前回、若手県庁職員の離職率について書きましたが、その中で休職についても少し触れました。

今回は休職……特に病気休職の実情を、また自分の同期入庁職員の事例を参考に書いていきたいと思います。

【2020.8.16】7年目休職経験率を追加しました。

5年目休職経験率:6%(50人中3人)

同期入庁50人のうち、これまでに3人、休職に入っています。(現在は全員復職)
うち1人は防災系の部署で、定期的な宿直業務が体に合わず、体調を崩し休職しました。

残りの2人は最初の配属でいわゆる花形部署に配属されたのですが、半年持たずに休職しました。
多分、新規採用にもかかわらず、初っ端から他の職員と同レベルの成果を求められたのでしょう。花形部署の職員は総じて仕事できるんですが、周りへの配慮ができない方が時々いるんですよね……

3人とも3ヶ月休職し、元の部署ではなく、別の比較的平和な部署に復職しました。


7年目休職経験率:6%(50人中3人)だが……

入庁7年目を終えても、休職経験者は増えませんでした。
ただし、5年目までに休職を経験した職員のうち1名が、2回目の休職に入りました。
心配です。



民間と比べると、かなり休職しやすい

休職経験者に聞いたところ、診断書を人事に持参して休職申請したら、すんなり通ったとのこと。
民間企業だと休職させずに辞めさせようとするところもあるみたいなので、かなり休職しやすい環境なんだろうと思われます。


休職しやすく、かつ確実に復職もできるという点。地方公務員という職の魅力の一つだと思います。