キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

地方公務員の人生満足度アップを目指しています。地方公務員志望者向けの記事は、カテゴリ「公務員になるまで」にまとめています。

カテゴリ: 異常独身男性

未婚者の増加が話題になるとき、地域別の傾向がよく取り上げられます。
その文脈の中で、独身者の性別が男女いずれかに偏っている地域のことを、「男余り」「女余り」と表現されています。

有名なのは、
  • 北関東は男余り
  • 福岡は圧倒的に女余り
あたりでしょうか。 

雑誌やインターネット上の記事を見ていると、男余り/女余りの根拠として「男女別の未婚者の人数」がよく使われています。シンプルでわかりやすいですね。

ただ、独身男性当事者としては、これだけでは物足りなく思っています。
「男女別の未婚者人数」は、あくまでも男余り/女余り現象を表しているだけです。
いわば結果であり、男余り/女余りの「原因」を説明しているわけではありません。

未婚者の増加を問題として捉えて解決策を模索したいのであれば、真に探求すべきは、男余り/女余りの原因ではないでしょうか?

男余り/女余りの原因は複数存在するでしょうし、地域ごとにさまざまな事情があると思います。

参考になりそうな数字を探していたところ、ヒントになりそうな統計を見つけたので、整理していきます。

年齢別の転入超過・転出超過から原因を探る

今回見ていくのは、男女別の人口流入/流出の状況です。
「住民基本台帳人口移動報告」を使用していきます。

この統計では、住民基本台帳上の転入・転出人数を、5歳ごとの年齢帯で集計しています。
今回、僕が興味のある10代後半~30代前半までのデータを抽出して、都道府県間の人口移動として表にまとめ、地域ごとの特徴を調べてみました。

僕が着目したのは、転入超過数(転入者-転出者)です。
この人数がプラスであれば転入超過(人口が増えている)、マイナスであれば転出超過(人口が減っている)です。

年齢帯ごとの呼称設定

この記事では、各年代に名前を付けてみました。
(毎回「15~19歳」などと年齢帯を記載すると、読みづらいため)

10代後半(15~19歳)は、「大学進学期」と命名しました。
この年代で県外に出るのは、大学進学が主な理由だと思われるからです。
高卒で県外に就職する方(工業高校卒→推薦で大企業の工場に就職するパターンなど)もそこそこ居そうですが、そもそも高卒就職者の割合は2割未満であり、進学者よりもだいぶ少数なので、今回は捨象しました。

20代は「ファーストキャリア期」と命名しました。
この年代の移動は、就職に伴うものが多いと思われるからです。
25~29歳をファーストキャリアと呼ぶのは微妙な気がしますが、数字を見るに20~24歳と傾向が似ているので、合わせることにしました。

30歳~34歳は「セカンドキャリア期」と命名しました。
この世代は、転職や、所帯を持つことによる転居といった、人生の第二幕開始に伴う転居が多いと思われるからです。


都道府県別に集計してみた結果

転入超過ビジュアル

都道府県別に人数を集計した結果が、上の表になります。
人数がプラスの部分は転入超過(人口が増えている)、マイナス部分は転出超過(人口が減っている)です。

上の表をもとに、地域別の特徴を見ていきます。

北海道

基本的に転出超過が続いていますが、大学進学期とセカンドキャリア期は減少幅が小さいです。

大学進学期は、道外に出ていく人も多い一方で、道外から北海道大学に進学する人がそこそこいる、ということなのでしょう。
ただ、大卒者を受け入れるだけの就職先が無いのか、大学卒業後のファーストキャリアで北海道を離れる人が多いと思われます。

セカンドキャリア期では、男性が転入超過になっています。
UターンなのかIターンなのかはわかりませんが、道外から北海道へ移住してきてセカンドキャリアを始める人が一定数いるのだと思われます。

男女差を見ると、女性のほうが転出超過しています。
完全に推測ですが、男性は一次産業に就業していく一方、女性は一次産業を避ける傾向があったりするのでしょうか……?


東北(青森〜福島)

仙台市を擁する宮城県の一強です。
大学進学期は、東北大学を擁する宮城県のみプラス。
ファーストキャリア期も、宮城県だけマイナス幅が小さいです。
セカンドキャリア期も、明確にプラスなのは宮城県のみ。
どの年代においても圧倒的に強いです。

男女差では、宮城県を除き女性のほうが転出超過しています。
特に福島県の女性流出が激しいです。
 
未婚者数ベースでも「南東北~北関東は男余りが激しい」とよく言われますが、まさにこの結果と一致します。

関東(茨城〜神奈川)

南関東と北関東でくっきり分かれています。

南関東(埼玉・千葉・東京・神奈川)では、いずれの年代でも転入超過が続きます。
大学進学、ファーストキャリア、セカンドキャリアいずれの人生の転機においても、全国から人を集めているといえるでしょう。

ただ東京都のみ、セカンドキャリア期で減少が見られます。
一方、埼玉県・千葉県では同数ほど増加しているので、東京都内で賃貸暮らしをしていた人がマイホームを購入するにあたり、郊外に引っ越したということなのでしょう。

北関東は、セカンドキャリア期のみ増えています。
こちらも東京都内勤務の方が引っ越してきたのだと思われます。ベッドタウンという特徴が数字に表れているのでしょう。

一貫して転出超過なのは群馬県だけです。
東京のベッドタウンとしては遠いということなのでしょう。

男女差でも、北関東と南関東でくっきり分かれます。
北関東は女性のほうが転出超過、南関東は女性のほうが転入超過です。
ここでも未婚者数ベースの結果と一致しています。

北陸・甲信越(新潟〜長野)

県ごとに特徴が異なる地域です。

新潟県・富山県・福井県は、一貫して転出超過が続きます。
富山県だけファーストキャリア期の転出が少なめなのは、製薬会社やYKKなど就職先が多いからでしょうか?

石川県は、大学進学期だけ転入超過という宮城県や京都府と似た特徴があります。
近隣県から金沢大学へと進学しているほか、特に男性のほうが著しく転入超過になっているところを見ると、金沢工業大学にも県外から人が集まっているのでしょう。
ただ、せっかく集まった学生たちを引き留められるほど就職先には恵まれていないのか、ファーストキャリア期で大勢転出していきます。

山梨県は、大学進学期とセカンドキャリア期で転入超過になっています。
東京にも近く移住先として人気なので、セカンドキャリア期の転入超過はわかるのですが、15~19歳がなぜ転入超過なのか全然わかりません……ファナック関連企業に県外から高卒で就職してくるのでしょうか……?

長野県は、セカンドキャリア期で転入超過です。
長野県はよく「移住先進県」と言われますが、セカンドキャリア期の転入超過は、まさに移住人気を証明しているといえるでしょう。

男女差を見ると、石川県を除き女性のほうが転出超過傾向にあります。
ただし、ネットニュースによると、石川県も「激しく女性が転出している」と評されています。僕の集計方法がおかしいのか……?




 

東海(岐阜〜三重)

愛知県が圧倒的に強いです。
ただし東京都とは異なり、ファーストキャリア期の後半以降から転出超過に転じています。
 
地域全体を見ても転出超過なので、東京都のように近隣県にマイホームを持つために転出するのではなく、中京圏から去っているのだろうと思われます。
とはいえ、他地域と比べれば些細な転出超過です。

男女差では、ファーストキャリア期①で、女性のほうが圧倒的に転出超過になっているのが興味深いです。
製造業が強い地域ですが、女性にとっては魅力的な勤務先が少ないということなのでしょうか?


関西(滋賀〜和歌山)

関西といえば大阪・京都・兵庫の三強……というイメージですが、それぞれ特徴が異なります。

大阪府は非常に強く、セカンドキャリア期を除き転入超過です。
東京都と似ていますが、セカンドキャリア期の転出が東京都と比べてさほど大きくありません。不動産価格の違いなのでしょうか?
滋賀県・奈良県が大阪のベッドタウンという位置付けのようで、セカンドキャリア期で転入超過になっています。

京都府は大学進学期のみ転入超過で、以降は転出超過が続きます。
「京都は学生比率が高いから、人口のわりに税収が少ない」とよく言われますが、この数字を見ていてもそんな気がしてきます。

兵庫県は、ファーストキャリア期での転出超過が非常に大きいです。
神戸大学に集まってきた学生を引き留められていないのでしょう。

一貫して転出超過なのは和歌山県だけです。
関東における群馬県のように、ベッドタウンとしては遠いということなのでしょう。

男女差では、女性のほうが増えています。
特に大阪府は、ファーストキャリア期①で男性の約2.5倍も転入超過になっています。
大学進学期で、兵庫県・奈良県が女性のみ転入超過なのも面白いです。女子大の影響なのでしょうか?


中国・四国(鳥取〜高知)

転入超過なのは、鳥取県のセカンドキャリア期のみ。
基本的に転出超過です。厳しいですね……
 
他地域と比べて男女差が小さく、まんべんなく転出していっているのだと思われます。


九州(福岡〜鹿児島)

福岡県の一強です。
「九州の若者は福岡県に集まる」というイメージと見事に合致しています。

福岡県といえば「女余り地域」の代表格ですが、実際に女性の転入超過数のほうが多く、女余りっぷりが見事に表れています。

九州地方に特徴的なのは、セカンドキャリア期で幅広く転入超過になっている点です。
人数的にはさほど多くないものの、広範囲で転入超過が見られるのは、南関東と九州だけです。
UターンなのかIターンなのかはわかりませんが、移住先として人気があるということなのでしょう。


沖縄

ファーストキャリア期②から転入超過に転じるという、他地域とは異なる傾向が見られます。
男女差では、女性のほうが転出が少なく、転入が多い傾向にあります。
「セカンドキャリアを沖縄で始める」 という流れは、僕のイメージとも一致します。

やはり定性的調査・分析が必要なのか

ここまで見てきた「住民基本台帳上の転入超過数」は、未婚者数ベースの男余り/女余りと、それなりに関係があると思われます。
未婚者数ベースで「男余り」と言われる南東北や北関東は、やはり女性のほうが大きく転出超過になっていましたし、反対に「女余り」と言われる西日本や福岡県は、女性のほうが転入超過傾向にありました。

つまるところ、大学進学や就職のタイミングでの人口移動の男女差が、後々の未婚者数にも影響してくる……と考えて間違いなさそうです。
目新しい知見ではありませんが、印象論ではなく、定量的な裏付けもあると判断できるでしょう。

とはいえ、転入・転出の定性的な理由はわからないままです。
今回は僕のイメージで「大学進学」「就職」「転職」あたりを理由として想定してみましたが、実際の理由はもっといろいろあるでしょう。

移住定住施策や、少子化対策施策の一環で、若年層の転入・転出の理由を詳細に調べてみると、有用な知見が得られるかもしれません。

この統計調査では、転入元・転入先の都道府県ごとのデータ(例:北海道から東京に出ていく15歳~19歳男性の人数)まで細かく公表されているので、お住まいの自治体のデータの時系列推移を見るのも面白いでしょう。
地方公務員稼業の基礎データとして、幅広く使えそうです。 

4月からの就職や転勤を控え、一人暮らしの準備をしている方も多いでしょう。
インターネット上ではインテリアガチ勢や節約ガチ勢による一人暮らし情報はたくさんありますが、地方公務員に特化した一人暮らし情報はあまり見かけません。

というわけで、僕が普段意識している一人暮らしの工夫を紹介していきます。

大前提:ブラック労働にも耐えられる体制づくりが必要

社畜なりたての頃の習慣は、後々まで結構残ります。
就労し始めた頃に良い習慣を身につけておくと、後々楽になります。

地方公務員の場合は、なるべく省エネかつ低コストな生活を身につけるべきだと思っています。

地方公務員の生活は基本的に土日休みの昼型生活を送っていますが、配属される部署や上司のキャラクターによっては、深夜残業や休日出勤も十分ありえます。
普段は平和な部署であっても、マスコミに目をつけられて炎上したり住民訴訟を起こされたりすれば簡単に修羅場と化し、帰れなくなります。

つまるところ、仕事が突然めちゃめちゃ忙しくなる危険性と常時隣り合わせの人生を強いられるわけで、家事に割ける時間は保障されていません。
この意味で「省エネ」である必要があります。

加えて、地方公務員はさほど高収入ではありません。
独身を貫くのであれば結構豪遊できるものの、ちゃんと家庭を持って子育てをするのであれば、なかなか厳しいです。
僕と同年代の職員になるとほぼ共働きですし、出産や育児のために片方が無給になる期間は、貯蓄を切り崩さないと家計が回らないと聞きます。
そのため、20代前半のうちからしっかり貯蓄し、来るべき育児初期の取り崩し期間に備える必要があります。
この意味で「低コスト」である必要があります。

物件:夜型生活を送れるところ

物件を選ぶときは、「夜型生活を問題なく送れるか」という観点で探すと良いでしょう。
  • 夜遅くても帰れる(公共交通機関がある or 徒歩・車通勤できる)
  • 遅くまで営業しているスーパーや飲食店がある
  • 遮音性が高く隣人に迷惑をかけない
このあたりの条件は必須だと思います。

中でも、遮音性は非常に重要です。
少なくとも、夜中に洗濯機を回せないと早々に詰みます。生活が回りません。
内見するときにしっかり確認したほうが良いでしょう。

上述のような条件を満たす物件となると、家賃はどうしても高止まりすると思います。
「低コスト」を達成するためには極力賃料を抑えたいところです。築年数や広さを犠牲にするしかないでしょう。

家具・家電:必要最小限

地方公務員の人事異動は4月1日付けに集中します。
特に転居を伴う広域異動は、大半が4月1日付けです。

地方公務員の人事異動は概して内示が遅いです。
僕の勤務先自治体の場合、転居を伴う場合であっても2週間前まで教えてもらえません。
転居判明が遅いせいで引っ越し業者が捕まらず、レンタカーに荷物を突っ込む「夜逃げスタイル」で引っ越さざるを得ない職員も少なくありません。

そのため、広域異動がありうる職場の方は、なるべく家具家電を減らし、業者に頼まずとも引っ越しできるほどに身軽な生活をしたほうがいいと思います。
具体的には、家具家電をなるべく増やさないこと、増やすにしても極力レンタルを使うことが重要です。


僕の場合、以下の家具家電はレンタルです。
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • 掃除機
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • エアコン
  • 物干し台
  • 台所用ラック
電子レンジだけはハイスペックなものを自前購入しても良かったかなと思っています。
独身時短自炊では、電子レンジが欠かせないからです(後述)。

自前で持ち込んだのは、
  • パソコン関係
  • ブルーレイレコーダー
  • 椅子(腰痛持ちなので高級チェアを使用)
  • 寝具(マットレス)
  • IH調理器
くらいです。

たんすや本棚のような棚類は置いていません。
代わりに折り畳みコンテナを使っています。
役所でも大活躍の、俗にいう「折りコン」です。

TRUSCO 薄型折りたたみコンテナ スケルコン 50Lロックフタ付 TSK-C50Bコンテナ トラスコ コンテナボックス 折りたたみ 収納 収納ボックス 物流 倉庫 保管用品 流通 倉庫作業 工場用品 整理保管箱 部品管理 通い箱 通函 おしゃれ 蓋付き
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カラフルな折りコンを使えば、見た目も悪く無いはずです(多分)。


食事…スケールメリットを意識して自炊

食事は自炊中心にすることを強く勧めます。
自炊のほうが安上がりだからという理由ももちろんありますが、それ以上に30代以降の健康のためです。

先日の記事でも少し触れましたが、30代になっても外食や中食(コンビニ飯など)中心で暮らしている独身男性は、外見や体調に異変を来しています。
明らかに太ってきたり、肌に脂が浮いていたり、健康診断で異常値を叩き出したり……

さらに何より、30代になると外食やコンビニ飯の「油っこさ」がしんどくなってきます。
たまに食べる分には美味しいのですが、毎日続くと本当にきついんですよね。
一切自炊しない場合は、「しんどいなあ」と思いながら割高で健康に悪い食事をするわけです。
精神衛生上、非常によろしくありません。

社畜の自炊では、凝ったものを作る必要は全く無いと思っています。
重要なのは、安価でヘルシーな食事を手早く作ることであり、ブラック労働環境下でも持続可能な自炊スタイルを身につけることです。

自炊のコツには先人の知恵がたくさんあり、書籍や動画ですぐに調べられます。
以下、僕の個人的な工夫を紹介します。

給食みたいに「献立表」を作る

個人的に、自炊生活最大のハードルは「献立づくり」だと思っています。
調理自体そのものよりも「何を作るか」を考えるのに時間がかかり面倒なのです。
特に平日夜はさっさと寝たいので、毎回考えている余裕がありません。

そこで、毎週土曜日に「翌週の各食のメニュー」を決めることにしています。
これに基づいて日曜日にスーパーで買い物して、日曜日のうちにできる限り下準備を済ませ、平日は簡単作業で整うようにしてあります。

メニューを考えるときは、とにかくたんぱく質と野菜を摂取するようにしています。
炭水化物や脂質は外食やコンビニでも安価で大量摂取できますが、たんぱく質と野菜は割高だからです。

スケールメリットを意識する

「時間的にも金銭的にも、自炊はコスパが悪い」という主張をする方も結構いますが、スケールメリットが効くようにメニューを決めていけば、たとえ一人暮らしであっても省エネ低コストを実現できると思っています。例えば、
  • 保存の効く料理をまとめて作り、数日に分けて食べる
  • 同じ食材を使い回す(例:キャベツを1玉買って、複数のキャベツ料理を作る)
  • 冷凍を活用する(例:余った野菜を冷凍して味噌汁の具にする)
あたりの工夫は、簡単に取り組めます。

作り置きとレンチンメニューを組み合わせれば、10分くらいで1汁2菜までは準備できます。
同じようなメニューが何日も続くので異常独身男性っぽさが滲み出てしまいますが、コスパは優れています。

「毎日調理して、毎日違うものを食べなきゃ」という制約を外してしまえば、自炊のハードルは一気に下がるのです。

Youtubeに感謝

Youtubeには、一人暮らし生活のコツを紹介する動画がたくさんアップされています。
中でも「ブラック企業社畜」「薄給社畜」を掲げている方々の動画が特に役立つでしょう。
彼ら彼女らが披露してくれる、お金をかけずに家事を効率化していくテクニックは、まさに「省エネ」かつ「低コスト」な生活を実現する手がかりになります。

食事に関しては、筋トレ系の動画が役立ちます。
トレーニーの方々の筋肉食を真似してたんぱく質を確保しつつ、あとは野菜をたくさん食べれば良いでしょう。


2022年の婚活も一切進捗ありませんでした。
今年はようやく重い腰を上げてマッチングアプリなるものを使ってみたのですが、全く成果はありませんでした。
登録直後に40代以上の方々から多数♡が飛んできた後は全く動きがなく、こちらが♡をつけた相手からは誰からも反応されず……という状況で、課金して入手した♡を使い切った後は放置しています。
やはり田舎なので、婚活している同年代女性がそもそも枯渇している説が濃厚です。

役所にいる独身男性の諸先輩方を見ていると、35歳前後で狂っていく人が少なくありません。
30歳過ぎくらいまでは普通に良い人で「どうして結婚できないのだろう?」と思われていたのに、35歳前後で心身ともによろしくなくなってしまい、「これじゃあ結婚できなくても仕方ないわ……」という評判に堕してしまうのです。

先輩方には申し訳ないですが、僕は狂いたくありません。
明日は我が身なので、狂わないための傾向と対策を考えてみました。

フィジカル編:老化に対応する

30代になると、どこかしら身体がおかしくなってきます。
ピークを過ぎて「下り坂」に入った……という表現がまさにしっくりきます。
これが老化の始まりなのでしょう。
 
老化現象自体はどうしようもなく、少しでもペースを緩め、実害が生じないように対処するのが精一杯です。
独身者の場合、既婚者よりも生活の自由度が高く、自分の思い通りに老化対策にも取り組めます。
せっかくなのでしっかり老化対策して、独身ならではの自由を謳歌できるよう健康を維持していきたいです。
 

自炊メインの「質素な食生活」

「30代になると代謝が落ちる」とよく言われますが、これは本当です。日々実感しています。
食べたものを消費できなくなるし、そもそも食べられなくなってきます。

「燃費の低下」と「食欲の減退」、どちらが先行するかは人次第です。
前者が先に来れば、食欲が消費を上回ることになり、どんどん太っていきます。
後者が先に来れば、必要なエネルギーを食事で補いづらくなり、どんどん痩せていきます。

いずれにせよ30代になると、食事に気をつけていないと健康体からすぐに遠ざかってしまいます。
野菜とタンパク質中心の、シンプルで健康的な食事を心がける必要があるようです。

「食欲の減退」とリンクして、食の好みも変化していきます。
特に油っこいものが苦手になる人が多く、牛肉よりも鶏肉が好きになったり、コンビニ飯の油感がきつくなってきたりします。
たまに食べる分には美味しいのですが、毎日となると逆にしんどいです。

つまるところ、健康面のみならず嗜好面でも、あっさりした質素な食生活を送りたくなってくるのです。

質素な食生活ほど、外食や中食よりも自炊した方が簡単ですし安上がりです。
野菜とタンパク質は、外食やコンビニだと結構高くつきます。

自炊というとハードルが高く見えるかもしれませんが、独身男性の場合は凝ったものを作る必要はどこにもありません。
誰かに振る舞うわけではなく、あくまでも自分自身の健康のための、一汁一菜プラスアルファのシンプルな食事さえ準備できれば十分すぎます。
豪華なものが食べたくなれば外食すればいいだけです。
 




この本に出会ってから、基本的に
  • 玄米ご飯
  • たんぱく質系のおかず
  • 具沢山味噌汁
というシンプルな食生活を続けていますが、今のところ快調です。
最初は「栄養失調になるのでは?」と心配でしたが、むしろ元気です。

自炊習慣が無いゆえに外食や中食を続けていると、どんどん健康を害していきますし、昔ほどは美味しく感じられないのに高いお金を払い続けることにもなり、金銭的にも無駄です。
当面はこの一汁一菜生活を続けていこうと思います。

実はみんなやってる「ボディケア」

30代になると外見的な老化が急加速します。
よく「肌のハリがなくなる」とか「髪や爪から潤いが消える」とか「体型が崩れてファストファッションが着れなくなる」などと言われていますが、どれも本当です。
アパレル業界のポジショントークではありません。

既婚者であれば配偶者が指摘してくれるところ、独身男性には誰も指摘してくれないので、なかなか外見的な老化を自覚できません。
そのまま35歳くらいになると、年齢不詳のヤバげな人に至ってしまいます。

民間企業ほどではないにしても、地方公務員も不特定多数の視線を浴びる仕事であり、外見は重要です。
  • 風呂上がりに化粧水をつける
  • 髪はシャンプーだけでなくトリートメントもつける
程度の老化対策は徹底していこうと思います。
というか実はみんなやってますが、気恥ずかしくて話題にしないだけのようです。

大人男子の「超」清潔感ハック
宮永 えいと
KADOKAWA
2020-12-10



メンタル編:寂しさに飲み込まれないように

独身のまま30代に突入すると、一人で過ごす余暇時間が急増します。
より正確にいうと、一緒に余暇を過ごせる友人知人がどんどん減ってきて、一人で余暇を過ごさざるを得なくなります。

既婚者の場合、30代はとても忙しい時期です。
子どもがいれば子育てで忙殺されますし、子どもがいない場合は夫婦の時間を精一杯エンジョイしていることでしょう。
いずれにしても、独身者の相手をしている暇はありません。
独身者からすると、既婚者とはなかなか遊べなくなるわけです。

独身者どうしでつるむにしても、メンバーが減って固定化されてくるので、飽きが生じます。
そのため、一緒に遊ぶ頻度が自然と減っていきます。

そこで僕は一つの仮説に辿り着きました。
急増する「一人で過ごす余暇時間」を有効活用できるか否かで、30代独身生活の満足度が激変するのではないでしょうか?

僕みたいにインドア派で単独行動至上主義であれば、「一人で過ごす余暇時間」は何よりも貴重で、どれだけ増えても足りないくらいです。

しかし、社交的な人ほどこの時間に耐えられず寂しく感じるようで、ひたすら誰かとつるもうと誘いまくるせいで煙たがられて敬遠されてしまう……という悲しいケースが多発しています。
生々しい話ですが、よく新人の世話を焼いてくれていた兄貴肌の同期職員や先輩方が、どんどん拗れていって、今や厄介者扱いされているんですよね。

20代までを社交的に過ごしてきた方々にとって、「余暇時間を一人で楽しく過ごす」のは、どうやらかなり大変なようです。
独身のまま30代に突入しそうな方は、「寂しさの怪物」にならないためにも、一人で楽しめる趣味を早めに見つけておいたほうがいいと思います。
具体的には、読書や運動、料理、楽器、創作あたりでしょうか?
 
僕の場合は当面は大丈夫そうですが、いつ時間を持て余し始めるかわかりません。
今のうちから色々なことに手を出しておいて、「一人で過ごす余暇時間」を将来的にも充実させられるよう備えていこうと思います。

新たな挑戦のため、ブログ運営を縮小します

僕自身は読書オタク趣味ブログ執筆のおかげで、現在はかなり楽しい「一人の余暇時間」を過ごせています。
しかし、これらの趣味をいつまでも楽しみ続けられるとは限りません。
どんどん新しいものに触れて興味関心の幅を広げていかなかれば、いずれ狂ってしまうでしょう。

そこで、新たなチャレンジに充てる時間を捻出するため、このブログの運営を縮小したいと思っています。
これまで週一ペースで定期更新してきましたが、今後は不定期にします。

僕にとって新しい趣味を見つけることは、人生のリスクヘッジでもあります。

このまま順当(?)に過ごしていけば、独身のまま窓際コース一直線です。
40歳を迎える前に本庁から追放され、これまでよりも一層余暇時間が増えるでしょう。

独身中年の先輩方を見ていると、暇潰しのために仕事をしている人と、色々なことに取り組んでいて充実している人の二種類にくっきり分かれます。
もちろん後者のほうが人間として魅力的ですし、 本人も楽しそうです。
僕も後者の独身中年になるべく、今のうちから色々なことに手を出して、ライフワークと呼べる活動を増やしていきたいのです。

さらに最近は、勧奨退職に応じて早期リタイアするのもアリだと思い始めました。
その場合にもリタイア後に取り組むライフワークが何か必要になりそうなので、一層いろいろな新しいことにチャレンジしてみたいのです。

あとは正直、ブログのネタが枯渇してきました……
暗い話ならいくらでも書けるのですが、PVが全然伸びないんですよね。
読まれないということは、ニーズが無いのでしょう。ニーズが無いものを量産していても仕方ありません。
何より、暗い話ばかり書いていると、僕の気分も沈んできます。

新しい世界に触れてリフレッシュしつつ、今後はネタを厳選して、もっと明るくてハッピーなブログ運営を心がけていきます。




Twitterでプチバズした件について(2023.1.9追記)

この記事の一部(異常独身男性の場合は、食事は自分のために行うもの云々〜の部分)をスクショしたツイートがバズったようで、twitter 上では「食事くらい自由にさせろ」「露悪的な男性差別」等々の厳しい反応を多数いただいています。
(元ツイートに記事URLが書かれておらず、わざわざ検索して弊ブログまで辿り着いた方はあまり多くないようで、ブログ自体の炎上は免れている様子……)

当記事の趣旨はあくまでも「異常独身男性」というネットスラングの定義を試みたもので、「単独での食事」「自分のための食事」を否定する趣旨ではありません。
食事の話は「異常独身男性は単独行動志向が強い」ことを示す一例として取り上げただけです。

何しろ僕自身、ソロ食事大好き人間です。
「食べたいときに食べたいものを食べる」のが一番幸せだと思っています。
ソロ食事を否定してくる人がいるのならば、むしろ僕も一緒に抗弁したいくらいです。

とはいえ、差別的ニュアンスを含む単語を取り上げるにしては表現が甘かったのも事実で、若干修正しました。
多数の方に不快感を与えてしまったこと、大変申し訳ありません。




本日12月24日は当ブログの開設記念日です。
「クリスマスイブの暇つぶし」が当ブログの発端ということで、毎年この日に婚活報告をしているのですが……今年のクリスマスイブは忙しく、実はまだ帰宅していません。








仕事が繁忙期真っ盛りなんです……







今年も新型コロナウイルス感染症のせいで(都合の良い言い訳です)、婚活には一切進捗がありませんでした。
仕事上の付き合いも含め、新しく知り合った異性は一人もいません。

婚活報告として使えそうなネタが本当に皆無なので、今年はポエムで誤魔化します。

独身異常男性「単独行動に最適化された存在」説

インターネット上のみならず最近は一般書籍でも見かけるようになり、相当人口に膾炙してきている「異常独身男性」という単語ですが、意外にも明確な定義は無いようです。
この単語の使い手も幅広く、独身男性が自称してみたり、ミサンドリー的な文脈で登場したりもしています。

思うに、多くの人が普通の独身男性とは異質な存在である「異常独身男性」を認識しているのでしょうが、まだその特徴を言語化するには至っていないのでしょう。

「異常独身男性」の異常さは、行動原理にあると僕は思っています。
外見や性格、職業や収入のようなステータス、実家暮らしor一人暮らしのような生活形態の問題ではありません。

「異常独身男性」は「何をするにしても単独行動が前提」というのが、僕の考えです。

異常独身男性といえば、ものすごくダサい服装をしているとか、ものすごく見栄えの悪い料理を作るとか、アイドルに大金を突っ込んでいるとか、いい歳こいて親と同居している……といった「行動」を捕まえて論評されがちです。

実際、異常独身男性がたびたび奇異な行動をとっているのは事実でしょう。
ただ僕は、異常独身男性の本質は「行動」ではなく、行動に至るまでの「思考過程」だと思うのです。


例えば食事。

異常独身男性の食事は、自分のために行うものです。
好きなものを好きなだけ満喫するかもしれませんし、とにかくローコストを追求するかもしれませんし、健康志向かもしれません。
方向性はどうであれ、自分一人を満足させることが目的です。

世間一般では、食事は単なる「自分のため」のものではありません。
外食するなら「誰と行こうか」を検討しますし、自ら料理する場合は「誰かに食べてもらう」ことを考慮します。
異常独身男性には、こういう発想が希薄なのです。


結果的に生じる「行動」は、正常独身男性と異常独身男性の間で、似通うこともあります。
しかし、その「行動」に至るまでの思考過程は全然違います。

独身異常男性の思考過程は、世間的には少数派で異端です。
少なくとも家族を養う立場だったら到底維持できないものです。
当然ながら、結婚生活は単独行動ではあり得ないからです。
いったん異常独身男性的な思考過程が根付いてしまったのなら、徹底的に回心しない限り、結婚生活を送れないのです。

そして異常独身男性は、言動の節々から「単独行動前提」という異質な思考過程を滲ませます。
これが「雰囲気」となって、異常独身男性の身にまとわり付き、他者(特に異性)を遠ざけるのでしょう。

異常独身男性スタイルはコロナ禍で「活きる」けど……

地方自治体という職場は20代のうちに大半が結婚する環境で、30代独身男性はかなりの少数派です。
そしてどこか「奇妙」な存在です。

この「奇妙さ」の秘密を探り続けた結果、思考過程が違うという見解に達しました。

「単独行動前提」という思考過程は、現在のコロナ禍の中では、かなりの強みになると思います。
正常な方は会食をはじめ「濃厚接触」ありきの人生を送っていますが、異常独身男性はそもそも他者との交流に重きをおいておらず、交流が途絶えたとしても大して堪えません。

異常独身男性は、コロナ禍でもそれほどストレスを感じておらず、従前とさほど変わらない生活をしているとも言えるでしょう。

ただし、異常独身男性スタイルを維持している限り、結婚は絶望的です。
コロナ禍のせいで社交の機会が激減し、「自分は異常だ」と感じる機会、つまり更生する機会が激減してしまったせいで、むしろさらに結婚が遠ざかったとも言えるでしょう。


このブログも、僕の異常独身男性っぷりの発露だと思います。
正常独身男性であれば、単なる自己満足のためだけに、4年間もブログを書き続けたりはしないでしょう。
ブログを書くような暇があるのなら社交に充てるのが、正常者の思考です。

僕の場合、ひとりでもくもくとブログを書いてるほうが、社交よりもずっと楽しいんですよね。
こういう単独行動志向が、まさに異常独身男性なんだと思います。

暇がある限りは細々続けていたいと思っています。これからもよろしくお願いします。

おかげさまで弊ブログは3周年を迎えました。いつもありがとうございます。
今年のクリスマスイブも予定が無いので、去年に続き異常独身男性ポエムを置いておきます。

一人では生きていけない人間だった

毎年クリスマスには一年間の婚活事情を報告しているところなのですが、今年は新型コロナウイルス感染症のせいで碌に動けず、3人とお食事させていただくだけにとどまりました。
ちなみに3人とも本当にお食事のみ、解散した途端にLine即ブロックを食らったため進展はありません。何なんすかね。

「そろそろ結婚を諦めて、独身を貫く方向に転換したほうが幸せになれるのではないか。」

今年3回目のLine即ブロを食らったあたりから、そう考えるようになりました。

しかし新型コロナウイルス感染症が流行してから、この考え方は一転しました。
配偶者がいないと僕は壊れる。「欲しいか否か」ではなく「必要」なのです。

今年は仕事でもプライベートでも「公務員だから」という理由でボロクソに非難されました。
結構な数の友人知人と縁を切りました。(正確には「切られた」のほうが正しいかな?)
特に今年の春夏は、これまでの人生でも一番加害行為に晒されていて、精神的に疲弊していました。

この期間で僕は確信しました。
僕は、人間関係で食らったダメージは、人間関係でしか治癒できない。弱い人間だ。
食って寝て現実逃避すればなんとかなると思っていましたが、人間関係由来のダメージは独力では如何ともし難いことを重々理解しました。

だれかに慰めてもらったり、承認してもらったり……とにかく人によるケアが必要なのです。

人によるケアが必要。
言い換えればケアしてくれる人が必要ということでもあります。

今回僕を支えてくれたのは同僚であり両親でした。
同僚とは傷を舐め合い、両親は無条件で慰めてくれました。

残念ながら、今回助けてくれた「同僚」も「両親」ともに、いつも頼れる相手ではありません。
特に同僚が助けとなったのは偶然であり、不幸中の幸いです。
いつもこんな優しい人たちと働ける保証はどこにもありません。

両親もいずれ先に逝きます。
いつまでも頼ってはいられません。

同僚でも両親でもない誰か。
公務員という憎まれ役にも関わらず、受け入れてくれる誰か。

思い巡らせた結果、思い至ったのです。

こういう場合、一般的社会人は「配偶者」が支えになってくれているのでは?
独身だからクヨクヨ悩んでいるのでは?

もちろん、配偶者によって逆に苛まれる危険も重々承知しています。
しかし、他に選択肢が思いつきません。

幸いにも今は落ち着いているですが、いずれまた加害に晒されてダメージを蓄積する生活が始まるかもしれません。
冷静でいられる今のうちに、生活のリソースを婚活につぎ込んで大至急結婚を試みるか、人間を辞める覚悟で対人関係耐性を極めるか、決断を迫られています。

2019年までの迷わず自分なら後者を選びました。
しかし2020年の自分には、後者を選ぶ度胸がもはやありません。
独身人生のリスクを垣間見てしまいました。

弱音を吐きながらへこへこ婚活する30過ぎの男、我ながら重くてドン引きです。
しかしこれが現実……

僕の20代とは

未練だらけの大学生活

思い返せば、僕の大学生活は理不尽そのものでした。
全ての原因はサークル選びの失敗です。
OB達が私利私欲のために現役生をこき使うタイプのブラックサークルに捕まってしまい、大学3年の夏頃まで時間もお金も吸い尽くされていました。

授業にもほとんど出ず、アルバイトもせず、遊びにも行かず、ずっとサークルの雑用をこなすだけの日々。
親からの仕送りはサークルの会費に消えていきます。

さっさと辞めてしまえばよかったものの、当時はすっかり洗脳されていて、辞めるという発想がそもそも持てませんでした。
娯楽を味わう精神的余裕も無く、オタク趣味すらも遠ざかっていました。

東日本大震災が無ければ、卒業するまでずっと奴隷労働を強いられていたと思います。
OB達がサークルを支配していた理由は、自らの営利事業をローリスク・ローコストに回すためでした。
現役生のサークル費を原資に充てて資金繰りを安定させ、現役生を無償で従事させることで運営コストを抑えていたのです。

しかし震災のせいでこの事業の旨味が薄れ、夏頃にOB達が事業から手を引き、サークルにも近寄らなくなりました。
おかげでようやく健全なサークルに生まれ変われました。

ブラックサークルから解放されてからの1年半は、それなりに大学生らしく過ごせました。
とはいえ大学3年秋〜大学4年夏までの1年間は就職活動と公務員試験に費やさざるをえず、学問に触れたり交友関係を広げたり旅行したり趣味に打ち込んだり……という大学生ならではの生活は、実質最後の半年くらいしか楽しめませんでした。
 
よくよく考えてみれば、就職してからの休日の過ごし方は、大学生活終盤の日常生活そのものです。
本を読んで、アニメ・漫画を摂取して、インターネット上で駄文を書いて、ときどき旅に出て……を繰り返しています。
あくまでも自分が楽しければいい、自分本位な過ごし方です。

過去を補填するだけの社会人生活

結局のところ、僕はいまだに、無駄にした「2.5年分の大学生活」の未練に取り憑かれているんだと思います。
普通の人が大学時代の約4年間に経験している事柄を、これまで8年かけて薄く長く味わっているだけ。

普通の人はもっと先のステージ、自分本位ではなく家族や社会のため、つまり他者のために動く段階に踏み入れているのに、僕はずっと足踏みをしているのです……

現実の世界は否応なく時間が流れていきます。
僕が未練と戦っている間、普通の同世代は結婚して子どもを授かったり、社会的に重要な仕事を成し遂げたりして、さらに先に進んでいます。
いずれ「進歩のない20代を過ごした」ことが新たな未練となり、僕を苛むことでしょう。


やばいね人生。先行きが暗い。

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