたびに、古い情報を消していきます。
 
総ページ数は原則増やせません。
同じURLのページを、内容を変えて使い回すイメージです。
そのため、コンテンツの総量はいつまでたっても増えません。

こういう運用になっている理由は、大きく二つあります。

サーバー容量への配慮

一つは、サーバー容量の都合です。
各部署で好き放題にコンテンツを増やしていったら、サイト容量が際限なく増えていってしまいます。
サーバー容量のパンクを防ぐため、自主規制が敷かれている状況です。

粗探し対策

より重要な理由は、過去のページの粗探し対策です。
 
行政の粗探しをしたい方にとって、過去のWebページは格好の攻撃材料です。
ページの作成者がすでに異動してしまったであろう更新日時の古いページを探して、「文言の使い方がおかしい」「そもそもの制度趣旨がおかしい」などなど指摘してくる方が、結構います。
 
古いページの中身だと、現在の職員では即時回答できないことも時々あります。
この場合、回答に詰まること自体を嬉々として非難され、そのまま小一時間サンドバッグにされてしまいます。

こういった案件が頻繁に発生するので、用済みになったページはすぐに消してしまうのが、行政のサイト管理の原則です。

僕のような観光系の部署の場合、終わったイベントの情報は全部消しています。
特に、毎年恒例のイベント情報は念入りに消します。過去の情報を残しておくと、「現在との違い」について粗探しされるリスクがあるためです。

「なんで去年は来場者特典が『先着100名』だったのに、今年は50人に減ってるの?」とか、「ステージイベントの開始時刻を繰り上げたのは何故?」とか、とにかく邪推して揉め事にしたがる方が多くて……

コンテンツ価値の観点

上書き保存のみの運用だと、サイト上のコンテンツの総量が増えません。
コンテンツの総量が増えないと、サイトとしての価値は低いままです。
そのせいで、公式サイトなのに検索順位が低くなってしまいがちです。
 
自治体の公式サイトであれば、検索上位に来るように配慮されているようですが、公式サイト外に独自ドメインを取得して掲載しているサイトの場合は、「〇〇県お出かけ情報」みたいなキュレーションサイトの方がだいたい検索上位に来ます。

書籍名を検索した際に、出版社サイトよりもAmazonの方が上位に表示されてしまうのと同じですね。

キュレーションサイトの方が先に表示されたとしても、内容が正しければ問題はありません。
ただ、結構な頻度で間違いがあり、実際問題になっています。

現に、僕の課が管理している観光施設でも、「ウェブ上に載っている開館時間が間違っている」とのクレームがありました。
もちろん、公式サイトでは正しい時間が掲載されています。
最初は誰も意味がわかりませんでした。

よくよく調べてみると、いくつかのキュレーションサイトで開館時間が間違っていることが発覚。
各サイトのご意見フォームから訂正依頼を送り、現在は修正されています。

こういった事件が今後多発していくのではないかと危惧しています。

サジェスト汚染の危険も?

公式サイトの検索順位が低いと、サジェスト汚染への耐性も弱くなってしまいます。
ネガティブワードで一度バズってしまったら、なかなか修復できないでしょう。

幸いにも?今のところ実例は見たことがありません。
ただし、マイナーな観光地に対して有名ブロガーが「がっかり観光地だ」という記事を投稿した結果「がっかり」 がサジェストされるようになってしまう……くらいの展開は近々起こりそうですし、実際既にどこかで発生していそうです。
 

より良いサービスのため、粗探しは勘弁してほしい

少なくとも観光振興においては、「これから何をするのか」と同じくらい、「過去にどういうことをやっていたのか」も、重要な情報です。
そのため、なるべく過去イベントの情報も残しておきたいと常々思っています。

ただし、「粗探しして説教してやろう」という方が多数いらっしゃる以上、過去イベント掲載はハイリスクです。
今後の地域の発展のため、粗探しは勘弁していただけないでしょうかね……?

先日、仕事で都内の自治体アンテナショップを回ってきました。
山形のショップで大判焼きを食べたり、石川のショップで金箔ソフトクリームを食べたり、群馬のショップに内田彩さんのCDが置いてあるのを見つけてオタクスマイルをこぼしたり……楽しい出張でした。

Googleアナリティクスによると、本ブログ読者の約3割が東京都民らしいです。
都民読者向けの記事も書いてみたいなと思いつつ、田舎地方公務員という立場上どうしても田舎臭いネタばかりなのを申し訳なく思っていたのですが、アンテナショップネタなら都民の皆様に還元できるのでは?とようやく気がつきました。

アンテナショップは概して原価率が高い

原価厨という生き方。
僕には到底真似できませんが、こういう筋の通った生き方には憧れます。
 
意外かもしれませんが、アンテナショップは原価厨にぴったりです。
アンテナショップで提供している商品もサービスも、(広い意味で)原価率が高いからです。

原価の説明の前に、まずは一般的なアンテナショップの費用負担構造を紹介します。

スライド2

だいたいのアンテナショップは、家賃は100%自治体が負担、実際の運営は別の事業体(民間企業や第三セクター)に任せています。
 
家賃負担と店舗運営が別であることがポイントです。

通常の小売店は、店舗運営を通して獲得して粗利益の中で、家賃も賄わなければいけません。
一方アンテナショップは、家賃は自治体が負担してくれます。
家賃に加えて、販促費を補助している自治体も多いようです。
(ソースは各道府県の予算資料です。各自治体のホームページで公表されています)

とはいえ、家賃・販促費の分だけ粗利幅が増えるわけではありません。 
家賃・販促費支出が削減される分、仕入高が膨張しています。

小売における「原価」とは、まさに仕入高です。
アンテナショップで販売している商品は、販売価格に占める仕入高(=広義の原価)の割合が高い、つまり原価厨的にお得なのです。

スライド3


仕入高膨張の原因は、主に流通コストの肩代わりそもそもの商品原価高です。
以下、それぞれについて紹介していきます。

通常なら消費者が負担する流通コストを肩代わりしてくれる

どこでもいいので実際にアンテナショップに行ってみて、目についた商品名をググってください。
その商品のメーカー通販サイトが見つかったら、値段をチェック。
大半の商品が、通販サイトの価格と同一のはずです。

ごく一部の例外を除き、アンテナショップでの販売価格は、現地商店での販売価格と同額にするという暗黙のルールがあります。

本来、現地販売とは異なり、東京アンテナショップで販売する場合には、東京までの商品配送料という追加コスト、つまり流通コストが発生します。
 
この流通コスト、食品セレクトショップのような専門小売店では、販売価格にこっそり上乗せされることが多いです。
しかし、アンテナショップでは、行政が絡んでいるという事情からなのか、販売側が負担しています。消費者には一切負担させません。

多くのアンテナショップでは、この流通コストを店舗運営者が負担しています。
運営者ではなく商品メーカーが負担しているところもあるようですが、誰が負担するにせよ、利用者的にはどうでもいいことです。
本当なら消費者が負担するはずのコストを販売側が肩代わりしている事情には変わりありません。

通販サイトと比較してみれば、お得さがはっきりするです。
メーカー直販サイトと同じ価格で、いつでも送料無料で買い物できるのです。

原価率の高い商品(高原価商品)が集まってくる

狭義の原価(商品製造に要する費用のみ)だけを見ても、アンテナショップはお得です。

アンテナショップでは、地元でも比較的小さいメーカーの商品を多く取り扱っています。
小さいメーカーの商品は、概して効率的な大量生産ができないため、原価率が高いです。

原価率が高いと、その分だけ下代(仕入れ値)も高くなります。
下代が高い商品は、通常の小売店ではなかなか取り扱ってくれません。
 
こういう商品を優先的に取り扱うのが、アンテナショップの使命です。
とりあえず販売してみて、売行きやお客さんの反応をメーカーに伝えて商品改良を促したり、バイヤーに紹介して一般流通に乗せてあげるのが、俗にいうアンテナショップの「販路開拓機能」、アンテナショップの主要機能です。
 
つまり、アンテナショップの役割上、原価率の高い商品が続々と集まってくるのです。

原価厨垂涎の飲食メニュー

アンテナショップの中には、レストランを併設しているものもあります。
このレストランも、原価厨的にはめちゃくちゃ美味しいです。

アンテナショップレストランの役目は、地元食材の販路開拓です。
販路開拓ということは、現在は販路が無い、つまり首都圏では通常流通していない食材を使うことになります。 
アンテナショップレストランのために、わざわざ地元から入荷しなければいけないのです。
 
このため、アンテナショップレストランで使っている食材も、販売商品と同じく、追加的な調達コストがかかっています。

そもそも、一般流通に乗らない食材は、概してお値段が高いです。
高価な食材を、高いコストをかけて調達するのです。原価率が高くならざるを得ません。
 

そもそもアンテナショップとは何なのか(陰謀論)

以下、ネタなので気楽に読み流してください。

最初に掲載した図を、ちょっと拡幅してみます。

スライド1


お分りいただけたでしょうか。
アンテナショップを通して、地方自治体に流出していった地方交付税が東京都へと還流しています。

アンテナショップのサービスの源泉は、各自治体住民の税金であると同時に、都民の税金でもあるのです。
「アンテナショップはお得」というよりも、「アンテナショップを利用しないと損を取り返せない」と表現する方が正確かもしれません。

東京オリンピック・パラリンピックが近づくにつれ、各アンテナショップ間の競争もエスカレートしていくことでしょう。
エスカレートすればするとほど、東京都民は得をします。

アンテナショップ、マジで目が離せないと思います。

来年1月のファイナンシャルプランナー2級試験を受けることにしました。
3級以来、5年ぶりの受験です。

受験しようと思った理由

ライフプランの見直し

今年からつみたてNISAを開始して、月々のキャッシュフローが様変わりしました。
そこでお金の配分を再考していたところ、保険分野について自分があまりに無知であることに気がつきました。

今後もし結婚したり新居を構えたり子供が生まれたとしたら、生命保険を見直したり、火災保険に入ったり、教育資金を考えたり……いろいろと新たに保険商品を調べることになるでしょう。

そのときに変なものを契約させられないよう、今のうちに基礎知識を身につけておこうと思い立ちました。
今のところ全く予定は無いので、杞憂に終わるかもしれませんが……

両親の定年退職を控えて

両親の定年退職まで5年を切った頃から、退職金運用関係のダイレクトメールが急増しています。
「とりあえず個人向け国債はどう?」というライトなものから、年率10%を約束する怪しいファンドのご案内まで、幅広く届いています。
ネットワークビジネスとしか思えないセミナーのご案内も時々届きます。

退職金の使い道はもちろん両親の自由なので、僕が口を挟むつもりはありません。
ただ、明らかに悪意のあるお誘いが多すぎて、どうしても不安になってしまいます。
実際、金融機関の言うがままにした結果、溶けてしまった事例を度々聞いていますし。

参考:【実話】地方公務員の退職金は狙われている?銀行に言われるまま運用した結果の悲劇……

とにかく、金融機関の方に勧められるまま即決するのだけは止めてほしいと思っています。
資格を取っておけば、両親も少しは僕を信用してくれて、即決せずに一旦家に持ち帰り、僕に見せてくれるのではないかと期待しています。

公務員なのに税金のことを全く知らない

最後は実益というよりも見栄の問題です。

僕は税金のことを全く知りません

公務員とはいえ、これまで税金に関係する部署とは一切無縁だったので、世間一般よりも無知です。

このままでは流石にまずい気がするので、ファイナンシャルプランナーの勉強を通して、補強してみます。


勉強のスケジュール


試験まで丸々3ヶ月あるので、網羅性に定評のあるきんざいのテキストでじっくり勉強しようと思います。
軽く通読してボリュームを確認してから、問題演習中心で勉強していく予定です。
 
'18~'19年版 最短合格 2級FP技能士
きんざいファイナンシャル・プランナーズ・センター
きんざい
2018-06-04


'18~'19年版 2級FP技能士(学科)精選問題解説集
きんざいファイナンシャル・プランナーズ・センター
きんざい
2018-07-09



さらっと見たところ、「金融資産運用」「不動産」はなんとかなりそうです。
ただやはり、タックスプランニングは全然わかりません。

試験まで期間があるようで、予算業務と丸かぶりなので、勉強時間が確保できるかどうかは怪しいです。
こつこつ勉強していこうと思います。 

市役所勤務の方からは顰蹙を買ってしまうかもしれませんが、県庁職員は仕事中に結構おやつを食べています。
もちろん、窓口担当や来客中は食べません。

手が汚れないものが人気

なんでも食べられるわけではありません。
業務に支障のないよう、周囲に迷惑をかけず、目立たずささっと食べなければいけません。

  • すぐ食べられる
  • 手が汚れない
  • こぼれない
  • 音が出ない
  • 常温保存できる
  • 口の中に残らない

以上の条件を満たさないものは難しいです。
チョコレートは溶けてしまうので、冬場でないと食べません。
ガムは口に残るし、食べ終わるのに時間がかかります。何より態度が悪いと思う方が多いです。

一番人気はグミです。
糖分補給だけならキャンディーでも十分ですが、歯ごたえがあるところが魅力です。
キャンディーでは解消できない「口寂しさ」を満たしてくれます。
ある意味、ガム代わりでもありますね。




残業時にがっつり食べることも

深夜まで残業が続きそうな時は、残業突入直後にがっつり間食することもあります。
遅い夕食までのつなぎですね。

このときは、当面の空腹解消が最優先課題なので、業務時間中よりもしっかりとしたおやつを食べます。
どら焼きや菓子パンあたりが人気です。

僕はプロテインバーを推しています。


これから予算要求が本格化していくので、おやつの出番も増えてきます。
まとめ買いしておかないと……

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