キモオタク地方公務員(県庁職員)のブログ

地方公務員の人生満足度アップを目指しています。地方公務員志望者向けの記事は、カテゴリ「公務員になるまで」にまとめています。

タグ:アラサー独身

ここ3年ほど試行錯誤を続けてきたところですが、運用方針が固まってきたので一旦まとめます。
僕の考えが正解だとは思いません。アラサー独身男性の懐事情の一例としてご覧ください。

諸条件
・年収(手取り) 380万円(額面だとぎりぎり500万円に届かないくらい)
・実家暮らし、両親はまだ現役で働いている
・マイカーあり
・妻子なし

大前提:今のうちにひたすら蓄える

実家暮らしなので賃料負担ゼロ、妻子無しなので養育費ゼロということで、通常の同年代男性と比べてものすごく経済的には有利です。社会的ステータスは圧倒的に劣位していますが……

数年後には両親が定年退職して、僕の生活費負担割合が増えます。
その後は介護や医療でいろいろ出費が増えていくでしょう。
そのため今が、僕の人生において一番蓄財できる時期だと考えています。

さらに、なるべく早い時点でリスク資産を持ったほうが複利効果を長く享受できることから、資産運用の観点からも蓄財を急ぐべきとも考えています。

従って、これからの数年間がマネープランの勘所であり、迷うことなく蓄財に全力を尽くすべきだと認識しています。

基本は節約

地方公務員という職業上、残業以外の手段では収入を増やせません。
しかし僕の勤務先は残業代支払いが渋く、俗にいう生活残業は不可能です。
(不可抗力で残業せざるを得ないことが明白な場合以外は申請しない風潮)

そのため、収入を増やすという方法は採れず、支出を削るしかありません。

労働者としての自分に期待していないので役所にしがみつく

地方公務員を辞めて高収入の(又は副収入を持てる)仕事に転職するという選択肢も存在しますが、僕にとっては実現不可能なため、検討しません。

民間就活でこっぴどくやられた上、もともと身体が丈夫ではないため、役所以外のフルタイム勤務に耐えられるとは思えないためです。

【参考記事】



収支管理:総支出を基本給の半分以下に抑える

節約の目標は単純です。
年間の総支出を基本給の半分以下に抑えるよう心がけます。
2020年だと120万円以下を目指します。

毎月発生する経費(食費、ガソリン代、消耗品費など)には月別の予算(上限額)を設け、その他の経費は年間で予算を組んで、その範囲内で対応します。

自家用車は無いとダメ

節約重視とはいえ、自家用車は持ち続けます。
僻地に住んでいるためマイカーが無いと通勤に3時間以上かかる等、色々な条件を勘案した結果、マイカーを持つことが最も経済合理的という判断です。

資産運用:キャッシュ厚め・積立・高配当

節約で得た資金は全額リスク資産につっこみます。
外国株インデックスファンド投資信託への積立投資(つみたてNISA・iDeCo含む)と、高配当株・ETFへのタイミング投資が半々です。

個別株よりもインデックスファンドのほうが税制上有利なのは承知していますが、あえて個別株にも投資しています。
インデックスファンド一本だと、取り崩し時期に不況が来て評価額が激減したときに困窮してしまいます。
そうならないよう、ある程度の配当収入が入ってくる体制も構築したいです。
個別株の配当は、定期的に自動でやってくれる利益確定のようなものだと思っています。


この本を読んでから、インデックスファンドへの積立投資一本は危険だと思い始めました。





個別株のチョイスにあたっては、現在の利回りだけでなくフリーキャッシュフローも重視しています。
配当目当てのため、減配されたらおしまいです。
遠い未来のことはわかりませんが、少なくとも向こう数年間は減配されないよう、フリーキャッシュフローが潤沢かつ安定した銘柄を選びます。そのせいで米国株に偏っています。

キャッシュは600万円をキープ

無リスク資産としてキャッシュ600万円を既に蓄えています。
独身男の生活防衛資金としては多めだろうと思われますが、
  1. 僕個人の生活資金(2年分)
  2. 車が壊れた時の対応資金
  3. 万一結婚した場合、配偶者の産休明けまでに取り崩す分
を想定して、多めにキープしています。

目標は収支管理のみ

数値的な目標は、各年の節約面での目標(今年だと総支出額120万円)だけです。
総資産額や配当額には目標を設定しません。
不可抗力の要素が大きく、僕の努力や工夫はほとんど反映されないからです。

当分は目の前の目標をひたすらこなすことだけを考えていきます。


クリスマスイブの怨嗟記事から始まった本ブログ。

2周年を迎えました。


「いずれ結婚して子どもが生まれて家事が忙しくなって、ブログ書いてる暇も無くなるんだろうなー」と思いながら始めたのですが、幸か不幸かまだまだ続きます。

今年も一切進捗ありませんでした。


今年の婚活は合コンに2回参加した程度です。

戦意が無かったわけではありません。参戦すらできなかったのです。


合コンが成立しない

今年もありがたいことに、職場の同僚から何回か合コンのお誘いをいただいていたのですが、7割くらいが実現に至らずに流れました。 


流局の原因の多くは、女性側の幹事がメンバーを集められなかったため。

つまり、アラサー公務員男性は合コンする価値無しと唾棄されてしまったのです。


年齢がダメなのか?

公務員の社会的ステータスが落ちてきているのか?

世間一般の結婚意欲が落ちているのか?


いずれにせよ自分の婚活市場価値が落ちているのは確固たる事実です。


アラサー男が合コンという手法を用いることもミスマッチなのでしょう。

悪い意味でシグナリングが機能している気がします。


婚活手法の中でも、合コンはローコストかつ手軽です。

いい年こいて合コンという手段を選ぶ時点で、


  • 婚活にお金をかけられない=金遣いに難あり
  • 婚活に真剣でない=長期的関係を築くつもりなし


くらいのシグナリングはありそうです。


公務員なのにアラサーまで独身という時点でまず相当ヤバいし、そのうえ合コンしたがるってもっとヤバいでしょ……近寄らないでおこう……


くらいの感じでしょうか。



大卒未婚女性は何処へ?

未実現案件も含め、合コンの女性側は大半が高卒者でした。

びっくりするほど大卒女性とは遭遇しません。


既に皆結婚しているのか?

忙しくて婚活市場にエントリーしていないのか?

市場にはいるけどアラサー公務員とマッチングしないだけなのか?

結婚意欲が低いのか?

そもそも田舎に大卒女性がいないのか?


自分の婚活云々は別にして、人口動態の問題として興味があります。

ファイナンシャルプランナー2級試験勉強の息抜きに、田舎地方公務員のキャッシュフロー表を作ってみました。

需要がありそうな4パターンを紹介します。
<全体>
・来年(2020年)に22歳で地方公務員に就職し、36歳になるまでの試算です。

<支出>
・基本生活費は、「平成26年全国消費実態調査」のうち、「二人以上の世帯の家計収支及び貯蓄・負債に関する結果」及び「単身世帯の家計収支及び貯蓄・負債に関する結果」をベースに、端数調整しました。
・娯楽費と交際費も、同統計をベースに端数調整しました。
・結婚後の車両費は、2台分です。(夫婦1台ずつ所有する想定)
・教育費は、文部科学省「平成28年度子供の学習費調査の結果について」をベースに、端数調整しました。

<収入>
・給与額は「手取り(地域手当込)」です。
・結婚時、配偶者の預貯金150万円を算入しています。
・前年預貯金の額が100万円を超えている場合に限り、リスク資産へ分散投資しています。
・一時金として、就職祝金100万円、出産祝い30万円、入学祝い20万円を計上しています

公務員夫婦ダブルインカムの場合

2馬力


一人当たりの給与所得は大したことないものの、二人になると強い。
保険はもっと減らしてもいいかもしれません。この表では公務員にありがちな加入状況を再現してあります。
奥さんの育児休暇中はさすがに赤字になるので、その期間を乗り切るだけの蓄えは必要です。
僕の身の周りでもよく見かけるパターンです。

「第一子誕生までにある程度貯めておかないと、公務員ダブルインカムでも厳しい」という声は、職場でもよく聞きます。
生涯独身を貫くと決心しているのでなければ、就職初年から節約生活を送ったほうが無難でしょう。

公務員夫・専業主婦妻の場合


専業主婦

見事に赤字です。
「公務員夫を捕まえれば優雅な専業主婦になれる♪」なんて最近は聞きませんが、実際無理です。

車を1台減らすのは必須として、基本生活費を見直す、教育費(課外活動費)の削減も必要でしょう。
保険料を減らしにくいです。唯一の収入源である夫が倒れたら路頭に迷ってしまうので、厚めのほうが無難でしょう。

独身貴族の場合




独身貴族

序盤は収支ぎりぎりですが、4年目以降は10万円以上余ります。

僕の周囲では、30を過ぎた独身職員が急に趣味ガチ勢になるパターンをよく見かけます。
金銭的余裕が大きくなるからなのでしょう。

パラサイトシングルの場合


パラサイト


いわゆる僕みたいな奴。
一度も赤字にならずに順調に資産が積みあがっていく、唯一のパターンです。

雑感

専業主婦想定を除き、平均的な生活は難なくこなせるレベルといえるでしょう。
ただ、リッチな生活はできませんし、貯蓄するなら節約が不可欠です。

公務員ダブルインカムでも出産直後は赤字になる

一番伝えたいのがこれ。
僕の同僚からも、お子さんが生まれてから数年間は赤字だと聞いています。
今回計算してみて、やはり赤字になると確認できました。
真っ当に子育てをしたいなら、お子さんを授かるまでにしっかり貯蓄が必要です。

自家用車はやっぱりお金がかかる

「車はお金を食う」とよく言われているとおり、実際かかっています。
特に車検費が意外と大きいです。
今回は12万円で想定しましたが、もっとかかるケースも多々あります。

車を買い替えるとなると、さらに出費が膨らみます。
現金一括で買う余裕はありません。長めのローンを組まないと厳しいでしょう。

一人暮らしはお金がかかる

田舎なのに家賃「月5万円」という強気な想定で計算してます。
これは現実を鑑みての想定です。

一人暮らしをするなら職場近くを選ぶ方が多いでしょうが、役所の近くはだいたい家賃が高いです。
不動産業界に足元を見られています。
貯蓄を優先するなら、極力実家にパラサイトしたいところです。

リスク資産の税制優遇枠を使い切れない?

リスク資産への投資に興味があるなら、節約は必須です。
しっかり節約しないと、税制優遇枠(iDeCo12万円ちょい、つみたてNISA40万円)を使い切るのすら実際難しいと思って間違いないでしょう。

一番のネックは通勤費?

今回はあえて通勤費を考慮しませんでした。
公共交通機関を使うか、自家用車を使うかで、費用が大きく異なるからです。

生活残業もやむなし?

今回試算してみて、「生活残業」という言葉が一気に身近になりました。
  • 双子が誕生
  • 子ども習い事で遠征が続く
  • 親の医療介護でお金がかかる
などなど、イレギュラーな事態が発生したら、公務員ダブルインカムでも赤字です。生活残業しないと賄えません。


若いうちから節約していきましょう……

2月14日はバレンタインデー。
世間的に色恋が取沙汰される時期には、決まって自治体主催の出会いの場が催されます。
そして、僕みたいな暇な男性職員が駆り出される。
「公務員男性多数参加!」という謳い文句があると女性が集まるらしいですね。

というわけで、2月の三連休は不本意ながら官製合コン三昧でした。
結果はもちろん……

煽り画像・なんの成果も!!得られませんでした!!

僕もそろそろ30代。合コンに可能性を見出すのが間違いだと改めて痛感しました。
というか精神が持たない。
参考:(負け惜しみ)地方婚活市場の真相・アラサー非モテこじらせマンの現状

こういう不安商法とはもう手を切ります。
さらば官製合コン。さらば官製婚活。

12月はひどい値動きでした。
ボーナスで高配当株を買うぞと意気込んでいたものの、びびって手を出せないまま終わってしまいました。

基本的な考え方
田舎地方公務員の生涯賃金(僕の場合、退職金込みで1.5億くらいと思われる)では、十分に分散された個別株ポートフォリオを組めません。
そのため、
  • インデックスファンドの積立メイン
  • トッピングで高配当株(セクターが偏っても構わない)
  • キャッシュを厚めに持ってリスク低減
という方針で運用しています。

キャッシュを厚めに持つかわりに債券で運用する方向も検討中。


2018年の収入状況


2018給与


給与総額は437万円、うち手取りは350万円でした。
残業手当は350時間分です。実際の残業時間は600時間くらいでしたが……

このほか、配当収入が5万円ほどありました。

年末時点の資産状況

評価額ベースでこんな感じです。
2018末資産


日本株も米国株も、個別株はとにかく配当重視です。
銘柄は以下のとおり。
  • キヤノン
  • SUBARU
  • 大和証券
  • 三井物産
  • アルトリア・グループ
  • ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
  • ビザ(これだけ配当関係なし)
  • AT&T
JTを買おうかとも一瞬迷ったのですが、配当性向が高すぎるので止めました。

「投資信託」の大部分が、iDeCoとつみたてNISAになります。
つみたてNISAは「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)」、iDeCoは「DCニッセイ外国株式インデックス 」メインです。

「新興国債権」は上場インデックスファンド新興国債券(1566)です。
高利回りかつ株価との連動性が低いのですが、信託報酬が高め(0.5%弱)なので、あんまり増やせません。加えて、先行き不透明すぎるというリスクもあります。

スイングトレードの結果

マイナス50万円でした。
7〜8月のボックス相場で結構稼がせてもらったものの、新規上場株の暴落に巻き込まれてしまい、初めての年間マイナスです。
適当に買って、含み損が出ても握っていればいつの間にか復活してた時代が終わりそうなので、来年はやりません。
確定申告して損失を繰り越すので、来年は配当全部非課税になります。上限なしNISA状態ですね。

FXは微益

今年から始めたFXは、プラス2万円でフィニッシュです。
12月に入ってからはノーポジで放置しています。
株式市場が混乱しているのに、やたらと円安な気がするからです。

円高に傾いたときにドル円をロングしておく作戦で今年は安定しましたが、来年以降はどうなるんでしょうね……こちらも当分様子見します。

BTCは冬眠しました

いつの間にか評価額が10万円まで落ちていた仮想通貨。
当分放っておきます。

含み損は気にならない

ポートフォリオ全体で15%くらいの含み損が出ています。
信用取引で元本以上に含み損が発生した経験があるので、このくらい全然平気です。
現物ならどれだけ含み損が出ようとも構いません。

2019年は守りの姿勢で

2019年は下落基調のような気がするので、機械的なインデックス積立メインで、現金ストックも増やしていきたいと思っています。 
ポートフォリオに占める個別株の比率が高すぎるので、個別株はこれ以上増やさないつもりです。投資信託やETFメインで分散投資を進めていきたいです。

ルール1
メイン証券口座(SBI)にて年間約52万円、米国株式インデックスファンドへの積立投資(つみたてNISA、iDeCo)

ルール3
サブ証券口座(楽天)にて年間12万円、米国株式インデックスファンドへの積立投資

ルール3
メイン証券口座に25万円、サブ証券口座に年間10万円分のタイミング投資。ただし日本株は買わない

サブ口座では、「楽天VTI」と「eMaxis slim 全世界」を5千円ずつ積み立てます。

タイミング投資35万円分は、メイン証券口座ではVYMかHDV、サブ口座は米国REITのインデックス(1659)を考えています。
購入するのは、少なくとも12/25よりも5%は下げたタイミングです。
待ち続けた結果買えなくても仕方ないかなと思っています。

ちなみに、証券口座を2つに分けているのは、結婚後のへそくり用です。
職場の先輩から強く勧められて、今年から分けることにしました。結婚の予定はありませんが……

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