毎年恒例、一年間をふりかえっていきます。
今年はとにかく、この場を借りて全国の地方公務員の皆様に謝罪をしたいです
大半の地方公務員にとって、2021年は辛い一年だったと思います。
理由はもちろん新型コロナウイルス感染症対策です。
2020年より手探り感はマシになり若干やりやすくはなったとはいえ、ワクチン接種のような実務がどんどん降ってきて、業務量はさらに増えたと思われます。
本当にお疲れ様でした。
一方僕は念願叶い?4月1日付けの人事異動で外部団体へ派遣。
残業はそこそこあれども単純作業ばかりで、本庁みたいな調整業務は少ないですし、何より住民からのクレームがありません。
ストレスフリーな一年を過ごさせてもらいました。
僕の勤務先県庁では、同じくらいの年代の職員が文字通り粉骨砕身(体調崩して休職する人も続々出ている)して日々対策にあたっています。
一方で僕は淡々とエクセルを叩いているだけ。
本当に申し訳ない。
派遣先ではひたすらエクセル作業を回しており、4月〜12月の累計残業時間は600時間を超えています。
11月と12月は、とうとう大台の月100時間を超えてしまいました。
このブログでも常々触れていますが、僕の勤務先県庁は残業代を渋りがちです。
だいたい実残業時間の4割くらい支給されれば合格点というラインです。
昨年度の僕の場合、実残業時間が350時間くらい、うち残業代が支給されたのが120時間分くらいでした。
ところが今の派遣期間中は、以前の記事でも触れたとおり残業代が満額支給されています。
残業時間が増えて、しかも残業代がしっかり増える……
というわけで、収入が爆増しました。
12月はボーナス支給も重なって月収が100万円を超えました。
本庁よりも圧倒的軽労働でちゃっかり残業代を貰ってしまい、本当に申し訳ない。
2022年は果たしてどんな年になるのか、全く予想がつきません。
今年は「オリパラ」「ワクチン」「総選挙」という巨大争点があり、「どういう話題で揉めるか」くらいは予想できました。
来年は果たして何が話題になるのかすら全然見えません。
ひたすら暗い一年が続くのかもしれませんし、もしかしたら事態が好転するかもしれません。
「好転するかもしれない」という希望の存在が、2021年との大きな違いだと思います。
心から祈りを込めて。良いお年を!
澁谷かのん役の伊達さゆりさんが本当に素晴らしい声で、色のついていない新人キャストさんが演じることでゼロベースでキャラクターが組み上がっていく過程を堪能できました。
個人的にはやはりオリパラで放送休止になったのが痛手だったと思います。
葉月恋加入前にもっと彼女のポンコツっぷりを描写しておいて、視聴者が彼女に同情している状態で加入エピソードに突入すれば、カタルシスが半端なかったのでは……
特に2クール目(二番窯)が上手いとしか言いようがないというか……
もし僕が仕事で「ご当地アニメ作り」に携わることになったらお手本にしたいです。
勉強はしていたのものの試験日に仕事を入れられてしまい、泣く泣く断念したのです。
(170時間くらい勉強していたので、精神的に堪えました)
来年こそは結果を残したいです。
だいたいの記事は投稿後2ヶ月くらいでPVが急減するのですが、これらはしぶとくPVを稼いでいます。
上2本は気合を入れて書いたので伸びてくれて素直に嬉しいのですが、「出世コースは麺類ばかり食べている」が読まれている理由は正直よくわかりません。タイトルがキャッチーだからでしょうか?
最近投稿した記事だと、霞が関ネタの2本が好調です。
「出世」「成長」ネタがPVを集めやすいという全体的傾向は去年から変わっておらず、なんだかんだで地方公務員は向上心の高い人が多いんじゃないかと思います。
初夏の頃に「ワクチン接種を前倒しせよ」と総務省幹部から各市町村に電話がかかってきた……というニュースがありました。
中でも交付税課長が電話してきたのを「脅し」と捉えた方が多かったようで、現役地方公務員にも「交付税課長がわざわざ電話するのは『地方交付税を減額するぞ』という脅迫と同義」みたいな批判をする方が結構いました。
もし「ワクチン接種を前倒ししない反抗的自治体は、地方交付税を減額する」という運用をするのであれば、減額するのは特別交付税のほうです。
(普通交付税は、その計算式上、特定の自治体だけ恣意的に減額するような運用は困難です。)
特別交付税を所管するのは財政課であり、権限を持つのは財政課長です。
逆に言えば、交付税課長には恣意的減額の権限が無いのです。
さらに、地方交付税の全国総額を決める(地方財政計画の策定)も、財政課長の所掌事務のはず。
地方財政全体を締め付けるようなことも、交付税課長には権限が無いと思われます。
財政も庶務もエアプな僕ですら知っているのに、インターネット上で情報通を名乗っている現役公務員の方々が知らないはずないと思うのですが……どうして「交付税課長」という役職にひたすら噛み付くのか、素直に疑問でした。
今年はとにかく、この場を借りて全国の地方公務員の皆様に謝罪をしたいです
楽させてもらって申し訳ない
大半の地方公務員にとって、2021年は辛い一年だったと思います。理由はもちろん新型コロナウイルス感染症対策です。
2020年より手探り感はマシになり若干やりやすくはなったとはいえ、ワクチン接種のような実務がどんどん降ってきて、業務量はさらに増えたと思われます。
本当にお疲れ様でした。
一方僕は念願叶い?4月1日付けの人事異動で外部団体へ派遣。
残業はそこそこあれども単純作業ばかりで、本庁みたいな調整業務は少ないですし、何より住民からのクレームがありません。
ストレスフリーな一年を過ごさせてもらいました。
僕の勤務先県庁では、同じくらいの年代の職員が文字通り粉骨砕身(体調崩して休職する人も続々出ている)して日々対策にあたっています。
一方で僕は淡々とエクセルを叩いているだけ。
本当に申し訳ない。
稼いじゃって申し訳ない
派遣先ではひたすらエクセル作業を回しており、4月〜12月の累計残業時間は600時間を超えています。11月と12月は、とうとう大台の月100時間を超えてしまいました。
このブログでも常々触れていますが、僕の勤務先県庁は残業代を渋りがちです。
だいたい実残業時間の4割くらい支給されれば合格点というラインです。
昨年度の僕の場合、実残業時間が350時間くらい、うち残業代が支給されたのが120時間分くらいでした。
ところが今の派遣期間中は、以前の記事でも触れたとおり残業代が満額支給されています。
残業時間が増えて、しかも残業代がしっかり増える……
というわけで、収入が爆増しました。
12月はボーナス支給も重なって月収が100万円を超えました。
本庁よりも圧倒的軽労働でちゃっかり残業代を貰ってしまい、本当に申し訳ない。
好転の可能性
2022年は果たしてどんな年になるのか、全く予想がつきません。今年は「オリパラ」「ワクチン」「総選挙」という巨大争点があり、「どういう話題で揉めるか」くらいは予想できました。
来年は果たして何が話題になるのかすら全然見えません。
ひたすら暗い一年が続くのかもしれませんし、もしかしたら事態が好転するかもしれません。
「好転するかもしれない」という希望の存在が、2021年との大きな違いだと思います。
心から祈りを込めて。良いお年を!
小ネタ供養
微熱空間(4)
2年ぶりの「微熱空間」新刊。まごうことなきmasterpieceです。スバラシイコエノヒト
「ラブライブ!スーパースター‼︎」も楽しませてもらいました。澁谷かのん役の伊達さゆりさんが本当に素晴らしい声で、色のついていない新人キャストさんが演じることでゼロベースでキャラクターが組み上がっていく過程を堪能できました。
個人的にはやはりオリパラで放送休止になったのが痛手だったと思います。
葉月恋加入前にもっと彼女のポンコツっぷりを描写しておいて、視聴者が彼女に同情している状態で加入エピソードに突入すれば、カタルシスが半端なかったのでは……
やくならマグカップも
「フィクションとしてのテーマ」と「ご当地要素」のバランスが絶妙な作品でした。特に2クール目(二番窯)が上手いとしか言いようがないというか……
もし僕が仕事で「ご当地アニメ作り」に携わることになったらお手本にしたいです。
来年こそ応用情報技術者に挑戦
ちょうど一年前に「応用情報技術者試験合格を目指す」と宣言していたのですが、結局果たせませんでした。勉強はしていたのものの試験日に仕事を入れられてしまい、泣く泣く断念したのです。
(170時間くらい勉強していたので、精神的に堪えました)
来年こそは結果を残したいです。
なんだかんだ向上心が強い
今年投稿した記事の中で、特にPVが多かったのが以下の3本。だいたいの記事は投稿後2ヶ月くらいでPVが急減するのですが、これらはしぶとくPVを稼いでいます。
上2本は気合を入れて書いたので伸びてくれて素直に嬉しいのですが、「出世コースは麺類ばかり食べている」が読まれている理由は正直よくわかりません。タイトルがキャッチーだからでしょうか?
最近投稿した記事だと、霞が関ネタの2本が好調です。
「出世」「成長」ネタがPVを集めやすいという全体的傾向は去年から変わっておらず、なんだかんだで地方公務員は向上心の高い人が多いんじゃないかと思います。
普通交付税と特別交付税
最後だけ真面目な話題。初夏の頃に「ワクチン接種を前倒しせよ」と総務省幹部から各市町村に電話がかかってきた……というニュースがありました。
中でも交付税課長が電話してきたのを「脅し」と捉えた方が多かったようで、現役地方公務員にも「交付税課長がわざわざ電話するのは『地方交付税を減額するぞ』という脅迫と同義」みたいな批判をする方が結構いました。
地方交付税には、普通交付税と特別交付税に分かれており、それぞれ所管する課が違います。
(総務省ホームページのプレスリリースより)
普通交付税は、「人口」や「面積」のような公表値に基づいて金額が決まるもので、計算式も法令に書いてあります。
こちらを所管するのが交付税課です。
一方で、特別交付税はよくわからない存在です。
省令の中に「その他財政需要又は財政収入が過大又は過少であること」を考慮して算定するという規定があり、自治体側からすれば交付額の予想もできないし、交付額の根拠もわかりません。
こちらを所管するのは交付税課ではなく財政課です。
もし「ワクチン接種を前倒ししない反抗的自治体は、地方交付税を減額する」という運用をするのであれば、減額するのは特別交付税のほうです。
(普通交付税は、その計算式上、特定の自治体だけ恣意的に減額するような運用は困難です。)
特別交付税を所管するのは財政課であり、権限を持つのは財政課長です。
逆に言えば、交付税課長には恣意的減額の権限が無いのです。
さらに、地方交付税の全国総額を決める(地方財政計画の策定)も、財政課長の所掌事務のはず。
地方財政全体を締め付けるようなことも、交付税課長には権限が無いと思われます。
財政も庶務もエアプな僕ですら知っているのに、インターネット上で情報通を名乗っている現役公務員の方々が知らないはずないと思うのですが……どうして「交付税課長」という役職にひたすら噛み付くのか、素直に疑問でした。