「地方公務員は9時5時勤務」という根強い風潮がある一方で、地方公務員が書いているブログでは「実際は残業ばかり」という発言が目立ちます。

自分の経験からいうと、残業時間は部署、担当業務、そして上司によって変わってきます。
残業が長いかどうかは、巡り合わせ次第です。

残業が多くなりがちな部署や担当業務は確かに存在しますが、それと並んで上司のキャラクターによる影響が大きいです。
上司が細部までとことんこだわるタイプだったり、心配性で危険分子をしらみつぶしにしたいタイプであれば、どんなに簡単な業務であっても、長時間残業しないと帰らせてもらえません。

もちろん、担当業務自体が暇で、上司が大雑把でであっても、何らかのアクシデントが発生すれば、残業地獄に一変します。

「巡り合わせ次第」だけではブログ記事として味気ないので、
この結論はとりあえず置いといて、あえて若手特有の傾向を書いてみたいと思います。

若手のほうがたくさん残業している

確実に言えることは、若手のほうがたくさん残業しています。
理由はよくわかりません。ただ、組織的に考えると、残業が多い業務には単価の安い人間(役職なし)を充てるほうが、残業代を抑えることができるというメリットがあることから、そういう人事体制をとっているのかもしれません。

あとは家庭の問題でしょうか?年齢が上がるほどに育児・家事・介護に時間を取られるようになり、残業できなくなるのでは……
いずれにせよ、地方公務員特有の理由があるわけではなく、日本の正社員全般と似た傾向があると思われます。

新聞記事などで「職員の平均残業時間」が報道されることがありますが、あれよりは確実に長いと思って間違いないと思います。

自分の場合

自分(採用5年目)の場合、今年度は月40時間ペースを続けています。
3月は多分忙しくなるので、年度通してのトータルは500時間ほどになると思われます。

同期職員の様子を見ていると、短いほうです。
病休経験者や産休明けで時短勤務の方など、ほぼ毎日定時帰りの方を除けば、ベスト5に入る短さです。

何と言っても、ブログ書いている暇があるくらいですからね……