久々に東京出張してきました。
しかも単独。テンション上がりまくりです。
現在の観光部門に異動してきてからは、東京出張のたびに極力都庁にも立ち寄るようにしています。
都庁職員に用があるわけではありません。
会いに行くのは、縁もゆかりもない遠方自治体の職員です。
全国観光PRコーナーにいる観光系職員に会いに行く
東京都庁の1階に「全国観光PRコーナー」という区画があります。
展望台に向かうエレベーターのちょうど反対側です。
週替わりくらいのペースで地方自治体(市町村でも道府県でもOK)が上京してきて、パンフレットを配ったり特産品を販売したりキャラクターを出したり……いわゆる出向宣伝をやっています。
ここは無料で使わせてもらえる代わりに、常時1名、自治体職員の立会いが必要です。
つまり、ここに行けば、常に自治体の職員がいるのです。
しかも観光関係の職員、僕の同業者。
挨拶して軽く意見交換するだけでも、色々と学びがあります。
長話も可能
さらにこのブース、繁閑がはっきりと分かれます。
ここのお客さんの大半は都庁職員です。
職場用のお菓子や夕飯の材料をメインに、かなりお買い上げいただいております。
見事なお買い物っぷりを見るたびに、地域手当すげえなという感嘆が漏れてしまいます。
都庁職員がここに来られるのは、昼休みか定時後です。
そのため、昼休みが終わると、夕方までお客さんが激減します。
あと、都庁職員が出勤して来ない休日も終日空いています。
こういう暇な時間帯を狙って行けば、長話もできます。
初対面とはいえ、同じような部署で仕事をしているとなると、ものすごく盛り上がります。
一期一会の相手だからこそ、ぶっちゃけ話も可能です。
去年お会いした某自治体の方は「正直インバウンド客はお断りしたい、全然対応できてない現状で来られたらイメージダウンにしかならない」と愚痴っていました。
こんな話、行きずりの相手でないとできません。
こんな話、行きずりの相手でないとできません。
観光施策をゆっくり聞ける貴重な機会?
地元の役所にUターン就職を考えている方も、一度足を運んでみることをおすすめします。
「出向宣伝」という業務は、田舎役所の中でも花形の一つ。
東京に出しても恥ずかしくない、相当優秀な職員が来ているはずです。
仕事風景を観察しながら、暇そうなところを狙って会話してみてもいいでしょう。
観光関係の話なら、結構対応してくれると思います。
僕が行ったときは、どういう運命か沼津市のターン。
狙ったわけではなく、本当に偶然です。
オタクスマイルを必死に抑えつつ、メディアタイアップ時の費用負担について聞かせてもらいました。
「今回は劇場版公開とたまたまタイミングが一致したので、攻めてみた」とのこと。GJです。