腕時計や名刺入れには地方公務員独特の制約があることを過去に取り上げているところですが、仕事用カバンは基本的に自由です。
普通のビジネスバッグ、3way、トートバッグ、リュック、ショルダーバッグ、ウエストポーチなどなど、荷物量や通勤手段に合わせて各自選んでいます。手ぶら派もいます。

本革の超かっこいいものを使っている人も結構います。こういうやつですね。

 

ただ、配属先や業務によっては自由が制限されることもあります。
せっかく良いものを買ったのに異動したら使えなくなった……という話もよく聞きます。
 
汎用性が高くどんな職場でも使えるのは、「大容量で丈夫な2wayタイプ(手提げ&肩掛け)」のビジネスバッグです。
そこそこの金額を出して良いものを買うのであれば、まずはこのタイプをおすすめします。
決して無駄にはならないでしょう。

ロッカーが無い場合

配属先によっては、職員用ロッカーが無かったり、ものすごく狭いところがあります。同じ役所内でも部署によってかなり差があります。

僕の場合、初任の部署では1人1本ロッカーが割り当てられましたが、今の部署では同じサイズのものを4人で共有しています。この時期はコートだけでパンパンです。

ロッカーが使えない場合、歯磨きセットや膝掛けブランケットのような職員の私物は、毎日持ち帰らざるを得ません。
こうなると大容量のカバンでないと対応できません。

出張時の紙運び

出張が多い部署だと、大容量だけでなく丈夫であることも求められます。
役所は紙文化です。外出時は大量の紙資料を持ち歩きます。
特に若いうちは荷物持ち要員として上司の分まで持たされます。

旅行用カバンの記事でも触れましたが、紙は体積のわりに重いです。
大量の紙を持ち歩くとなると、チャチなバッグだと壊れてしまいかねません。

紙がぎっしり詰まった鞄はものすごく重いです。
ずっと手提げで持っていたら指が壊死します。
体への負担軽減のため、肩掛けにもできる2wayまたは3wayタイプのものを薦めます。
個人的には2way推しです。3wayだと分厚くなりすぎると感じます。


ちなみに僕はtumiのカバンを愛用しています。

こういうやつですね。
ビジネスバッグが本業のメーカーだけあってか、中身が重くても指や肩にかかる負担が軽いです。

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