自営業の友人が「経費で落とす」って言うたびに、羨ましくなってしまいます。
購入代金のキャッシュバックがあるわけではなく、課税対象が減るだけなので、そこまで旨味があるわけではないのですが、「経費で落とす」という言い回し自体がなんかかっこいいんですよね……

公務員の場合、仕事道具を自腹で購入したとしても、一切カバーありません。
そのため、仕事でしか使わないから最低限の安いもので十分と考えるのが自然になりますが、心地良く仕事を進めてストレスを軽減するために、しっかりお金をつぎ込むほうがよいものもあります。

その一つが、今回取り上げる「キャリーケース」です。


公務員→紙文化→荷物は紙ばかり→重い

旅行で大活躍のキャリーケース。仕事でもたびたび使います。
宿泊付きの出張時はもちろん、日帰りであっても、大量の荷物を運ばなければいけないセミナー開催のような仕事には、キャリーケースが欠かせません。

仕事で外出する際の荷物は、資料やチラシ、パンフレットなど、とにかく紙が多いです。
配布物はもちろん、自分たちの手持ち資料もあります。こちらも勿論紙媒体です。業務用に使えるタブレットがあれば、PDF化できるんですけどね……


量販店で販売されている旅行用のキャリーケースは、衣類を入れることを想定しています。
これは鞄店の店員さんに聞いた話なのですが、旅行用のキャリーケースに紙を詰め込むと、キャスターが壊れる危険があります。

旅行用キャリーケースは、キャリーケース自体の重みのせいで利用者が疲れてしまわないよう軽量化が図られていて、その分構造的に脆い製品もあり、紙を運ぶ場合は、ビジネス用の堅牢なものを使うほうが安全だろうとのことでした。

実際、東京駅の新幹線乗り場にいるビジネスマンは、みんなごつい見た目のキャリーケースを使っています。
サイズはまちまちですが、持ち手が太く、車輪が大きいです。


若いうちは荷物運びを頻繁に任されます。ビジネス用の良いキャリーケースは結構値が張りますが、安価なものを買って大事な時に壊れてしまったり、キャスターがうまく回らずにやきもきするよりは、懐を痛めて良いものを購入したほうが、トータルでは幸せになれるように思います。

購入する場合は、ハードタイプがおすすめです。手提げかばんを上に置けるので、待ち時間がかなり楽になります。

【2018.6.15追記】
愛用していたキャリーケースが壊れてしまいました。
タイヤ部分が荷物の重みに耐えきれず、潰れてしまったようです。

いろいろ探し回り、以前のものよりもワンランク上のハードケースを購入しました。


このタイプの38Lモデルです。
アルミケースなので若干重たいものの、安定感が段違いです。