以前の記事でも少し触れましたが、地方公務員におけるパソコン仕事は、Microsoft Officeを使ったデータ入力と資料作成がほとんどです。
 
ほとんどの仕事がOfficeだけで完結するとはいえ、あったら滅茶苦茶便利なソフトウェアというものもやはり存在します。
かなりハードルは高いですが、有料ソフトであっても、職場で買ってもらえることもあります。

Adobe is God.

 
例えば、Adobe Acrobat。PDFを合体させたり分割するために、一旦印刷してからスキャンするという阿呆らしい手順を踏めば、目的自体は達成できますが、Acrobatを使ってパソコン上だけで完結させる方が楽だし、見栄えも良いです。

こういうソフトは、予算制約上、買えたとしても所属内で1ライセンスまでです。
そのため、誰か一人のパソコンにインストールしておいて、Acrobatを使いたくなるたびにその人のパソコンを借りに行くことになります。

防災系の部署にいたときは、僕のパソコンが唯一のAcrobatインストール機でした。
PDFデータをいじりたい時には、みんな僕のパソコンを借りにきます。
こんな時、トラックボールマウスを使っていると、ちょっと迷惑をかけてしまうんですよね……

現在の所属では、Adobe Acrobatに加え、illustratorも保有しています。
イベントのたびにチラシを作らないといけない部署なので、たった1ライセンスとは言え、大変重宝しています。全然使いこなせていませんが……

技術職の場合


もちろん、技術系職種の方々は、いろいろな専門ソフトを使っていました。
今でも覚えているのは、「autoCAD」、「QGIS」、「カシミール3D」。

QGISは行政職の仕事でも役立ちそうなので、一度チャレンジしてみたいのですが、田舎だとインプットに使えるオープンデータが皆無なんですよね。
バス路線ベースの商圏分析とか、面白そうだなーと思いつつも、インプット用のデータを作るのは独力では無理です……