先日ついに30歳を迎えてしまいました。
実感は全くありません。というか、精神的には25歳くらいから変化している気がしていません。
体力の衰えも感じません。もともと貧弱で下限に近いだけかもしれませんが……
変わったのは周囲の目くらいでしょうか。
30代独身は田舎だと相当に異物なようで、マジトーンで「これからどうするの?」と聞かれるようになりました。
30代独身は田舎だと相当に異物なようで、マジトーンで「これからどうするの?」と聞かれるようになりました。
結婚もせず大した挑戦もせず、総じて安穏とした20代を過ごしてしまいました。
見る人によっては「貴重な時間をドブに捨てた」と思われるでしょうが、自分としては心身を壊さずに仕事を続けてこられただけで合格点です。
ただ、それでも少しは後悔もあります。
自戒と反省を込めて「20代のうちにやっておきたかったこと」を挙げてみます。
仕事関係:概ね満足
休職を経ずに閑職コースに潜り込むという理想的な初期キャリア形成に成功したので、トータルでは満足しています。
後悔らしい後悔はありませんが、強いて挙げるならば、慶弔、席次(上座下座の位置など)、お茶の出し方のような社会常識を身につけておくべきだったと思っています。
30歳近くになると、当然知っているものとみなされて、誰も教えてくれなくなります。
そのため慌てて調べることが増えました。
私生活関係:食に後悔あり
二郎系ラーメンなどデカ盛りメニューを食べておくべきだった
胃のキャパシティが明らかに落ちて、大盛りメニューが食べられなくなってしまいました。
二郎系なんてもってのほかで、普通のラーメンでも大盛りやセットメニューはオーダーできません。
困ったことに、「食べきれない」だけであって「食べたくない」わけではありません。
定期的に禁断症状のように二郎系ラーメンを欲してしまいます。
しかし、食べきれないことが目に見えているので、我慢せざるを得ないのです。
大盛りメニューは食べられるうちにしっかり食べておいたほうが無難です。
気になるお店があるのなら、後回しにせず、すぐに行っておくべきです。
家系ラーメンも厳しくなってきました。
僕は「油多め+のりトッピング」というオーダーが好きでよく注文しているのですが、最近これを食べると高確率で後からお腹を下します。
食べてるときは幸せなんですけどね。じきに食べることすら叶わなくなるのかもしれません。
クリーム系のスイーツをもっと食しておきたかった
ミスドといえばエンゼルクリーム一択、上京するたびにHerbsのミルクレープかEggs 'n Thingsのパンケーキを摂取するというクリーム大好き人間だったのですが、最近はあまり美味しく感じられなくなりました。
大盛りメニューとは異なり、受け付けられないわけではありません。
気になるお店はまだまだたくさんあり、これからも開拓を続けて行くつもりではありますが、以前ほどの感動はもう得られないのかと思うと、もっと早いうちに行脚しておくべきでした。
友人と出かけておきたかった
歳をとるにつれて、友人と一緒に遊びに行く機会が減っていきました。
理由は明確です。休日に一緒に外出するような社交性のある友人が、どんどん結婚して家庭を持ったからです。
地方在住の友人は27歳までに一通り結婚しましたし、東京在住の友人も去年あたりから続々結婚しました。
今となっては誘える相手がいませんし、誘われることもありません。
休日はいつもガチぼっちです。独身のまま暇を持て余しているのは、揃って非社交的な人間ばかりです。
彼らとは会えば話は弾むものの、休日に一緒に遊びに出ることはあり得ません。
みんな一人の時間を重んじるタイプで、休日にわざわざ人と会うのは論外という思考の持ち主だからです。
自分もどちらかといえばこっちのタイプなのですが、それでも時々さみしくなります。
この記事を書く前に、インターネット上の類似記事をいろいろ読んでみたところ、「20代のうち」と「独身のうち」を混同しているものが多いように感じました。
年齢よりも結婚のほうが、生活に与える影響はずっと大きいです。
特に公務員の場合、民間企業と比べて出世する年齢が遅いので、30代になったところで業務時間も職責も変わりません。
少なくとも30代前半は20代と同じような生活が続くと思われます。