キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

地方公務員の人生満足度アップを目指しています。地方公務員志望者向けの記事は、カテゴリ「公務員になるまで」にまとめています。

2020年01月

Studyplusのログによると、2019年は約400時間くらいを資格試験勉強に費やしたようです。
3月~5月にかけてはFP2級、6月~11月にかけてはマンション管理士の勉強をしていました。

だいたい9か月で400時間、日平均だと1.5時間弱です。
大した数字ではありませんが、年間560時間(日平均2.3時間)残業しつつ、ブログ書きつつ、オタク趣味も・・・と思えば、まあまあ時間を確保できたほうなのではと思います。

良し悪しは別にして生活が変わった

試験勉強の時間は日中に捻出するよう心がけました。
早起きにしろ夜更かしにしろ、睡眠を削ると体調をすぐに崩すので……

目的のない外出が減った

ひきこもり気質の僕ですが、2019年の出不精っぷりは過去最強クラスでした。
特に「特に買いたいものがあるわけじゃないけど商業施設をぶらつくか」みたいな、無目的な外出はほぼゼロ。
節約にも役立ちました。

SNSやインターネットをだらだら見ている時間が減った

スマートフォンを手にしてしまって以来、暇さえあればインターネットにアクセスするのが完全に習慣化しています。
インターネットには明らかに中毒性があります。やめるのは大変です。

いろいろ試行錯誤した結果、ダイエットにおけるチートデイのように、月1くらいでどっぷりインターネットサーフィンデイを設けることで、今のところうまくいっています。


資格試験のおかげで生活習慣が改まった

僕は自分にとっても甘い人間です。
そうでなければ30代目前独身異常男性に陥ることもなかったでしょう。
 
そんな自分でも生活習慣を改められたのは、資格試験という強いモチベーションがあったおかげだと考えています。

社畜なら誰もが「時間を有効に使って人生を豊かにしたい」と考えていることでしょう。
ただ、時間を今より有効に使う、つまり時間の使い方を見直すのは結構大変です。

時間の使い方を見直すのは、生活習慣の見直しにほかなりません。
生活習慣には、外部環境に由来するものもありますが、それが心地よいから・快楽を生むから繰り返しているものも多々あります。

前者の改善はコストがかかります。そもそも不可能な場合も多いです。
後者は意識の持ちようで変えられますが、「目先の幸福を手放してでも改善するぞ」という強いモチベーションが必要です。

資格試験勉強は、このモチベーションになり得ます。
資格試験勉強には明確な「期限」と「作業内容」があります。
期限が明確なおかげで、先延ばしができません。「今すぐ着手せねば」という危機感がモチベーションに直結します。
さらに作業内容が決まっているおかげで、すぐに実践に移せます。
特に勉強慣れしている人であれば、簡単に習慣化できます。 

「生活習慣を改善して資格試験を突破しよう」という主張はよく見かけますが、「資格試験勉強を通して生活習慣を改善しよう」という逆の発想も、特に公務員みたいな勉強慣れしている人にとっては有効なのではと思います。

何らかの資格試験に定期的にチャレンジするのは、たるんだ自己規律に活を入れるためにも有効だと思います。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
いつまで続けられるかわからない本ブログですが、今年もよろしくお願いします。

今回の年末年始休み、大体の自治体は9連休になりました。
ただ実際のところ、まるまる9日間休めた人は少ないのでは?
残念ながら僕も7連休止まりでした。

12月の本庁は繁忙期

12月の役所、特に本庁は繁忙期です。

地方自治体は12月に議会があります。
議会の会期中は議会最優先です。そのため平常業務が停滞します。
平常業務は残業か休日出勤で片付けざるを得ません。

12月は予算業務も忙しいです。
県庁の場合だと、12月下旬〜1月上旬にかけて二次査定が行われます。
本庁各課の予算担当は勿論、事業担当も資料作成に追われます。
市町村だと一次査定の真っ最中でしょうか? 

議会対応のせいで溜まった平常業務と予算要求のために、多くの本庁勤務職員が年末年始も出勤を強いられます。
特に予算業務の方が大変です。
財政課が普通に出勤しているので、年末年始休み中にも新たな仕事が降ってきます。

大晦日にメールで、仕事始め日の午前中までに提出必須の資料をオーダーされていたり。
本当に重要な案件だと携帯電話に連絡があり、出勤を求められることもしばしばあります。

休めたとしても遠出できない

地方公務員の年末年始休みは、暦の上では毎年設定されてはいるものの、実際に取得できるとは限りません。
本庁勤務だと、フルで取得する方が難しいかもしれません。
特に予算案件を抱えていると、自分の意思とは関係なく出勤を指示される可能性もあります。

そのためか、帰省以外で遠出する職員はほとんどいません。
帰省する方は勿論いますが、長くて1泊程度です。
海外旅行は有り得ません。直前になって急に出勤を指示されるリスクがあるので、怖くて申込めません。

冬のコミックマーケットも参加困難です。特に出展側はほぼ不可能だと思います。

クリスマスも休めるとは限らない

クリスマスも同様です。
今年のように平日だと、イブも当日もかなり残業しています。

確実に出勤しなければいけないわけではなく、「直前に突然拘束される可能性が高い」ところがポイントです。
役所経験の浅い若手職員は、このリスクを知らずに、クリスマスの予定を入れてしまいます。
そしてドタキャンせざるを得なくなり職場で涙するのです。

11月の三連休が重要

リア充地方公務員達は、11月の3連休を活用して遠出しています。
年休をくっつけて4〜5連休にして、そこで遊びに行くのです。
12月の休みは不確定要素が強いので、そもそもあてにしていません。

年末年始は絶対に仕事したくない方、例えば
  • クリスマスを大事にしたい
  • 年越しは絶対海外
  • 箱根駅伝をガチで応援したい
  • コミケに絶対参加したい
という強い意志のある方は、地方公務員への就職は避けた方が無難でしょう。

ちなみに僕の場合、一度も出勤せずに済んだ年末年始は、過去7年間で1回しかありません。

都庁のように帰省者が多い自治体だと状況は異なるのかもしれません。
ただ去年くらいからは日帰り帰省すらできないようです。オリパラが迫ってきているせいでしょうか……? 

このページのトップヘ