公務員への内定をゲットした皆様、おめでとうございます。
この時期、ツイッターなんかで大学4年生の様子を見ていると本当に羨ましくなります。
特段不安のない自由な時間。字面だけでも素敵です。
僕の場合、訳あって卒業単位数が足りていなかったので、大学4年下半期も毎日大学に通って必死に講義を受けていました。
そのため、自由の歓びを知らないまま、労働に囚われてしまいました。
就職してからというもの、この時期になると「ああしたかった」「こうしたかった」という後悔が次々浮かんできます。
休めるようで休めない若手地方公務員
本題に入る前に、若手公務員の余暇形態の特徴を整理します。
「人生の夏休み」とも言われる大学時代と比べると、地方公務員の生活は制約だらけです。
長期の休み(4日以上)が取りづらくなる
ゴールデンウィークと年末年始以外だと、長い休みはなかなか取得できません。
そのため、長期間にわたる娯楽や、数日間の休養が必要なハードワークは、就職してしまうとなかなか実行できなくなります。
「友人の結婚式」くらいの重要イベントでも仕事優先です。
どこの部署でもよくあるのは議員関係とマスコミ対応。あとは部署ごとに色々あります。
休暇予定は易々と潰される
前々から休暇を申請していたとしても、突発的な仕事が発生したら出勤を命じられます。「友人の結婚式」くらいの重要イベントでも仕事優先です。
どこの部署でもよくあるのは議員関係とマスコミ対応。あとは部署ごとに色々あります。
身分上の縛りができる
たとえ休日であっても、地方公務員という身分から解放されるわけではありません。
「副業禁止」などの規則は常につきまといますし、ボランティア団体やNPOによっては公務員を排除しているところも結構あります。
とにかく自由な大学生の頃と比べると、かなり行動が制約されます。
僕がやりたかったこと(陽キャ編)
遠方への旅行
定番中の定番ですが、一番後悔しているのはこれ。
3日以上の休みが取りづらくなるので、旅行するとしても1泊2日がメインになります。
そのため、移動だけで半日以上かかるような場所へはなかなか行けません。
そのため、移動だけで半日以上かかるような場所へはなかなか行けません。
道央〜道東を旅したかった……
怪しい単発バイト
ブログでおおっぴらに公表するのが憚られる怪しいバイトを、もっとやっておくべきたったと後悔しています。
怪しいバイトをこなした数だけ、会話のネタが増えます。
未経験のスポーツや楽器
新しく始める楽器やスポーツは、最初にがっつり基礎を身につけられるかどうかで、後々の上達具合が変わってくると思います。
一旦就職してしまうと、がっつり練習できるのは土日の二日間のみ、次の練習まで5日間も空いてしまいます。
特に初心者のうちは、5日間ブランクがあると未経験者並みに腕が衰えてしまうもの。
自由に時間が使えるうちにがっつり練習してある程度上達しておかないと、習得効率がガクッと落ちてしまいます。
陰キャ編も書きました。こちらからどうぞ。
その他(同期職員から聞いたこと)
自治体主催ではないボランティア・勉強会
有志でやっている活動に地方公務員が参加すると、主催側に「役所お墨付きだ」という誤解(あるいは意図的にそう解釈)を与えてしまい、トラブルになるケースがよくあります。そのため、興味があっても近寄らないのが基本です。
参加するなら学生のうちしかできません。
博物館・美術館巡り
公務員は基本的に土日休みなので、どこに行くにしても混雑を避けられません。学生のうちは学割が効く上、平日に行けます。
奇抜なファッション
公務員は無難な格好を求められます。特に男性の場合、髪染めNG、長髪NG、装飾具一切NGという役所も少なくないようです。
ファッションで自己表現したいのであれば、学生のうちに心ゆくまでやっておいたほうがいいでしょう。