僕の出向期間も残り半年を切りました。
これから月残業100時間超え確定の繁忙期がやってきますが、昨年一度経験しているおかげなのか不安はありません。
むしろ「いっちょ稼いでやるか〜」とテンションが上がっています。
それより悩ましいのが人事異動調書です。
異動希望をどう書くか激しく悩んでいます。
異動希望に関しては、ちょうど2年前にも同じような記事を書いています。
早々に出先機関に異動して、できれば何らかの「色」を身にまとうのが、より良い地方公務員人生を送るための最適戦略だと思っています。
具体的には公営企業会計、税務、庶務あたりでしょうか。
しかし今は、単純に「出先勤務したい」とは思えません。
「住民のために仕事をしたい」というモチベーションが皆無だからです。
2020年度のコロナ関係苦情対応でゴリゴリ削られたモチベーションが未だ回復していないどころか、住民からの執拗な個人攻撃で元同僚が潰されるというケースが全指を使っても数えきれないくらいに発生しており、「自分達を敵視・蔑視してくる人たちのために、どうして働かなきゃいけないんだろう?」と真面目に思っています。
出先勤務であれば、住民に対し行政サービスを直接的に提供する業務が大半を占めます。
こういう業務形態が今は無理です。想像しただけで胃が痛くなってきます。
公務員にあるまじきメンタリティなのは重々承知していますが、自分ではもはやどうしようもありません。
公務員向けの自己啓発本やセミナーの類を大量摂取して再起のヒントを探してきたものの、どれも現実を払拭してくれません。
学者や首長、スーパー公務員の方々が語る名言や美談に頷きそうになりつつも、それを否定する身近なエピソードが次々と思い浮かんできて、全然心に響いてこないのです。
今はとにかく「公務員のため」に働きたいと思っています。
何でもいいので、同僚や県内市町村職員の負担を減らし、働きやすい環境を作りたいです。
「働きやすい環境づくり」には、ソフト面とハード面の2種類があるでしょう。
ソフト面は人事や組織の改革であり、もろに出世ルートの仕事です。
一方でハード面は、備品調達やシステム改修あたりで、僕でもチャンスがあります。
この出向期間中に身につけたIT知識も活かせるかもしれません。
今回の異動希望、将来のことを考えるとやはり出先一択なのでしょうが、「やりたい」という刹那の感情に身を任せたいと思っています。
ただ、これまで「公務員のための仕事をしている部署」という観点で組織を眺めたことがないので、具体的にどんな部署を希望すればいいのか、考えあぐねているところです。
庁舎管理担当課とデジタル担当課、あとは市町村課あたりも「公務員のための仕事」に相当するでしょうか……
こんなに「やりたい仕事」がはっきりしているのは人生初めてです。
通常なら就職活動前に見出すべき「職業人生の軸」なるものを、30歳を過ぎたようやく見つけられたような気がしており、迷いながらも晴れ晴れとしています。
人事異動は運ゲーですし、希望通りの配属が叶うとは思っていませんが、わずかでも「公務員のための仕事」に触れられる部署に行けることを切に祈っています。
これから月残業100時間超え確定の繁忙期がやってきますが、昨年一度経験しているおかげなのか不安はありません。
むしろ「いっちょ稼いでやるか〜」とテンションが上がっています。
それより悩ましいのが人事異動調書です。
異動希望をどう書くか激しく悩んでいます。
「住民のために働きたい!」と思えなくなっている
異動希望に関しては、ちょうど2年前にも同じような記事を書いています。- 出世レースから漏れてしまった以上、本庁の係長を拝命する可能性はほぼゼロ。つまり40代以降はずっと出先勤務。
- 入庁以来ずっと本庁勤務なので、このまま出先の係長になったら経験不足で困りそう。
- ゆえに今のうちから出先経験を積んでおきたい。
早々に出先機関に異動して、できれば何らかの「色」を身にまとうのが、より良い地方公務員人生を送るための最適戦略だと思っています。
具体的には公営企業会計、税務、庶務あたりでしょうか。
しかし今は、単純に「出先勤務したい」とは思えません。
「住民のために仕事をしたい」というモチベーションが皆無だからです。
2020年度のコロナ関係苦情対応でゴリゴリ削られたモチベーションが未だ回復していないどころか、住民からの執拗な個人攻撃で元同僚が潰されるというケースが全指を使っても数えきれないくらいに発生しており、「自分達を敵視・蔑視してくる人たちのために、どうして働かなきゃいけないんだろう?」と真面目に思っています。
出先勤務であれば、住民に対し行政サービスを直接的に提供する業務が大半を占めます。
こういう業務形態が今は無理です。想像しただけで胃が痛くなってきます。
公務員にあるまじきメンタリティなのは重々承知していますが、自分ではもはやどうしようもありません。
公務員向けの自己啓発本やセミナーの類を大量摂取して再起のヒントを探してきたものの、どれも現実を払拭してくれません。
学者や首長、スーパー公務員の方々が語る名言や美談に頷きそうになりつつも、それを否定する身近なエピソードが次々と思い浮かんできて、全然心に響いてこないのです。
公務員のために働きたい
とはいえ、地方公務員の仕事自体に愛想が尽きたわけではありません。今はとにかく「公務員のため」に働きたいと思っています。
何でもいいので、同僚や県内市町村職員の負担を減らし、働きやすい環境を作りたいです。
「働きやすい環境づくり」には、ソフト面とハード面の2種類があるでしょう。
ソフト面は人事や組織の改革であり、もろに出世ルートの仕事です。
一方でハード面は、備品調達やシステム改修あたりで、僕でもチャンスがあります。
この出向期間中に身につけたIT知識も活かせるかもしれません。
今回の異動希望、将来のことを考えるとやはり出先一択なのでしょうが、「やりたい」という刹那の感情に身を任せたいと思っています。
ただ、これまで「公務員のための仕事をしている部署」という観点で組織を眺めたことがないので、具体的にどんな部署を希望すればいいのか、考えあぐねているところです。
庁舎管理担当課とデジタル担当課、あとは市町村課あたりも「公務員のための仕事」に相当するでしょうか……
こんなに「やりたい仕事」がはっきりしているのは人生初めてです。
通常なら就職活動前に見出すべき「職業人生の軸」なるものを、30歳を過ぎたようやく見つけられたような気がしており、迷いながらも晴れ晴れとしています。
人事異動は運ゲーですし、希望通りの配属が叶うとは思っていませんが、わずかでも「公務員のための仕事」に触れられる部署に行けることを切に祈っています。
コメント
コメント一覧 (8)
私自身は総務&調整系仕事系ばかりだったので、やはり「一度は同庁舎内の現局課室に行ってみたい」と書きました。するとその要求は一応通りましたが、そこでの係長職務は結局は取りまとめだったというオチw
みとらさんのブログ(名もなき公務員の物語)↓
http://mitora-blog.com/
の中に「人事異動のカギを握る身上調書とは?」(2018年11月20日執筆)という記事があります。関西の出先機関勤務の方で今はリタイア済み。地方局での事情や公務員宿舎の実態も含め、たくさんの実話&生々しい話がてんこ盛りなので、興味がある方はぜひ!
国家公務員の場合は「身上調書」という名称になるんですね……全国転勤があり、自治体職員よりも「職場に人生を握られている」ことを思うと、単なる異動希望にとどまらず、人生全体について述べ伝えられそうな「身上」という呼称がしっくりきます。
本題と少しズレるのですが、庁内公募ってどうなんでしょうか?やはりあまり良くない評価なんですかねぇ?(人事課の思う通りにならない的な感じで)
庁内公募はどうなんでしょうね……応募するだけでは評価に響かないとしても、庁内公募に通過=念願のポストに就けたのに途中で意欲を無くしてしまう職員は、評価が下がっても仕方ないのでは?と思います。
市町村には普通に5年以上の方がいますよね……僕の勤務先県庁は最近異動スパンが長くなってきており、かつては4年残留したら「あの人やばいね」みたいな噂話されていましたが、最近は珍しくなくなってきました。
コロナ対応で柔軟な人事異動を一度経験したために、多忙な他部署への応援派遣みたいな運用は増えた気がします。
月残業がせめて60時間くらいで収まってくれるなら、だいぶ興味あります。